博物戦艦アンヴェイル の商品レビュー

小川一水(著者)

2023/01/01

帆船もの
木でできた船の航行が大変なんだなと感じたけれど
描写の量はそんなに多くなかったような気がする
あとかきには2巻まで出たとあるけど、2巻とこだろう

2020/06/05

異世界を舞台にした帆船による長距離航海の物語。
世界観やキャラクターの設定が魅力的。ストーリーは言ってしまえば典型的な海洋冒険ものなんだけど、キャラの魅力もあって飽きさせない。あとがきによると2巻が存在して3巻も書きたいと言っているので、おいおい続きが出るんだろうか。

2020/05/31

　小川一水の「海」
　…っていけないこれ違うやつのコピーや！
　緻密な航海描写や海戦の描写は流石。

　この作品は漫画向きだね、みたいなことを云ってるひとを、それって自分で想像することを面倒臭がってないか？　と穿った目で見てしまうのは、あまり良くない信仰心の顕れなのかもしれない。
　けれど実際、小説のコミカライズ、アニメ化、実写化etcっていうのはどこか、想像力の委託、みたいなところはあるよね。或いはひとつのこたえ、というか。若しくはひとのこたえ、というか。
　勿論それがきちんと作られたものであれば楽しんで見られるんだけど、そういうのの全く無い自分だけのビジュアル、みたいのを勝手に持って喜んでたりも、するわけ。
　そういうビジュアルって、そしてその時々で変わっていったりして、それもまた楽しい。

　にしてもこういうオトコノコとオンナノコって、何処へ行ってしまったんだろうか。
　ティーンエイジャーもクールになり、
　幼稚園の頃の所謂スカート捲り期、みたいのも無くなり、
　更に遡って、じゃぁ何か？　最近の子供達は生まれる前に済ませてくるのかね、思春期をさ。

　50年後、100年後には残らないかもしれない。
　けど、10年前、20年前の自分でも夢中になったに決まってるものに、
　なんで今、夢中になれないって云うのさ。
　☆3.4

2020/05/09

冒険の航海に出ることになったおんなの子の騎士が主人公。
休日を利用して、あっという間に一気読みしてしまいました。
海洋冒険ファンタジー。ライトノベルっぽいノリの部分もあるのですが、物語の世界観の設定が練られていてとても奥深い。
また海洋小説部分も意外にも本格派で難解で　すので帆船や海洋の予備知識があるとより楽しめるかもしれません。
よくありがちな航海図と帆船の概要図くらいはなどがわかるページがあってもよかったですかね。(マップを作りながら読み進めた)
作中に登場するどうしてもわからない存在があったのですが、空に出る「宵魚ランギ」って魚の形をした月みたいなものを指しているんでしょうかね？