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ナイトランド・クォータリー(vol.19) の商品レビュー

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2020/08/17

テーマは「架空幻想都市」。 収録作品: ・カルカッソンヌ(L・ダンセイニ) ・カルカッソンヌ(W・フォークナー) ・ヴィリコニウムの騎士(M・ジョン=ハリスン) ・青碧の都(F・オーウェン) ・月都〈一休どくろ譚〉(朝松健) ・いかにしてアドラズーンの都は審判の日を迎えたのか(L...

テーマは「架空幻想都市」。 収録作品: ・カルカッソンヌ(L・ダンセイニ) ・カルカッソンヌ(W・フォークナー) ・ヴィリコニウムの騎士(M・ジョン=ハリスン) ・青碧の都(F・オーウェン) ・月都〈一休どくろ譚〉(朝松健) ・いかにしてアドラズーンの都は審判の日を迎えたのか(L・カーター) ・暗夜庭園(M・サミュエルズ) ・罅穴と夜想曲(W・ミークル) ・残像の女(図子慧) ・I am Lost(石神茉莉) ・そして彼女の眼の中で都市は水没し(K・L・ウォード) ○インタビュー:梵寿綱/垂野創一郎 今回は幻想ファンタジー寄りの作品ばかり。1、2篇なら文句ないが、ホラーを期待し読みたくてこの雑誌を購読してるんだから、ちゃんとガチのホラーも入れて欲しいと思ってしまう。今回のテーマである建築とか都市にあまり興味ないからかもしれないが、クトゥルー神話で有名なあの街絡みの作品がなかったのも意外。編集方針が変わってクトゥルーはあまりやらないことにしたのかしらん。 M・ジョン=ハリスンが最近のこの雑誌の推しみたいだが自分にはどうも面白さがピンとこないというか愉しめない。朝松健の「ぬばたま一休」シリーズ復活で安堵……だが当分お休みらしい。  それと前後表紙の裏に目次やら印刷されている装丁が気に入らない。目次や編集後記、次号予告みたいなものはちゃんと中のページに入れて欲しい……今号は表紙裏に入る広告スペースが空いてしまった結果なんだろうけども。 ……正直かつ極私的な感想を言うと、既刊のNL/NLQで最もつまらなかった号。

Posted byブクログ