シャーロック伯父さん の商品レビュー
昔、検事だったアンクル・ジョージと甥っ子ジョーイ、セッター犬ティミーが紡ぎ出す、ミステリ短編集。舞台は1950年代のアメリカ、片田舎レイクビューの町が舞台。ジョーイはもちろん賢い子だけど、活躍するのは大人たち(ほぼジョージ)。「レイクビューの怪物」が1番面白かった。最後の中編「我...
昔、検事だったアンクル・ジョージと甥っ子ジョーイ、セッター犬ティミーが紡ぎ出す、ミステリ短編集。舞台は1950年代のアメリカ、片田舎レイクビューの町が舞台。ジョーイはもちろん賢い子だけど、活躍するのは大人たち(ほぼジョージ)。「レイクビューの怪物」が1番面白かった。最後の中編「我々が殺す番」は序盤までは面白かったが、最後は運に助けられたような気もする。 もうちょっとジョーイの活躍があればなあ。
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憲法と神と愛犬の嗅覚を絶対的に信じるアンクル・ジョージ。法廷で探偵小説論を繰り広げるシーンが気に入った。我が子を理不尽に奪われた女性が、よその子を危険にさらすことに耐えられる筈がないということを、犯人は知るべきだった。本物のホームズは都会派だが、こちらは森のホームズ。
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ホームズは全然関係なく釣りタイトルか…と思ったら、隠れた名作でした。子供が準主役だし、児童書としてもよいかと。
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事件起きるし、犯人探しもあるけれど、もはや児童文学に思えます。ドギツい事件起こりまくりのミステリーばかり読んでるのでとても牧歌的に見えます。ただ、青少年にはこういう作品を読んでこっちの世界に入ってきてほしいですね!楽しいですよ!アンクルジョージとジョーイの関係がほのぼのしてます。
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