世間とズレちゃうのはしょうがない の商品レビュー
ズレといえばズレだろうけど、お二人の考え方を読んでいると、ズレていることもすんなり肯定できるのだろうなと思えた。人生をまだまだ楽しめる、ってヒントになりそうな一冊。
Posted by
ラジオリスナーとして追ってきて、これまでもがいてきて色々忸怩たる思いを胸に抱きつつも仕事に向き合ってきたその姿に勇気付けられてきた一ファンとして胸に残る本でした。 当然自分とは全然レベルが違う実績を残しているお二人なので同列に語るべきではないと思いつつ、自分と重ねる箇所が多く、...
ラジオリスナーとして追ってきて、これまでもがいてきて色々忸怩たる思いを胸に抱きつつも仕事に向き合ってきたその姿に勇気付けられてきた一ファンとして胸に残る本でした。 当然自分とは全然レベルが違う実績を残しているお二人なので同列に語るべきではないと思いつつ、自分と重ねる箇所が多く、自分のこれからの歩みの灯台となるような考え方、想いを一つ一つ噛み締めながら読み進めました。
Posted by
読み物としてとても面白かったです。 自分らしく生きていく上でのヒントがいっぱい書かれているように思いました。
Posted by
視野が狭くなっている状態での、世間とのズレは、自分の存在を過小評価してしまい、視野が広くなっている状態での世間とのズレは、貴重な価値観となり、強みへと変化する。その上で、養老さんが言っている、田舎と都会の二つの軸を持つ事は、世間とのズレが、人間にとって美しいものとなる。
Posted by
やっぱり養老さん好きだなあ 軸を二つ持つ、というのは個人的に考えた「世界をいくつか持つ」と同じ考えだった。 学校でのいじめに苦しんでる時は、学校にも居場所がない、家にも居場所がない(本人がいじめられているのを許している時点で良い家庭とは言えない)から、 習い事をするとか地域のコ...
やっぱり養老さん好きだなあ 軸を二つ持つ、というのは個人的に考えた「世界をいくつか持つ」と同じ考えだった。 学校でのいじめに苦しんでる時は、学校にも居場所がない、家にも居場所がない(本人がいじめられているのを許している時点で良い家庭とは言えない)から、 習い事をするとか地域のコミュニティーの何かに入るとか、祖父母に頼るとか、なんでもいいからもう一つ別の世界を持つといい。 いじめまで行かなくても、日々の生活で息苦しさを覚えたらカフェに行く、そういうサードプレイスと呼ばれるいつもとは違う場所を確保しておくことが本当に本当に大事だと思う。 私は世間とのズレをなんとか合わせようと頑張った人だから、伊集院さんに近いんだけど 養老さんはズレを合わせようともしない、ただ世間を観察していて、そんなことをアリなんだと驚いた。 東大を出ていて解剖学者なんて偉い立場にいる人が、なんで世間からズレてるの?って思ったが 死や老いること、病気が世間から外されていると読んでなるほどと思った。そこに性も入るよね。 そういう外された立場の人が世間からは除け者にされている一方、皇帝なんかのお偉い立場の人と関わりがあるっていうのは狡いなあと思う。
Posted by
田舎と都市の二元を持つことが、世間とズレて生きづらさを抱える人の助け舟になるかも、という養老さんの提示には、体験的なリアリティも田舎暮らしの実現性もない 養老さんからさ上がりを決め込んだお爺さんの戯言しか出てこない。伊集院光は立場上否定しないので、話のいく末もハッキリしない。問...
田舎と都市の二元を持つことが、世間とズレて生きづらさを抱える人の助け舟になるかも、という養老さんの提示には、体験的なリアリティも田舎暮らしの実現性もない 養老さんからさ上がりを決め込んだお爺さんの戯言しか出てこない。伊集院光は立場上否定しないので、話のいく末もハッキリしない。問答を見ても苦しい 実態の見えない世間への言及 苦しい体験と個人的な解決方法 こういう社会的な理論や体制の批判か、事例的な話があればもう少し締まるところもあるが、終始フワフワした談話にとどまる 辛い心境でタイトルをみて何かに救われたいと思って読まないように。 おすすめしない
Posted by
養老孟司さんと伊集院光さんの対談本です。 いつも聞いているピーター・バラカンさんのpodcastの番組で伊集院さんがゲスト出演したとき紹介していたので気になって手に取ってみました。 昨今の新型コロナ禍に対する日本人の行動様式を語る際、“同調圧力”とか“世間”といった言葉を目...
養老孟司さんと伊集院光さんの対談本です。 いつも聞いているピーター・バラカンさんのpodcastの番組で伊集院さんがゲスト出演したとき紹介していたので気になって手に取ってみました。 昨今の新型コロナ禍に対する日本人の行動様式を語る際、“同調圧力”とか“世間”といった言葉を目にすることが多くなりましたね。そのわが国において隠然たる影響力を持つ“世間”との折り合いのつけ方を、まさに世間とのズレを自覚している養老さん伊集院さんのお二人が語り合った本です。
Posted by
家人が好きな養老孟司。伊集院光との組み合わせは意外な気もしたけれど、なかなか面白い対談になっている。主に喋ってるのは(収録されてるのは) 伊集院光だ。見かけに寄らず(失礼)繊細な人だというのが、よくわかる。
Posted by
伊集院光と養老孟司の対談で、世間とのズレや折り合いを付けて行く生き方、空気を読むなどがテーマの本です。 対談なので、とても読みやすい文体です。 世間とズレている生き方を怖がっている伊集院さんが、養老先生から昆虫や脳の話、解剖学の話、都市化の話などを上手に引き出していて、面白いです...
伊集院光と養老孟司の対談で、世間とのズレや折り合いを付けて行く生き方、空気を読むなどがテーマの本です。 対談なので、とても読みやすい文体です。 世間とズレている生き方を怖がっている伊集院さんが、養老先生から昆虫や脳の話、解剖学の話、都市化の話などを上手に引き出していて、面白いです。
Posted by
表紙のイラストがとてもいい。 この二人の対談、とても興味深く読んだ。 「不必要なものが必要」は 普段思っている「必要な無駄」と似ている。 バカの壁と同じ、悟りに近いような感覚。
Posted by