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空気を読む脳 の商品レビュー

3.8

89件のお客様レビュー

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2022/01/03

・利他的に動くほど、ルールに反した人を排除する傾向 ・褒めたら一概に伸びる訳ではない。褒められるように動くようになってしまう ・性格は遺伝で決まってる部分が大きい

Posted byブクログ

2021/12/23

脳科学者・中野信子さんの本。 どうやら私は、この手の分野が苦手なのかもしれない。先日読んだ「認知バイアス」も、なんとなくよくわからなかったし…。 うん、面白い話題がたくさん載っていました。 でも、なんとなく、全体像が掴みきれていないので、本書で語られている色々なエピソードが...

脳科学者・中野信子さんの本。 どうやら私は、この手の分野が苦手なのかもしれない。先日読んだ「認知バイアス」も、なんとなくよくわからなかったし…。 うん、面白い話題がたくさん載っていました。 でも、なんとなく、全体像が掴みきれていないので、本書で語られている色々なエピソードが、上手くパズルとして組み上がらない感覚がしています。 興味がありそうだと思って読んだのに、なんだか悔しい。 心理学や哲学が苦手なのは分かっていたけれど、脳科学も苦手だったとは…。もう少し色々な書籍を読んでみようかと思ってます。 メモもいっぱい取ったし、面白いと思える話もいっぱい載っていたのに、あー、なんか悔しい。

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2021/11/07

空気を読む脳 興味深く読みました。 女性ならではの切り口で、女性ならではのエロティシズム解説で、さらりと書いて 野球の話をたとえで、江本孟紀氏の本を引用するなど、凄い広いバックボーンだなと感心しまがら、読了。 専門用語は、なかなか着いていけませんが、平易な表現のところは読みやす...

空気を読む脳 興味深く読みました。 女性ならではの切り口で、女性ならではのエロティシズム解説で、さらりと書いて 野球の話をたとえで、江本孟紀氏の本を引用するなど、凄い広いバックボーンだなと感心しまがら、読了。 専門用語は、なかなか着いていけませんが、平易な表現のところは読みやすかった。

Posted byブクログ

2021/10/14

以前読んだ貴方の脳の育て方よりも面白かった。 神経伝達物質セロトニンや愛情ホルモンのオキシトシンは同じだが、取り上げたテーマが自分には合っていたのかもしれない。 セロトニンはストレスに対して抵抗力が増すらしい。男の方が生成能力が52パーセント高いらしい。納得。 他方、愛情ホルモン...

以前読んだ貴方の脳の育て方よりも面白かった。 神経伝達物質セロトニンや愛情ホルモンのオキシトシンは同じだが、取り上げたテーマが自分には合っていたのかもしれない。 セロトニンはストレスに対して抵抗力が増すらしい。男の方が生成能力が52パーセント高いらしい。納得。 他方、愛情ホルモンのオキシトシンは、集団の結束を高めるが、妬み、憎しみの感情を高める。 人を褒めるときは、その努力や時間の使い方、工夫に着目して評価する。褒めて育てるは失敗をおそれ、努力をしなくなる。 女性脳は不安になりやすい。鬱になりやすい。 駄目と思うだけで人は駄目になる。 インポスター症候群。人は高く評価してくれるが、自分は本当はそうでないと自分を低く見てしまう。 等々。中々興味深かった。

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2021/10/03

日本の「空気」は返報性の原理っていう本。 あっさり書いてあったけど、「はじめに」の空気の定義が一番刺さった。 【女性の容姿への「残酷な心理実験」が映し出す現実社会】 外見の良い男性では性的類型化が起これば「男性的」に見られるのです。すなわち、力強く、職務遂行能力が高く、決...

日本の「空気」は返報性の原理っていう本。 あっさり書いてあったけど、「はじめに」の空気の定義が一番刺さった。 【女性の容姿への「残酷な心理実験」が映し出す現実社会】 外見の良い男性では性的類型化が起これば「男性的」に見られるのです。すなわち、力強く、職務遂行能力が高く、決断力がある、などとみなされるので、仕事上の評価には外見の良さが有利に働きます。 一方、女性はそうではありません。「女性的」である事は少なからず消極的であり、堂々としておらず、意欲や決断力に欠け、セクシーすぎる、と偏見を持たれてしまいます。 【ブラック企業の「やりがい搾取」】と【おわりに】の項も面白かった。 あと「灰身滅智」という言葉を初めて知った。

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2021/09/21

私も、「それ」に対して、知らないの?と言われないように集団にできるだけ溶け込むようにしています。 普段、あまり気にしていませんでしたが、この見えない圧力を漠然とは感じていました。 著書では様々な事例から解説や提言があり、一つ一つにそうだったのか!と納得があり、靄や晴れたようでした...

私も、「それ」に対して、知らないの?と言われないように集団にできるだけ溶け込むようにしています。 普段、あまり気にしていませんでしたが、この見えない圧力を漠然とは感じていました。 著書では様々な事例から解説や提言があり、一つ一つにそうだったのか!と納得があり、靄や晴れたようでした。 おわりに、中野さんの「それ」の世界の生き方の、攻略法、著書のアンサーに共感し、胸にストンと落ちたように感じられました!!

Posted byブクログ

2021/08/22
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

どうしたら子供を「困難への挑戦を喜び、創意工夫を楽しんでいくことができる人」に成長させてあげられるのか? 正解をしたことをそのまま褒めるのではなく、その正解を導くまでの努力や工夫に焦点を当てて褒めることで、努力は良いことだと認識するようになる。 「あとがき」で中野信子さんがどんな方なのかが分かってすごく共感できる部分がありました。 ↓↓ 愛、親子の恩、仲間同士の連帯意識、感動、自己犠牲、忠誠心、誇り、絆・・・そういった空気を、ふわりと感じさせるだけで、なぜ世の中の大部分の人は押し黙り、納得して、大人しくされるがままになってしまうのだろう?しかも、人々はその行動を美しいと言って称賛さえする。 このルールを覆すことはできないのであれば、羨んだり、焦ったり、無駄な努力をしたりするのは諦めよう。 「利他性はバランスと器用さとを備えてなければ、自己を本当に幸せにするための確実な武器とはなりにくい」 自分を変えようとするのには無理があるから、今ある手持ちのカードで勝負しようと、腹を括る。 さんざん考えた末に、その瞬間をどれだけ楽しむことができたか、に主眼を置く。私にとっての最高の楽しみは、学ぶことですから、最後の瞬間まで学び続けることができれば、この生も案外と悪くなかったな、と思えるのではないかと考えた。 自分も不器用でこの「ふわっとしたもの」に苦しんでますが、この中野信子さんの最期の瞬間まで学び続けるという生き方に共感し、気持ちを楽にさせることができました。

Posted byブクログ

2021/08/13

真核細胞である酵母やカビにもセロトニン受容体があり、人にも分泌されているセロトニンは進化の歴史の中で必要なものだと分かる。このセロトニンの量を調整するたんぱく質の密度が日本人は低く、協調性が高いことと関係がある 等、特定の脳内ホルモンとその分泌量の関係で、性格や国民性、男女の考...

真核細胞である酵母やカビにもセロトニン受容体があり、人にも分泌されているセロトニンは進化の歴史の中で必要なものだと分かる。このセロトニンの量を調整するたんぱく質の密度が日本人は低く、協調性が高いことと関係がある 等、特定の脳内ホルモンとその分泌量の関係で、性格や国民性、男女の考え方の違いを説明してくれる。 子どもを褒めることが自信に繋がり、将来のためになると理解していたが、ただ褒めるだけでは逆効果で、その人のプロセスを見てやり、挑戦することをいとわない心を育てることや、目標を達成したらごほうびをあげると言うインセンティブも逆効果になると言うことが、目から鱗だった。

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2021/08/01

https://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0000310633

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2021/07/08

なかなか難しい内容ではあったけど、脳科学に関する新しい知識が増え、話の種も増え、勉強になった。 よくよく考えてみれば、人生の目的というのは一体何なのか、よくわからなくなってしまうのです。 考えれば考えるほど、解が定まらないことに悩まされるでしょう。 これは、人生とはそもそも解...

なかなか難しい内容ではあったけど、脳科学に関する新しい知識が増え、話の種も増え、勉強になった。 よくよく考えてみれば、人生の目的というのは一体何なのか、よくわからなくなってしまうのです。 考えれば考えるほど、解が定まらないことに悩まされるでしょう。 これは、人生とはそもそも解が定まるものではない、ということではないでしょうか。 言い換えれば、解はどんなかたちであろうと正解であり得る、ということにもなるでしょうか。 どんなふうに生きようが、時を巻き戻して選びなおすことは誰にもできません。 あなたの選んだその答えが正解となるよう、あなたが決めていくしかないということだと思います。

Posted byブクログ