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今日も町の隅で の商品レビュー

3.7

38件のお客様レビュー

  1. 5つ

    4

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  3. 3つ

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2022/04/13

みつばの郵便屋さんでも出てきた会社やお店も登場してなんだかほっこりする。 上手くいかないのかなと思ったらとてもほっこりして、上手くいきそうと思ったら少し切なくて、さりげなく裏切られるお話たちでした。どの話も短すぎず長すぎずで好きな長さでした。

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2022/03/23

みつば市を舞台に温かい人間模様が描かれている短編集です。どれもいいお話でしたが冬の女子部長が好きです。

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2022/02/20
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

本当に町の隅で起こっていそうなことのオムニバス。読んだ後にはほんの少し口角が上がる。人生の切り取り方が上手い。 天使と悪魔のシネマでも出てきたヒポコンのつながりもあった。そしてほとんどみつば市での物語。小野寺さんは小説のために街を所有しているのかもしれない。

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2021/12/31

オムニバス、 誰かが誰かとであったり 誰かが1歩踏み出したり 気づきがあったりほんの一瞬の出来事かもしれない でも明日は違う。 他人から見たら取るに足らないことかも けれども昨日とはもう違う。 中でも、 *小説家を目指し、投稿を続ける主人公、 *レジ打ちパートの主人公、...

オムニバス、 誰かが誰かとであったり 誰かが1歩踏み出したり 気づきがあったりほんの一瞬の出来事かもしれない でも明日は違う。 他人から見たら取るに足らないことかも けれども昨日とはもう違う。 中でも、 *小説家を目指し、投稿を続ける主人公、 *レジ打ちパートの主人公、 *たまたま、その電車を乗り過ごした主人公の話が印象に残りました。

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2021/11/04

ある町の片隅でおきるちょっとしたドラマが描かれた短編集。 登場人物の離婚率が高い。 十キロ空走る 以外はフフッと微笑みがもれる読後感。 個人的には 君を待つ が愛に溢れていて好き。

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2021/09/08

ある町に住む人たちの日常を描いた短編集。住んでいる町が同じなだけで、各ストーリーの登場人物たちは関わりがない。 ミステリーもロマンスものアドベンチャーもない、普通の日常。でも、登場人物たちにとっては、人生の節目となるような、いつまでも記憶に残るような出来事。それも、誰にでも起こる...

ある町に住む人たちの日常を描いた短編集。住んでいる町が同じなだけで、各ストーリーの登場人物たちは関わりがない。 ミステリーもロマンスものアドベンチャーもない、普通の日常。でも、登場人物たちにとっては、人生の節目となるような、いつまでも記憶に残るような出来事。それも、誰にでも起こるような出来事。 ほんわか温かい気持ちになったり、ほろ苦くて切ない気持ちになったりするストーリーだった。

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2021/08/28

みつば市に住む人々の「日常」の人間関係を掬い上げ、相手を想い少し視点を変えて、ハッピーに導く10短編集 高校野球の応援で煩いヤジオだと思っていた人が実は…? 妻の元カレから泊めてほしいとメールが来たり?! ラストのお話はキビしく感じました 人生の選択には色々と惑うこともありま...

みつば市に住む人々の「日常」の人間関係を掬い上げ、相手を想い少し視点を変えて、ハッピーに導く10短編集 高校野球の応援で煩いヤジオだと思っていた人が実は…? 妻の元カレから泊めてほしいとメールが来たり?! ラストのお話はキビしく感じました 人生の選択には色々と惑うこともありますね…

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2021/08/16

同じ街に暮らす人々の人生がどこかで交錯することを楽しみにしていたけど、最終話含めて嬉しい終わり方ではなかった。 でも悪くはないと思う。

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2024/04/08

 短編集。10編からなる。  舞台は小野寺さんの作品でおなじみ『みつば市』です。    その一隅で暮らす人々の物語で、名前だけですが『片見里市』も登場します。よく知る町のような気がして何か嬉しい。だから登場人物にも親近感が湧いてきます。  読ませる場面も上手い切り取りかたをし...

 短編集。10編からなる。  舞台は小野寺さんの作品でおなじみ『みつば市』です。    その一隅で暮らす人々の物語で、名前だけですが『片見里市』も登場します。よく知る町のような気がして何か嬉しい。だから登場人物にも親近感が湧いてきます。  読ませる場面も上手い切り取りかたをしていて、それが読後じんわり効いてきて、さすが小野寺作品だとニンマリしました。

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2021/06/07
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

大人になったらスーパーのレジ打ちだけにはなりたなくないと思っていたのに、レジ打ちしているといったタイトルどおり、市井の普通の人の普通の生活を点描する感じの短編集。 文章が平易で読みやすい。読みやすすぎて、これで短編で、あっさりした話だと物足りないのではと思ったが、文章がうまいし、人間観察は鋭くて、楽しめる。 いろんな人の話であるがどれも離婚が絡むのかな。よくまぁこれだけシュチエーションを考えつくものだ。少しほろ苦い感じになっている。 『靴を見れば人が分かる。人を知りたいならは履いてる靴を見ればいい。できる人は靴の手入れを怠らない。 って、うるせえよ。 靴が見えてるなら、履いてる人のことも見えてるだろ。なのにわざわざ靴を見てんじゃねえよ。靴一つで人の価値を決めようとしてるんじゃねえよ。』 本2020上半期9位 ・梅雨明けヤジオ ・逆にタワー ・冬の女子部長 ・チャリクラッシュ・アフタヌーン ・君を待つ ・リトル・トリマー・ガール ・ハグは十五秒 ・ハナダソフ ・カートおじさん ・十キロ空走る

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