MMTとケインズ経済学 の商品レビュー
一応頭に入れておかないとな、ということで借りた。面白い。 そもそもケインズ経済学に至るまでの歴史と、そこからの発展の歴史。その上でMMTがどのような主張の上に成り立っているか。実経済に適用しようとするとどのような課題があるのか。 とりあえずわかったことは、インボイス反対派がカジ...
一応頭に入れておかないとな、ということで借りた。面白い。 そもそもケインズ経済学に至るまでの歴史と、そこからの発展の歴史。その上でMMTがどのような主張の上に成り立っているか。実経済に適用しようとするとどのような課題があるのか。 とりあえずわかったことは、インボイス反対派がカジュアルに主張しているような「税は財源じゃないから!(だから消費税は無くせ)」という単純な話じゃないということだ。耳障りの良いところだけ掻い摘んで使うのほんとやめたほうが良い。
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Audible。MMTについて知りたくて。必要なときには国債を発行して資金調達…。ただしもちろん、いつでもそれをして良いわけではない。その「必要なとき」の見極めが難しいのではないだろうか。見極めることができたとして、MMTの方法でうまく社会がまわる…?まだ、私にはわからない。引き...
Audible。MMTについて知りたくて。必要なときには国債を発行して資金調達…。ただしもちろん、いつでもそれをして良いわけではない。その「必要なとき」の見極めが難しいのではないだろうか。見極めることができたとして、MMTの方法でうまく社会がまわる…?まだ、私にはわからない。引き続き情報収集。もっと根本(?)のケインズやマルクスを読むのを先にしたい。
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永濱さんの説明は、いつもシンプルでわかりやすい! アダムスミスの国富論は、労働価値説。労働価値を高めるためには、設備投資や資本の蓄積が必要。自由競争が原則。需要と供給で価格が決まる「見えざる手」。政府は何もしない!がベスト。 しかし、1929年の世界恐慌、失業者の負のスパイラル...
永濱さんの説明は、いつもシンプルでわかりやすい! アダムスミスの国富論は、労働価値説。労働価値を高めるためには、設備投資や資本の蓄積が必要。自由競争が原則。需要と供給で価格が決まる「見えざる手」。政府は何もしない!がベスト。 しかし、1929年の世界恐慌、失業者の負のスパイラルを解決できなかった。 そこで、ケインズの有効需要の原理が生まれた。2本の柱は、乗数理論と、流動性選好説。 乗数理論は、一度の投資でどれだけ多くの波及効果を生めるか。公共事業が良い例。工事発注、購買、給与支払い、、、良い循環。 流動性選好は、お金の使いやすさに応じて、利子が発生する話。 結果、世界恐慌の対策は、金融、財政政策となった。 MMTのスタンスは、自国通貨を発行する政府は財源を気にすることなく財政出動ができる。注意すべきはインフレのみ!インフレは税負担の操作で調節できる!中央銀行は利子率を適当に固定して同調し、貨幣を必要に応じて供給するだけで良い!
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現代貨幣理論が120分でわかる と書いてありますが、実際はアベノミクスの功罪が120分でわかる でした。 著者の得意分野なのでしょう。 MMTに関しては良いところ、悪いところあるけど、日本に当てはめると使えるところは利用しようぜ!みたいな感じです。 最後に財政に関して指摘して...
現代貨幣理論が120分でわかる と書いてありますが、実際はアベノミクスの功罪が120分でわかる でした。 著者の得意分野なのでしょう。 MMTに関しては良いところ、悪いところあるけど、日本に当てはめると使えるところは利用しようぜ!みたいな感じです。 最後に財政に関して指摘してますが、MMTは際限なく財政支出できるけど、そんなんあかんよ と書いてましたが、MMTはそんなこと主張してないし、著者は前半ではそんな言い方してなかったのにどうしちゃったんだろうと思いました。
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