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骨を弔う の商品レビュー

3.6

20件のお客様レビュー

  1. 5つ

    3

  2. 4つ

    8

  3. 3つ

    7

  4. 2つ

    2

  5. 1つ

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2022/09/18

うーん。 なぜか感情移入しずらかったかも。人物ごとに章に分かれてるので読みやすいと思うが、なんとなく進まなかった…

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2023/03/30

小学生の時の悪ふざけで骨格標本を埋めた‥それはホントに骨格標本だったのか?ラストはまた意外な展開になって‥楽しく読めました。

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2022/04/24

" [..] それでええ、と答えた。「真実が人を助けるとは限らん」" なんか重いな、、と途中思いながら、結局最後まで読み終えました。

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2022/01/08

小学生のイタズラかと思いきや大きな展開へ繋がっていく。大まかなストーリーは予測できるものの面白い作品だった。それぞれが罪を抱えており、過去のしがらみから逃れようとしているのが、人間らしくていいと思う。

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2021/08/29

購入済み 2021.08.29.読了 骨を埋めたところからのスタートですから、まあ殺人事件なんだろうなーと思うわけです。 もう前半のほうできっとこんなストーリーだろうなとはっきりとした予測がつきます。 しかしながらつまらないわけでもなく、宇佐美氏は文章がほんとにうまいなぁ。と感...

購入済み 2021.08.29.読了 骨を埋めたところからのスタートですから、まあ殺人事件なんだろうなーと思うわけです。 もう前半のほうできっとこんなストーリーだろうなとはっきりとした予測がつきます。 しかしながらつまらないわけでもなく、宇佐美氏は文章がほんとにうまいなぁ。と感心しながらズンズン読み進めていきました。 すっごく面白いとはなりません。何しろ予測がついてしまいますから。(笑) でも、そんなことよりなにより最終章でこうなるとは。。。。興醒めでございました。 なんか最初の方で文中に宇佐美まことという単語が出てきた段階でなんか安っぽいとは思ってしまいましたが。 これまで読んだ宇佐美作品の中では最下位となります。もう一度申しますが、何しろ星3つですから、 つまらない訳ではないのです。 少しの退屈と少しの興醒めで星3つ。

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2021/08/04

自分好みのミステリーでした。ある事件に関わりながら人間としての成長や変化を描く作品。しかも作中に作者本人がそのまま作家として堂々と登場するところが新しくて面白かったです。誰もが持ってるであろう子供の時の小さな秘密を読者自身も思い出しながら楽しめる作品です。読後感も後味悪くなくてホ...

自分好みのミステリーでした。ある事件に関わりながら人間としての成長や変化を描く作品。しかも作中に作者本人がそのまま作家として堂々と登場するところが新しくて面白かったです。誰もが持ってるであろう子供の時の小さな秘密を読者自身も思い出しながら楽しめる作品です。読後感も後味悪くなくてホッとした感じがいいですね〜。でもやっぱり殺人の証拠隠滅を手伝ったのはダメですけどね。それは小説ってことで。

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2021/01/16
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

仲間と埋めた骨格標本の骨の真実を追い求める、かつて小学生だった男女たち。苦い過去を抱えひっそり生きる者、都会で忙しく日々を送る者、辛い結婚生活を耐える者、家族を失い時間が止まってしまった者…それぞれ歩んできた道が再び交わり、徐々に解けていく骨の謎にすっかり没頭。 最終章はあっと驚いて作者のしかけに興奮のゾクゾクが止まなかった。評価が大きく割れそうな結末だが、めくるめくミステリーと幾多の層をなした人間の姿にお腹の底から満足感が湧き上がる。 縁と大小の奇跡は人生を廻す歯車、自分もその醍醐味を感じて生きていきたい。

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2020/08/28

恐るべし小学五年生.仲の良い5人で30年前骨格標本を埋めたはずが人骨を埋めたのでは?という疑問に囚われた豊は,その時の友人を訪ねて問いかける.1枚の新聞記事が発端となり,記憶を重ねるごとに一つの事件が浮かび上がる.明らかになってくる真実と,過去と向き合うことで現在の行き詰まった生...

恐るべし小学五年生.仲の良い5人で30年前骨格標本を埋めたはずが人骨を埋めたのでは?という疑問に囚われた豊は,その時の友人を訪ねて問いかける.1枚の新聞記事が発端となり,記憶を重ねるごとに一つの事件が浮かび上がる.明らかになってくる真実と,過去と向き合うことで現在の行き詰まった生活をそれぞれのメンバーが改め新しい1歩を踏み出していく.もちろん悪いところも暴かれるがそれ以上に明るい空が見えてくるような,人間の良き心を信じれる物語だった.

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2020/08/26

子供の頃に起きた事件を、大人になった男女4人が回想していき、 真実を導き出していく。 この方が描くドンヨリとした雰囲気、好きだなぁ。 最後の最後にメタ的驚きがありプチビックリ。 割とありきたりな仕掛けで、賛否両論ありそうだが 私はアリ。 作者はずっと男性だと思っていたけれど...

子供の頃に起きた事件を、大人になった男女4人が回想していき、 真実を導き出していく。 この方が描くドンヨリとした雰囲気、好きだなぁ。 最後の最後にメタ的驚きがありプチビックリ。 割とありきたりな仕掛けで、賛否両論ありそうだが 私はアリ。 作者はずっと男性だと思っていたけれど女性なのかも!?

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2020/07/28
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

小学生の頃、いけ好かない教師を困らせてやるつもりで、学校から盗み出した骨格標本を山中に埋めた子どもたち。30年後の新聞記事を見て、あれは骨格標本などではなく、本物の骨だったのではと当時のことを振り返る。 強く興味を惹かれた出だしだったのに、話中に著者の名前が出てきてシラける。面白いと評判の作家という扱いで、愛嬌とみなすべきなのでしょうが、どうにもそうは思えず。名前が出てくるたびにちょっぴりゲンナリしていたのですけれど。 そうか、これはこの名前でなければ駄目だったのか。そもそもがこの名前を使って何か書こうという遊び心から始まったのかしらんと思います。驚いたのは驚いた。面白かったことは面白かった。でも、こういう芸風の作家ではないと思うので、謙虚な日本人としては(笑)やはり自身を人気作家として登場させるのはちょっとどうだか。 と、文句を言ってみましたが、読後感は良し。幼なじみはいいもんだ。

Posted byブクログ