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そして、バトンは渡された の商品レビュー

4.3

1639件のお客様レビュー

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  2. 4つ

    554

  3. 3つ

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  4. 2つ

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2024/09/29

本屋大賞受賞作品ということで、読んでみました。 登場人物に嫌な人はいなく、イイ人ばかりです。 一つ一つの会話も面白く、言葉に説得力があります。 結末の場面は感動すること間違いなしです。 心温まる作品をありがとうございます。

Posted byブクログ

2024/09/25

映画を先に観て満足したせいか、ずっと積んであった一冊 先日「傑作はまだ」を読み、次はこれだろうと手に取った めちゃくちゃ良かった(⁠≧⁠▽⁠≦⁠) 私はこっちの方が好きだな さすが本屋大賞受賞作! 17歳の主人公・森宮優子の〝森宮〟は4つ目の苗字だ。 母親は二人、父親は三人...

映画を先に観て満足したせいか、ずっと積んであった一冊 先日「傑作はまだ」を読み、次はこれだろうと手に取った めちゃくちゃ良かった(⁠≧⁠▽⁠≦⁠) 私はこっちの方が好きだな さすが本屋大賞受賞作! 17歳の主人公・森宮優子の〝森宮〟は4つ目の苗字だ。 母親は二人、父親は三人いる。 こう聞くと「なんか複雑で可哀想」なイメージだけど、優子は全然不幸ではないのだ。 どの親たちも、たっぷりの愛情を注いでくれた。 おかげで優子はとっても良い子に育っている。 それでも、大人たちの都合で出会いと別れを繰り返し、見知らぬ大人と家族になるのには強い気持ちが必要だろう。 どこかクールで、さらっと生きているように見えるのは、苦しみや悲しみで壊れてしまわない為の防衛術か。 登場人物の中では、3人目の父親・森宮さんが私は一番好きだな。 いや、みんな良い人なんだけどね。 森宮さんは面白すぎる。 そのトボケっぷりと愛情表現に何度も吹き出した。 優子のために心を込めて作るお料理は、どれも本当に美味しそうで、森宮さんの食べっぷりも笑える。 こんな笑いを散りばめながら、ラストはもう感動の嵐。 「私が旅立つ場所も、この先戻れる場所も森宮さんのところしかないよ」 涙、涙、涙… 最高の読書時間だった。

Posted byブクログ

2024/09/24

最初は、大人たちが一人の女の子の人生、特に人格の形成時期をめちゃくちゃにして可哀想な感じがした。特に人見知りの私からしたら、親が何度も変わるとか地獄でしかない。 でも読み終わった後は、それぞれの親たちが互いに足りない部分を補足し合ってる?最高かもって思えるようになった、実際は、き...

最初は、大人たちが一人の女の子の人生、特に人格の形成時期をめちゃくちゃにして可哀想な感じがした。特に人見知りの私からしたら、親が何度も変わるとか地獄でしかない。 でも読み終わった後は、それぞれの親たちが互いに足りない部分を補足し合ってる?最高かもって思えるようになった、実際は、きっとありえないお話。

Posted byブクログ

2024/09/24

家族が変わる。それも3回も。主人公の優子には父親が3人、母親が2人いる。この情報から優子が悲しみにくれながらも逞しく成長していく物語だと想像した人は少なくないのではないだろうか。しかし優子は受け入れていく。いや、受け入れざるを得ないという方が適切なのかもしれない。しかし彼女には悲...

家族が変わる。それも3回も。主人公の優子には父親が3人、母親が2人いる。この情報から優子が悲しみにくれながらも逞しく成長していく物語だと想像した人は少なくないのではないだろうか。しかし優子は受け入れていく。いや、受け入れざるを得ないという方が適切なのかもしれない。しかし彼女には悲観さがなく、その時々を全力で生きていく。 (血、金、心それぞれの親の愛の形は異なる。ダガソレハ「比べるまでもない」のである) 本書には様々なキャラクターが登場するがその誰もが魅力的だ。こういう本を読み終えた時私は人間の豊かさを感じる。

Posted byブクログ

2024/09/22

私は親が離婚するという経験をしたことがない。 日本としてはどうか。 約35%という日本の夫婦離婚率のデータが厚労省のページから確認できた。(2019年) 意外と多いことがわかる。 その中に子供がいた夫婦がどの程度いたのかは分からないが、上記の計算だと30人のクラスで9人は離婚して...

私は親が離婚するという経験をしたことがない。 日本としてはどうか。 約35%という日本の夫婦離婚率のデータが厚労省のページから確認できた。(2019年) 意外と多いことがわかる。 その中に子供がいた夫婦がどの程度いたのかは分からないが、上記の計算だと30人のクラスで9人は離婚している計算だ。 あまり自分は離婚を親がした時のその子供の気持ちが分からないのだが、想像としては悲しい•寂しいと言う気持ちがある。 でもこの本に登場する主人公は強く、悲しいと言う気持ちを特に感じていないように見受けられる。 主人公なりの家族の形を形成していた。 血が繋がっているから家族ではない。 心のつながりが家族の形成に必要なんだと感じた。 最近、夫婦別姓の考えも強まってきているため、 家族の在り方について柔軟に考えていきたい。

Posted byブクログ

2024/09/27
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

それぞれの親が主人公に対して深く愛情を持っており、家族の優しさを感じられる本だった。 個人的には森宮さんが推しだった。東大出身でエリートなのに言動が面白おかしくて笑ってしまった。主人公の悩みに対しての相談の乗り方も独特だった。

Posted byブクログ

2024/09/20

親が何回も変わった女の子の話。 恵まれているよなと思う。梨花さんが行動力がある。自分の大事なものがあると強くなれるのかな。

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2024/09/18

様々な形の家族愛に触れることができ、そのすべてを美しいと感じた。読み終えた後に改めてこの題名の素晴らしさに気付かされた。

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2024/09/17

3人の父親と2人の母親を持ち、苗字が4回変わった女の子が巣立つまでの成長物語。 複雑な家庭環境ながらも主人公が身を置く環境はいつも愛に溢れていて、5人の親達が時に静かに、時に大胆に注ぐ全力の愛情に胸が熱くなる。 穏やかな日々の中にはいつも美味しそうに食卓を囲む場面が描かれていて...

3人の父親と2人の母親を持ち、苗字が4回変わった女の子が巣立つまでの成長物語。 複雑な家庭環境ながらも主人公が身を置く環境はいつも愛に溢れていて、5人の親達が時に静かに、時に大胆に注ぐ全力の愛情に胸が熱くなる。 穏やかな日々の中にはいつも美味しそうに食卓を囲む場面が描かれていて、「食べることは生きること」だと感じさせられる。 不器用な親たちが繋ぐ「家族」「親子」のバトンが辿り着いた先が優しさに包まれていて、あたたかな読後感だった。

Posted byブクログ

2024/09/15

いい人しかでてこない素敵なお話でした。愛が詰まってる感じがします。 読後感がいいので、こうゆう本すごく好きです。愛を注げる対象がいるってすごく幸せですよね。

Posted byブクログ