マスカレード・ナイト の商品レビュー

東野圭吾(著者)

2023/03/29

【ネタバレあり】

マスカレードホテルの続編。
ホテルコルテシアで殺人が起こるという情報が匿名通報ダイヤルから垂れ込まれ、前回と同じメンバーがホテルで潜入捜査をする…前回の状況が特殊すぎたから続編は難しいんじゃないかなと思ってたけど、やはりちょっと無理やり感があった。
フロントクラークからコンシェルジュに昇進した山岸尚美。一人のお客さんの無理難題にここまで付き合ってくれるものなのだろうか。改めてホテルマンとは大変なお仕事だと思った。日下部のめちゃくちゃな要求は「さすがにこんなやつおらんやろ…」と思ってたら、ラストでその理由が明かされるんだけど、この非常事態中に迷惑すぎる！
今回尚美は自分の仕事で忙しくてあまり新田との連係プレーが見られず残念。尚美がラストに犯人に捕まるのも前回と同じでまたこの展開かぁと思ってしまった。
尚美はロサンゼルスに転勤してしまうのかな。さらに続編も出てるので読みたい。
映画は見てないのでキムタクビジョンは発動しないで済んでいる。今後も映画は見ないでおこうと思う。

2023/03/27

この映画は見ていなかったが、マスカレードホテルのイメージで脳内に映像や音楽が再生された！
日下部のキャラクターがよく、映画は沢村一樹が演じていると知り、映画を見ようと思った。

新田/能勢、新田/山岸それぞれの絡みが少ないことや、最初の方は強烈なキャラクターだった氏原の言動が最後の方印象が薄く。犯人の動機なども弱く、前作2作に比べ少しインパクトに欠けた。

コンシェルジュは大変すぎる。

2023/03/14

やっぱり2人の絡み好きだ～！って思わせてくれる一冊！
毎回恋心をほんのり入れているのが、自分好みで何回も読みたくなる。
1つ、また1つ、、、と伏線が張り巡らされているのがたまらないです。
「マスカレード・ゲーム」も楽しみです！

2023/02/15

マスカレードホテルシリーズ。
警察とホテル側の心情の違い、そして共通点。人との関わり方と接し方。複雑に絡む人間関係と事件との展開にハラハラ。いくつものカラクリ。

2023/02/14

ホテルマンと刑事。マスカレードホテル同様、どれが伏線なのか気にしながら読むが、前振りが多すぎて私の脳みそでは記憶しきれなかったが、その辺りの記憶は適当でも、前向きなホテルマンと、実直な刑事たちとの話は面白く、また、読む気を起こさせて、一気に読み終えてしまった。地道に頑張る人たちの個性が光る本ではあるが、それがくどくないのがなおよい。

2023/02/11

鬼滅の刃の鬼に悲しいストーリーがあるように
東野圭吾さんが書く犯人にも悲しいストーリーがあるものだった。　今回は……

[担当の刑事が薄笑いを浮かべ、妹に何といったと思う？　お嬢さん、犬に咬まれたと思って早く忘れることだ]

2023/02/01

マスカレードシリーズ3冊目。
うーん、世の中の犯罪者がみんなこんなに頭良かったら、警察が解決できる時間なんて無くなってしまう。

さすがの東野圭吾。
今回の物語も、幾つもの話のラインを見事に敷いていって、最後に超長い種明かし。
実に複雑で面白かった。
そして、いつもの松たか子とキムタクの鮮やかな活躍。
面白い。

2023/01/31

マスカレードホテルより面白かった
東野圭吾の作品は必ず伏線があるので、予想しながら読み進めるのが楽しいし、予想通りの展開の場合もあるので、物足りないときもある。
一人ひとりのキャラクター描写がわかりやすく書いてあるので混乱することもなく、読みやすい小説
読んでいて疲れないのが良い

2023/01/22

540ページの大作。出場人物も多いが非常にわかりやすく、読み返す必要もなく巧みに描かれている。映画の内容をある程度覚えていたが、映画がうまくアレンジされていて、楽しめた。また、事件と関係のない伏線も見事に回収されている。

2023/01/16

マスカレードホテルと比べてちょっと複雑だったから休み休み読みました。映画でもそうだったけど全員が怪しく見えるように前半は描写されるので、転結までが楽しい。