空気を読む脳 の商品レビュー
この本もとても興味深く読んだ。 同性愛って人間特有のものかと思っていたのだが、鳥類や昆虫などにもあると初めて知り衝撃です。 愛情ホルモンのオキシトシンが多いことによる弊害とか(自分に当てはまることが多くてすごくストンと落ちた感じ)、「褒めて育てる」ことの危険性とか。 他の本も読み...
この本もとても興味深く読んだ。 同性愛って人間特有のものかと思っていたのだが、鳥類や昆虫などにもあると初めて知り衝撃です。 愛情ホルモンのオキシトシンが多いことによる弊害とか(自分に当てはまることが多くてすごくストンと落ちた感じ)、「褒めて育てる」ことの危険性とか。 他の本も読みたいです。
Posted by
最近とみに惹かれている中野信子脳科学者 ある程度脳はどう反応するものなのか 脳の働きを知っているとこんなもんだと余計なことで悩む必要がない「まあそうばかりと割り切れないところが人間だが」 興味を引いたところ ☆人口の約50%が不倫遺伝子を持つ すごいね、まあ、うちみたいに...
最近とみに惹かれている中野信子脳科学者 ある程度脳はどう反応するものなのか 脳の働きを知っているとこんなもんだと余計なことで悩む必要がない「まあそうばかりと割り切れないところが人間だが」 興味を引いたところ ☆人口の約50%が不倫遺伝子を持つ すごいね、まあ、うちみたいに夫が真面目で不倫どころか浮気もないというのも50%の確率となると 凄い!浮気するから不倫だから同じことを言ってる なんやこれ?!「まあ個人的感想はさておき、一つは金がないというのが結果論」 本文よりー 不倫が芸術作品の原動力になった 柳原白蘭、林芙美子、、太宰、寂聴、檀一雄 ゲーテ、ハイドン、チャイコフスキー、ジョンレノン、エリッククラプトンーここまで原文。 キリがない 不倫がなければ芸術作品もない。 もう一つ本文より ☆ダメと思うだけで人はダメになる これは知ってます。 マイナスなことを口にすると脳はそれを指示されたと感じマイナスな状況になる ダメと指示されたとして〜 いろいろと認識してると 余計なことで心配悩む必要はない。 そんなものだくらいで〜余裕で乗り越えられる 知ってると知らないでは 生き方も差がでる。 まだまだ脳、知りたい。
Posted by
筆者がなんだかふわふわしたもの、と話している「それ」が気味悪く思えるという気持ちは少し理解できる。私も親子の情愛を賛美する風潮や震災後に顕著になった絆を賛美する風潮に違和感を覚えたことがあったからだ。しかし賢くも何ともない私は、都合よく、気味悪く思うだけであって、大半はその「お涙...
筆者がなんだかふわふわしたもの、と話している「それ」が気味悪く思えるという気持ちは少し理解できる。私も親子の情愛を賛美する風潮や震災後に顕著になった絆を賛美する風潮に違和感を覚えたことがあったからだ。しかし賢くも何ともない私は、都合よく、気味悪く思うだけであって、大半はその「お涙頂戴」な安い「それ」に耽溺して、まんまと乗っかってる人間だと思う。 余談だが、子ども用の知能テストが出てくるが、まったく分からなかった。当然わかっているだろう、という感じで話が進められていくのだが、やはり賢い人は違うのだなあ、と思った。知り合いの高IQの人に尋ねたら、すぐに正解が返ってきた。 共感できるわけではないし、共感できるなんておこがましくて言えないが、「それ」を気味悪く感じる部分は私も持っている。
Posted by
著者の作品を読んだのは「サイコパス」、「不倫」についで3作目だ。 他者のモチベーションアップをさせる手法として高報酬を約束する手法がむしろ逆効果になりうることが様々な実験で証明されていることには正直言って驚いた。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
中野さんの本は三冊目です。 本書は「日本の心性について、脳科学を中心とした 科学的なエビデンスをもとに論じていきます。」(P5) ということで「日本人」に重きを置いてるのかな? いうところからスタートします。 「日本人の脳にあるセロトニントランスポーターの 量は、世界でも一番少ない部類に入ります。」(P21)と いうところから話が拡がっていく…、のですが、うーん…。 読んでて面白いのは面白いんですが、いろいろな内容のちょっと長めのエッセイを力業で一冊にしたような…。 タイトルは「空気を読む脳」ですが内容はテーマから 離れてとっ散らかっているイメージを受けました。 「日本人」に関係する部分に入る前に雑談が多くて 私の中でテーマがぼやけてしまいました。 もう少し短くてもよかったのでは?という部分が 多かったです。 提示された実験も日本人に対して行われた実験では ないですし、同性愛については「人間だけじゃなく 動物にもある」という例が示されていて、 「日本人」はどこへ…という感じ。 そして、なんだろう?読み進めていると著者の 感情(イラついている?怒ってる?)みたいな ものをふっと感じることがあったんですが 「おわりに」を読んで納得しました。 私も集団になじめないタイプですが著者も 生きづらそうだなぁ。
Posted by
(雑な感想) ・性格は環境よりも遺伝的要素が強い。 ・民族にも遺伝子・脳の構造に特徴があり、日本人の特徴も遺伝子的な要素が強い。 ・民族・性別・年齢・個人毎に脳の構造(傾向)は異なる。その性質を捻じ曲げようと努力するより その特質を理解し互いに良い方向に持っていく意識が必要。 ...
(雑な感想) ・性格は環境よりも遺伝的要素が強い。 ・民族にも遺伝子・脳の構造に特徴があり、日本人の特徴も遺伝子的な要素が強い。 ・民族・性別・年齢・個人毎に脳の構造(傾向)は異なる。その性質を捻じ曲げようと努力するより その特質を理解し互いに良い方向に持っていく意識が必要。 前書きが凄いフワッとしててずっとテーマが掴めなくて、後書きが逆に自身の体験を交えてめっちゃ分かり易かった(し同意した)ので先に言ってよ…と思った。 同時に、何かを人に伝える時に「何で自分がこんな話をするのか」を適切なタイミングでちゃんと伝えることが大事と感じた。
Posted by
おもろーだった。全て腑に落ちた。 4章以降破ってポケットに入れて持ち歩きたい。 「灰身滅智」勉強になった
Posted by
「頭がいいね」と褒め続けると、失敗するかもしれない課題にチャレンジしなくなる。 にはヒエッとおもった。
Posted by
日本人はセトロニンが少なめ。女性は男性よりセトロニンにが少なめ→不安→LINEの返事がすぐ来ないと不安。 褒めて育てると、褒められたいがために失敗しかねないチャレンジしなくなる。賭け事と恋愛は同じ、不確実性にドーパミンを出す古来からの生存戦略の仕組みのせい。
Posted by
すごく勉強になったし、救いになった。 とくに、じぶんの悩みや社会問題はほとんど「脳」をはじめ、人間の本能によるところが大きいんだなと思った。 「私たち」以外を攻撃しがちなこととか、すぐにネガティブ思考になってしまうこと、同性愛や積極性など…私たち自身が私たち人間の性質をきちんと理...
すごく勉強になったし、救いになった。 とくに、じぶんの悩みや社会問題はほとんど「脳」をはじめ、人間の本能によるところが大きいんだなと思った。 「私たち」以外を攻撃しがちなこととか、すぐにネガティブ思考になってしまうこと、同性愛や積極性など…私たち自身が私たち人間の性質をきちんと理解していないことが社会を生きづらくする要因なのではと思った。 自分の嫌いな自分の性格も、性質も陥りがちな感情もある程度科学的に説明できれば、誰かや自分を責めすぎることなく生きていけると思った。 そういう意味では下手な自己啓発本やスピリチュアル本よりも科学を理解することは、あたしにとっては救いになった。 とくに感銘を受けたのは、創造性アップの方法と挑戦することを厭わない心を育てる方法。 褒めるのも「結果を褒める」のではなく、「努力や創意工夫を褒める」…。 今から自画自賛するだけでも少し効果がありそう。最近話題の自己肯定感も、結果を肯定しようとしていた時はどんどん雁字搦めになって動きづらくなるような感覚があったので、「これが正解なのかも!」と大きな発見があった。 また、「おわりに」に書かれていたことを読みながら、ディズニーピクサー最新作・ソウルフルワールドを思い出した。人生がどんな道をたどったとしても、それを「解」とできるように自分に問いつづけていきたいと思った。
Posted by