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日々の子どもたち の商品レビュー

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2020/10/01

 「不愛想な手紙」というブラジル映画を見て、ウルグアイという国があることに気付きました。ぼくにとって遠い遠い国だったのですが、その国に生まれたガレアーノという作家がいることを、図書館の新刊の棚で発見したのが、ほぼ、同時だったことが、偶然のことながら不思議な縁を感じさせてくれた本で...

 「不愛想な手紙」というブラジル映画を見て、ウルグアイという国があることに気付きました。ぼくにとって遠い遠い国だったのですが、その国に生まれたガレアーノという作家がいることを、図書館の新刊の棚で発見したのが、ほぼ、同時だったことが、偶然のことながら不思議な縁を感じさせてくれた本です。  1年、366日、1月1日から12月31日まで、いわば、「引用の織物」なのですが、「人類」を射程にした記述は「ユーモア」と「怒り」、冷静な「悲嘆」と静かな「歓喜」にあふれています。  この「世界」で人類がやって来たことを遥かに振り返りながら、未来を感じさせる「絶望」の、いや「希望」の書といえる一冊でした。  「不愛想な手紙」と「本書」の感想をブログに書きました。覗いてみていただければ嬉しく思います。  「不愛想な手紙」  https://plaza.rakuten.co.jp/simakumakun/diary/202008190000/  「日々の子どもたち」  https://plaza.rakuten.co.jp/simakumakun/diary/202009300000/

Posted byブクログ