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できない相談 の商品レビュー

3.4

77件のお客様レビュー

  1. 5つ

    10

  2. 4つ

    21

  3. 3つ

    36

  4. 2つ

    6

  5. 1つ

    1

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2023/04/18

森絵都さんっぽくない短編集。 その人なりのちょっとした抵抗やこだわりがテーマになっていて、プッと笑えるような面白さがあった。 一つ一つがすごく短いので、あっという間に読めた。

Posted byブクログ

2023/04/22
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

P39 サムシングエルス  いい考えだ!!やだなぁ~と思う事に、なんでもいいから一つ自分のやりたかったことや好きな事を付け加える、そうすると120%嫌という感情からだいぶマシ(主人公はかなりプラスになった様だ)になるらしい。 P64 イマジネーションの檻 思わず笑ってしまった。うまいなぁ~。

Posted byブクログ

2023/03/16

1話ずつがとても短く、読みやすかった。 身の回りに実際にありそうな話が多く、読みながらオチを予想したくなる。ただ、あまりにすらすら読めてしまい、中身が印象に残らなかった。

Posted byブクログ

2023/02/15

38話収録の短編集。 1篇が4~5頁なのでショートショートの趣。 短い物語だが、その中にはちゃんとドラマがあって登場人物が脳内に描かれる。 タイトルの『できない相談』に相応しい、それぞれの人物の日常生活に置いてのこだわりと抵抗ぶりには共感ポイントもいくつかあった。 お気に...

38話収録の短編集。 1篇が4~5頁なのでショートショートの趣。 短い物語だが、その中にはちゃんとドラマがあって登場人物が脳内に描かれる。 タイトルの『できない相談』に相応しい、それぞれの人物の日常生活に置いてのこだわりと抵抗ぶりには共感ポイントもいくつかあった。 お気に入りは、夫との攻防を描いた 「2LDKの攻防」「電球を替えるのはあなた」 どんでん返しが楽しい「コンビニの母」「羊たちの憂鬱」 思わず笑える「愛曽野椿子・四景」 キレ味鋭い「明らかに両手が塞がっているとき」 身近にいそうな人達の日常に親近感を感じる1冊。

Posted byブクログ

2022/12/31

一篇5〜6頁のショートショート38篇。 いづれも、「ちょっと受け付けない」話。 巨大財閥の令嬢が理想の恋人をわずか1ヶ月でフル話、『破局の理由は•••』のオチは面白かった。

Posted byブクログ

2022/12/10

図書館で見つけて何だか気になり、またサクッと読めそうだなと思い借りて読んでみた。 確かにサクッと読めた。ただ…個人的にはちょっと退屈だったかという印象。 中には「わかるわかる」「そうそう」という部分もあり楽しめた部分もあったが、ちょっとパンチが足りないかなと。中身が悪いというより...

図書館で見つけて何だか気になり、またサクッと読めそうだなと思い借りて読んでみた。 確かにサクッと読めた。ただ…個人的にはちょっと退屈だったかという印象。 中には「わかるわかる」「そうそう」という部分もあり楽しめた部分もあったが、ちょっとパンチが足りないかなと。中身が悪いというより私には合わなかったという感じ。自分の中での「森絵都作品」へのイメージ、期待感というものも先行し過ぎてしまったのかもしれない。

Posted byブクログ

2022/12/01

面白かった。 えっ、あっそういう感じの本なのね。 という始まりから、 「あるある、わかるわかる、そうそう」 に変わっていく。 この1冊の中に誰でも共感出来る話があるはず。 私は「感想文」の話が好き笑

Posted byブクログ

2022/11/14

森絵都さん初めて読みましたが、かなりお気に入りの一冊。 勝手なイメージだけど、こんなの書く方なんだーと軽く驚かされました、いい意味で。 他作品も読まねばなるまい。

Posted byブクログ

2022/09/25

短篇集、なかなか面白かった。かな。目次の作り方なるほどとか思ってしまった。 クソテンの話はゲラゲラ笑いながら読んだな。一番印象深いかも。祖父母、使ってましたよめちゃくちゃ使ってました☺️

Posted byブクログ

2022/08/22

日常にある些細なできごとを切りとった38の短編からなっている。 あー、あるあるわかる、というものあり、ちょっとオチがイマイチなものもあり。 著者によると『レジスタンス』が全体のテーマだそうで、ちょっとしたモヤモヤとか、持って行き場のない怒りがユーモラスに描かれている。 面白か...

日常にある些細なできごとを切りとった38の短編からなっている。 あー、あるあるわかる、というものあり、ちょっとオチがイマイチなものもあり。 著者によると『レジスタンス』が全体のテーマだそうで、ちょっとしたモヤモヤとか、持って行き場のない怒りがユーモラスに描かれている。 面白かったのは、小学生4人の同じ小説の読書感想文を並べた「書かされる立場」。後半の女の子二人の作文は傑作だと思った。 また「サービスの落とし穴」。スマホやパソコンを使いこなせない年配者への親切めかしたサポートサービスへの憤りはもっともだと共感した。 ときどき出てくるラフにスケッチしたような線の挿絵も、いい雰囲気。肩がこらない、息抜きにちょうどいい本でした。

Posted byブクログ