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あやうく一生懸命生きるところだった の商品レビュー

3.7

355件のお客様レビュー

  1. 5つ

    74

  2. 4つ

    127

  3. 3つ

    109

  4. 2つ

    21

  5. 1つ

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2021/06/20

力の抜き方を教えてくれる本。これまでもこの手の本はいくつか読んできましたが、本書は一段と納得感が高かった気がします。心を軽く保つことがもう少し上手にできるようになりそう。時々読み返したいです。 以下、読書メモ 深刻になりすぎる必要はない、毎度毎度真摯に向き合わなくてもいい、答...

力の抜き方を教えてくれる本。これまでもこの手の本はいくつか読んできましたが、本書は一段と納得感が高かった気がします。心を軽く保つことがもう少し上手にできるようになりそう。時々読み返したいです。 以下、読書メモ 深刻になりすぎる必要はない、毎度毎度真摯に向き合わなくてもいい、答えを探す必要はもっとない。 時間が欲しかったのは何かをしたかったからではなく、何もしたくなかったから。 精神年齢は好きな年齢でいい。 やる気もやりたい仕事も恋愛と一緒で自分ではどうにもならない。 自分で何とかするって思わなくていいんだ。 天才は努力するものに勝てず、努力するものは楽しむものに勝てない。

Posted byブクログ

2020/03/23

40歳で会社を辞め、「一生懸命生きない」ことに決めた著者が考えたことをまとめた本。 努力が報われるとは限らない、思い通りにいかないことが正常、人はそれぞれ自分なりのペースで生きていけ…などなど、肩の力を抜いて生きる方法を学べた。

Posted byブクログ

2020/03/21

本屋で見かけ、元ももクロの有安杏果さんの帯に惹かれて購入…( ̄∇ ̄) 自分が右往左往しながら辿り着いた「答え」に、何となく近いなぁーと思いながら読んだ。 逆に「分かる分かるー!!」って感じで一気読みしてしまって、新たに何かを得るって感覚が薄いまま読了… でも、こういった本っ...

本屋で見かけ、元ももクロの有安杏果さんの帯に惹かれて購入…( ̄∇ ̄) 自分が右往左往しながら辿り着いた「答え」に、何となく近いなぁーと思いながら読んだ。 逆に「分かる分かるー!!」って感じで一気読みしてしまって、新たに何かを得るって感覚が薄いまま読了… でも、こういった本って自分がブレて不安定になったときに、処方箋的に読むと良いのかなーとか。 後からそんなことを考えた。 懐に忍ばせていると、いざというときにポーション的に使えるアイテムなのかも知れない(笑) 個人的には、例え仕事をクビになっても、バイトでも何でもやって「プライドを捨てて食っていく覚悟」があれば、何となく人生ユルく楽しめる気がするけどなぁ。 人生も読書感想も一生懸命ではなくそこそこに… <印象に残った言葉> ・ところで気になるのは、それが何のレースだったのか、まったく見当がつかないことだ。誰が一番お金を稼ぐでしょうか大会?誰が一番最初に家を買うでしょうか大会?誰が一番出世するでしょうか大会?(P25) ・この社会はとにかく「やる気」が大好き。僕らも「やる気=素晴らしい」という意識をいつのまにか植え付けられている。その証拠にやる気と聞いただけで、なんだか胸がアツくなる。(P35) ・そうだ。本来、楽しむことが目的のなぞなぞに、僕らはあまりにも死に物狂いで挑んでいるのではないか?答えを探すことにだけ集中し、問題を解く楽しさを忘れてはいないだろうか?(P80) ・ひとりの時間は、帰り道が約束された旅行でもあるのだ。(P111) ・「ムダ足」こそ、人生の醍醐味だ(P124) ・本当にやりたいことが何なのかわからない?でも大丈夫。無理やり探そうとしなくていい。いつの日にか、向こうからやってくるから。(P156) ・ひょっとすると、僕らは仕事に対し、あまりにも多くのことを望みすぎているのかもしれない。食べていくのは大前提として、お金をたくさん稼げるほどいいし、自己実現もできて、面白くて、そこまできつくなくて、それに休みを多くて、尊敬されて…。それってどんな仕事だろう?(P164) ・そう、人生の大半はつまらない。だから、もしかすると満足できる生き方とは、人生の大部分を占めるこんな普通のつまらない瞬間を幸せに過ごすことにあるのではないか?(P232) ・「天才は努力する者に勝てず、努力する者は楽しむ者に勝てない」(P285) ・結果のために耐えるだけの生き方じゃダメだ。その過程そのものが楽しみなのだ。〈中略〉ふぅ、あやうく一生懸命生きるところだった。(P286) <内容(「Amazon」より)> 【「心が軽くなる」と話題の韓国のベストセラーエッセイ】 ★韓国大手書店 KYOBO文庫「2019年上期ベスト10」 ★韓国のネット書店YES24「2018年最高の本」 ★「人生に悩み、疲れたときに立ち止まる勇気と自分らしく生きるための後押しをもらえた」 ――有安杏果さん推薦! 東方神起のメンバーの愛読書としても話題となった、 心がラクになる、ベストセラー人生エッセイがついに邦訳! 「こんなに一生懸命生きているのに、 自分の人生はなんでこうも冴えないんだ」と、 やりきれない気持ちが限界に達し、 40歳を目前にして何のプランもないまま会社を辞め、 「一生懸命生きない」と決めた著者。 ★ムリしてやる気を出さない ★みんなに合わせない ★金持ちを目指さない ★失敗したら、いさぎよく諦める ★なんでも深刻に向き合いすぎない ★「年相応」に縛られない ★「やりたい仕事」を探そうとしない ★何もしない一日を大切にする…… 全力で走り続けることを辞めたことで見えてきた、 自分をすり減らす毎日から抜け出し、 自分らしく生きるコツとは?

Posted byブクログ

2020/03/20
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※このレビューにはネタバレを含みます

2020/02/20予約 期待したほど面白くはなく… なるほどと思ったのは、 韓国一の難関美大、ホンデ大学に行かなきゃ美大にあらず…のくだり。 日本で言えば、東京藝大しか美大でない!くらいでしょうか…

Posted byブクログ

2020/03/03
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

エッセイはあまり読まないけど、とても読みやすかった。 自分自身が仕事をやめようかどうしようかと思っているけど、かなり背中を押された気がする。 私は今の仕事にあまりやる気が出ないな、つまんないなと思ってたけど、やる気は愛情がないとでないと書いてあり、私のやる気のなさの原因はこれか!と妙に納得した。 すぐには見栄や虚栄心等で難しいかもしれないけど、こういう風に生きたいなと思う。 印象に残った言葉 「やってみて失敗したら、思いきり後悔すればいい」 「やる気がないならないなりに目の前の仕事をこなせばいい」

Posted byブクログ

2020/03/02

あやうく一生懸命いきるところだった *努力してもどうにもならないとか、努力した分の見返りがない場合もある一方で、努力した以上の大きな成果を収める場合もある。 この現実を認めれば、苦しみから少しは解放されるだろう。 *人はそれぞれ、その人なりの速度を持っている。 自分の速度を捨...

あやうく一生懸命いきるところだった *努力してもどうにもならないとか、努力した分の見返りがない場合もある一方で、努力した以上の大きな成果を収める場合もある。 この現実を認めれば、苦しみから少しは解放されるだろう。 *人はそれぞれ、その人なりの速度を持っている。 自分の速度を捨てて他人と合わせようとするから、つらくなるのだ。 ムリして合わせようとせず自分のペースに忠実になるだけでも、他人とは全く違う生き方になる。それが個性だ。 *そう、人生の大半はつまらない。 だから、もしかすると満足できる生き方とは、人生の大部分を占めるこんな普通のつまらない瞬間を幸せに過ごすことにあるのではないか? *幻想の姿に自分を合わせようと抗うことは好ましくない。幻想を捨て、ありのままの今の姿を認め、愛しなさい。自分はまあこのくらいの人間なのだ、それでも悪くないと。 *自尊感とは、ありのままの自分を愛することだから。 *もし人生も、期待せずに生きられたら、毎日がラッキーの連続、すべてがサプライズプレゼントみたいに感じられるのかもしれない。 *あまり期待しすぎるな。 心に欲が生じるたびに、この言葉を呪文のように唱えよう。 合格ラインなんていう基準は設けず、過度な期待をせず、楽しく生きてみよう。

Posted byブクログ

2020/03/01

そんな頑張らなくても人生悪くないよってことがゆるゆるの文章&イラスト で。著者は韓国の人だけど内容に違和感がなく、日本と感じることは変わらないのだなぁと。 タイトルと「自尊感てメンドクサイ」のイラストが好き。

Posted byブクログ

2020/02/21

現状に不満があるわけではないけれど、なんだかモヤモヤしてるとき書店でこの本を見つけた。 自己啓発系は好きでよく読むけれど、珍しく脱力系の本が読んでみたくなった。 内容は、うだつの上がらない(と自分で思ってる)著者が、結果を求めて一生懸命生きるという生き方をやめ、誰かと比較する...

現状に不満があるわけではないけれど、なんだかモヤモヤしてるとき書店でこの本を見つけた。 自己啓発系は好きでよく読むけれど、珍しく脱力系の本が読んでみたくなった。 内容は、うだつの上がらない(と自分で思ってる)著者が、結果を求めて一生懸命生きるという生き方をやめ、誰かと比較する人生から一歩距離を置き、マイペースに、何もない贅沢を味わいながら人生を楽しもうとするエッセイ。 文章もイラストもいい感じに脱力系で、SNSに疲れたときに読むとフッと肩の力が抜けるような本。 マイペースでいいじゃない。 誰かも比べるなんてナンセンス。 自分に足りないと思ってるものって、本当に必要なもの? その物を手に入れるために、なにかを失ってるんじゃない? 疲れたとき、ふと見えない何かと競ってるとき、この本を また読もうと思った。

Posted byブクログ

2020/02/18

一生懸命いわゆるいい高校、いい大学を卒業しても決してそれがゴールでもなく熾烈な競争は続く。 自分は何のために生きていくか、説教っぽくもなく考え直すにはいい本。特に韓国の学歴社会の方が熾烈だから行き過ぎた社会をより感じられます。

Posted byブクログ

2020/02/16

この手の本は結構読むが、最近では一番共感を持った一冊。 韓国でも日本でも、悩みは同じというところか。 こうした本によく見られる特徴として、「金銭的な満足を追求するから満たされないのだ」といった「正論型」や、「周囲の反応なんか気にせず、やりたいことをやればいいのだ」といった「回避...

この手の本は結構読むが、最近では一番共感を持った一冊。 韓国でも日本でも、悩みは同じというところか。 こうした本によく見られる特徴として、「金銭的な満足を追求するから満たされないのだ」といった「正論型」や、「周囲の反応なんか気にせず、やりたいことをやればいいのだ」といった「回避型」が多い。そういう本って、自分の今を肯定してくれているので幾分気楽になるものの、結局力を抜こうという気持ちにまで至らないのだ。 でもこの本は「そんなに頑張らなくてもいいよ」というメッセージで書かれているので、まるでとっても親しい誰かに優しい言葉をかけてもらっているように感じられる。

Posted byブクログ