透明な夜の香り の商品レビュー
暗い話しとかなとかなと⁈(始めは暗かった) 読んでたけど ハーブの紅茶の香りや、お菓子は手作りスコーン、手入れされてる薔薇の花の香りが漂って来そうな小説 調香師のお仕事のお手伝いで事件解決したり 登場人物の家庭の気持ちに寄り添ったり。 7章あって続いてる。 盛り沢山で良かった。...
暗い話しとかなとかなと⁈(始めは暗かった) 読んでたけど ハーブの紅茶の香りや、お菓子は手作りスコーン、手入れされてる薔薇の花の香りが漂って来そうな小説 調香師のお仕事のお手伝いで事件解決したり 登場人物の家庭の気持ちに寄り添ったり。 7章あって続いてる。 盛り沢山で良かった。 続編あるみたいで是非読みます!!
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音がしない静かな物語だった。 印象に残るのは鮮やかな色と、繊細な香り。 天才調香師と心を閉ざした女性の物語。 二人の微妙な距離感が危うさが好き。
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調香師という フレーズに惹かれて購入。 香りに異常に取り憑かれる人 そして望み通りの香りを つくる謎多き調香師。 読み進めていくと 調香師にもまた香りへの 異常ともいえる執着が 見え隠れしていて どんどん読み進めてしまいました。 読み切ったら自分にも 香りにこだわりがあるのか...
調香師という フレーズに惹かれて購入。 香りに異常に取り憑かれる人 そして望み通りの香りを つくる謎多き調香師。 読み進めていくと 調香師にもまた香りへの 異常ともいえる執着が 見え隠れしていて どんどん読み進めてしまいました。 読み切ったら自分にも 香りにこだわりがあるのかなと 考えてしまう一冊でした
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天才調香師のお話。 静かで、とてもひっそりと、墨絵で描かれたような世界。 そこに、ぽつ、ぽつ、と季節の草木が彩りをのぞかせ、日々の料理が温度を感じさせる。 口に含んだボンボンを舌の上で溶かして楽しむように、少しずつ、少しずつ読み進めたくなる。そんな作品。 『---香りは...
天才調香師のお話。 静かで、とてもひっそりと、墨絵で描かれたような世界。 そこに、ぽつ、ぽつ、と季節の草木が彩りをのぞかせ、日々の料理が温度を感じさせる。 口に含んだボンボンを舌の上で溶かして楽しむように、少しずつ、少しずつ読み進めたくなる。そんな作品。 『---香りは脳の海馬に直接届いて、永遠に記憶される けれど、その永遠には誰も気づかない。そのひきだしとなる香りに再び出会うまでは。』(p219) 『「嗅げば、募る。鮮烈な記憶は人を狂わせる。彼女は秘密を抱く覚悟がなかったんだ」 お腹をすかせた子供に菓子の焼ける匂いを嗅がせるようなものだ。もし、その菓子が目の前にあったらどうする。覚悟がなければ、我慢できるわけがない。』(p67) 濃密な思い出を手繰り寄せることがある。ごく、たまに。 行った場所、見た顔、話した言葉。これらは記した物や残した画像、インターネットに浮かぶ地図などで好きなときにたどれてしまう。 では、匂いはどうだ?自由気ままに感じることはできない。 でも、それでいい。 甘美な思い出はそのまま触れないほうがいい。パンドラの箱は開けないほうがいいのだ。自分を抑止できる自信などない。 脳内配役は、 小川朔は坂口健太郎で。透明感と掴みどころのない雰囲気が合う。 新城は北村一輝。ガチャガチャした粗野な所作で人間臭い役が上手い。 実写化するなら年齢がずれてしまうので次点で柳楽優弥かな。 一香は、うーん、ちょっと違うかなと迷いながらも門脇麦あたりで読みました。
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p35 月の見えない夜のことを朔とか新月と呼ぶ p62 彼女のふるまいは、自分の作った物語に生きている人間のそれだったのか p79 香りは永遠に記憶される p219 香りは脳の海馬に直接届いて、永遠に記憶される p242 執着と愛着の違い 相手が嫌がっても話さないのが...
p35 月の見えない夜のことを朔とか新月と呼ぶ p62 彼女のふるまいは、自分の作った物語に生きている人間のそれだったのか p79 香りは永遠に記憶される p219 香りは脳の海馬に直接届いて、永遠に記憶される p242 執着と愛着の違い 相手が嫌がっても話さないのが執着 執着はもう自分しか見えなくなっている状態
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卓越した能力のために生きにくい調香師の男性と彼に雇われた過去に闇がある女性のお話。 全体的にライトノベルのような。。
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『新城のただでさえ低い集中力が途切れますので』とか言えちゃう朔と新城の関係性が良かった。香りが思いがけない記憶を呼び起こすことって、確かにあるよね。
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『赤い月の香り』の前にあたる物語ね。一香との関係性がわかる。馴染んで仕事も上手くこなしている感じだったのに、変化が怖いために関係性を壊すって。勿体無いような気がする。
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官能的だった。 穏やかで静かで、でもとても刺激的だった。 薔薇のジャム 苺とミントのスープ 手作りケチャップ キャロットケーキ どれもこれも美味しそう。 たべてみたいなー、嗅いでみたいなーって思う。 フェロモンは気づいて欲しいっていうにおい。
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香りが人にもたらす素敵な影響と一歩間違えた時の恐ろしさが同時に描かれていました。 植物や料理、名前のある香りから、一香が避けてきたような、名前はないけど誰しも嗅いだことがある香りまで、文字だけで手に取るように伝わってきました。 「香りは記憶と結びついて永遠を生み出す」良くも悪く...
香りが人にもたらす素敵な影響と一歩間違えた時の恐ろしさが同時に描かれていました。 植物や料理、名前のある香りから、一香が避けてきたような、名前はないけど誰しも嗅いだことがある香りまで、文字だけで手に取るように伝わってきました。 「香りは記憶と結びついて永遠を生み出す」良くも悪くもその通りだなぁと。 主人公たちも好きだけれど、新城と源さんの存在が安心感があってすごく好きでした。
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