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豊田章男 の商品レビュー

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2021/08/17

ジャーナリストの著者がトヨタ社長の豊田章男氏の半生や社長就任時の功績や苦悩などの内面を多くの取材から迫った一冊。 時価総額25兆円にのぼる日本を代表する自動車メーカーであるトヨタを率いる豊田章男氏が2009年に社長に就任してから現在に至るまでの手腕や豊田家とトヨタに対しての考え...

ジャーナリストの著者がトヨタ社長の豊田章男氏の半生や社長就任時の功績や苦悩などの内面を多くの取材から迫った一冊。 時価総額25兆円にのぼる日本を代表する自動車メーカーであるトヨタを率いる豊田章男氏が2009年に社長に就任してから現在に至るまでの手腕や豊田家とトヨタに対しての考えや自動車に対する想いなど氏のメディアではわからない裏側を本書でたっぷりと知ることができました。 若き社員時代に幾多のぶつかり合いの中で結果を上げてきたことやドライバーのモリゾウと経営者豊田章男の2つによってバランスが取れていること、経営の信条を豊田綱領の精神に基づいていることなど人間豊田章男を知ることができました。 また、イチロー氏との対談にある負け嫌いやトップクラスの舞台で世界を相手にもの同士だからこそ共鳴するものがあることも感じました。 リーマンショック下でのトップ交代からアメリカでの大規模リコール問題での公聴会や東日本大震災など苦難の時期を経て原価低減とTPSのトヨタにとって生命線といえる2つを徹底したことなど経営者としての手腕やそこに対する氏の想いも書かれていました。 また、台数だけが右肩上がりで伸びていた時にリーマンショックで打撃を受けた経営を立て直し、世界販売1000万台の大台を突破しても慢心することなく着実に地に足をつける姿勢には凄みを感じました。 ホッケーで育まれた何事もやってみるという知的体育会系の精神やあらゆる場面でサプライズを仕掛けることやなんでも新しいものにチャレンジする姿勢や豊田家に生まれたものとしての宿命や父や祖父に対する想いなど氏の人となりも知ることもできました。 生産規模が10分の1ほど違うマツダとの業務提携や後継者問題やモビリティカンパニーへと変わる脱クルマの第二変革期を迎えていることなどこれからの同社の未来についても知ることもできました。 CASEと言われるEVや自動運転など今までの車から更なる発展が求められる今、車が移動するだけじゃないサービスを提供する企業として今後どのように発展していくのか期待するとともに創業家からまたサラリーマン社長に戻るであろう次の社長に氏がどのように継承していくのかも気になる一冊でした。

Posted byブクログ

2021/06/14

豊田章男という人物 豊田家に生まれた使命 今のトヨタがどのように変化し これからどのように進んでいくのか

Posted byブクログ

2021/06/12

これまでの実績に甘えず、未来のことを考え続けているからこそ、日本のトップ企業なのだと感じた。 TOYOTAのトップになることのプレッシャーは自分には想像できない。

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2021/06/07

章男社長とモリゾウとTOYOTAが好きになる一冊。TOYOTAでも内情は厳しくて、それに対して常にやってみる精神と負け嫌いで立ち向かう社長の姿勢に勇気をもらいました。

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2021/06/05

豊田章男さんの社長としての責任感の成長と強さを感じた。そして、トヨタは、社長は、どうあるべきか、何を目指すのかを明確にして、社内はもちろん、社外にも強く示していく姿勢に凄さを感じた。 琴線に触れる言葉や大切な考え方だと思ったことなど。以下、引用。 「百忍千鍛事遂全(ひゃくにん...

豊田章男さんの社長としての責任感の成長と強さを感じた。そして、トヨタは、社長は、どうあるべきか、何を目指すのかを明確にして、社内はもちろん、社外にも強く示していく姿勢に凄さを感じた。 琴線に触れる言葉や大切な考え方だと思ったことなど。以下、引用。 「百忍千鍛事遂全(ひゃくにんせんたんことついにまっとうす)」 「イチローさんと出会ってから、負け嫌いという言葉をずっと使っています」 負けず嫌いではなく、負け嫌いとは、もとはイチローの言葉だ。「負けたことがないのに嫌い」な負けず嫌いではなく、「負けて、その悔しさを知っているから嫌い」なのが負け嫌いだと、イチローは言う。章男はその言葉を借り、いまや、さまざまな場面で「負け嫌い」と口にする。 社長の仕事は「決めることと責任を取ること」 「一日一回は、大きな声を出して笑おうよ」 「トヨタの中でどんな変化が起きているのか。トップは何を考え、何をしようとしているのか。ファクトや数値を超えた"思いや体温"のようなものも含めて、さらけ出していかなければ、一緒に闘う仲間と一枚岩になれないと思っています」 「1度、やってみようよ。やってみて失敗したら、それはそれでいいじゃないか」 他にもまだまだある。

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2021/05/09

チームとは、という話が非常に印象的だった。 味方でもあるし敵でもあるという。 まさにその通りだと思うし、これからのVUCA時代を生き抜くにはそうあるべきだと思った。 どんなに小さな組織でもリーダーたる人は読むべき一冊。

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2021/07/16

豊田章男の思考ルーティーン、生い立ち、現況がバランスよくまとめられている。 流石に片山修の仕事なだけことはある。 「社長は目的遂行意識がめちゃくちゃ強い。頭の中には目的に向けて今やらなくてはならないことと、やってはいけないことの2つしかない。」 この台詞が印象的。

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2021/06/10

☑︎"安心して長く走れるクルマこそ、結局は、速く走ることにつながる。" ☑︎徹底した現地現物主義。 ☑︎短期的な利益を追うのではなく、長期的な目線で長く緩やかな持続的成長を図る。 ☑︎"過去の延長線上にトヨタの未来はない。"

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2021/03/19

御曹司、社長であるからこその苦労がわかった。 管理する立場になっても現場現物を大事にする精神は大切だと思った。他人から相談してもらえるスキルを身につけたい。

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2021/02/11

同期に貸してもらった本。雲の上の人っていうイメージしかなかった豊田章男さんが少し身近な存在に感じられる一冊。早速Instagramでフォローしてしまうほど、人として魅力的な部分が沢山書いてある本で、勉強になりました。 【なるほど!そうだよな!と思ったフレーズ】 トヨタは、どこの...

同期に貸してもらった本。雲の上の人っていうイメージしかなかった豊田章男さんが少し身近な存在に感じられる一冊。早速Instagramでフォローしてしまうほど、人として魅力的な部分が沢山書いてある本で、勉強になりました。 【なるほど!そうだよな!と思ったフレーズ】 トヨタは、どこの部品メーカーとも付き合います。皆さんも、どこのメーカーとも付き合ってください。そのうえで、トヨタと仕事がしたいと思ってもらえる会社になるように、われわれは変革していきたい。量が出るからという理由ではなく、一緒に未来を作れそうだ、トヨタならチャレンジができるという理由で、トヨタを選んで頂きたい。 トヨタの看板がなくても、外で勝負できるプロを目指してください。私たちマネジメントは、プロになり、どこでも戦える実力をつけた皆さんに、それでもトヨタで働きたいと心から思ってもらえる環境を作り上げていくために努力します。

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