できる研究者のプレゼン術 の商品レビュー

ジョナサン・シュワビッシュ(著者),小川浩一(訳者),高橋佑磨,片山なつ

2022/11/24

プレゼン改善のための論文集。本書は研究発表におけるプレゼンで横行している悪い慣習を指摘し、それを改善する方法を論じている。各セクションがまるで論文のような文調になっているため、論文集を読んでいるかのような感覚になる。ただ、本文の主張は正しいものの、説明が冗長だし説得力に欠ける。また、スライドの提案についてはデザインへの言及があるものの、図示されているスライド案のデザインが洗練されていないし、書物の紙面全体もデザイン性が低くて読みにくい。個人的には本書は多くの人にお勧めできる内容ではない。

2020/08/30

プレゼンの準備と並行して読んだ。カラーパレットとフォントの選び方、レイヤー化アプローチが参考になった。