父さんが帰らない町で の商品レビュー
まるでもともとの原作があって映画化のためにお話を集約した作品のようだった。描かれていないところが結構多い。
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雑誌「こどもとしょかん」の新刊案内で知って、図書館で借りた。 1922年、夏。 アメリカ、テキサス州ランズデール。 12歳のウェイドと兄さんの15歳のジョーは、母さんと一緒に暮らしている。 父さんは戦争に行って5年たつが、帰ってこない。 ある日、町にカーニバルがやってきた。 こわかったです。 こんなに薄い134ページの本なのに不気味。 空想屋のジェイドがカーニバルの〈恐怖の館〉でみた「最後の兵士」の描写と夢か現かわからないような夜のできごと。 それだけ狂気に、真に迫っているとも言えるかも知れません。
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第一次大戦後のテキサスの田舎町。12歳のウェイドと兄ジョーの父親は兵士として戦争へいったが、戦争が終わっても帰って来なかった。暑い夏、町へやって来たカーニバルの恐怖の館で見た最後の兵士の人形が頭から離れなくなったウェイド。町の嫌われものケイレブとサニーへの復讐をたくらむジョーの行...
第一次大戦後のテキサスの田舎町。12歳のウェイドと兄ジョーの父親は兵士として戦争へいったが、戦争が終わっても帰って来なかった。暑い夏、町へやって来たカーニバルの恐怖の館で見た最後の兵士の人形が頭から離れなくなったウェイド。町の嫌われものケイレブとサニーへの復讐をたくらむジョーの行動を軸に嵐の夜を迎える。 徹底した暴力にちょっと辟易。この短さのなかで描くストーリーとしては、少し難があるのでは?いくつくらいの子どもを念頭にしているのだろうか?
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