1,800円以上の注文で送料無料

半沢直樹(4) の商品レビュー

4.6

16件のお客様レビュー

  1. 5つ

    10

  2. 4つ

    6

  3. 3つ

    0

  4. 2つ

    0

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2021/01/03

半沢と周囲の人間(半沢一派的なもの)の、バンカーとしてのプライドが、巻を追うごとに強くなってるのを感じる。 このままいくと、本当に東京中央銀行を変えられるんじゃないかと思ってしまう。 そして半沢のことを好きな理由がわかった。ユーザーファーストだからだ。

Posted byブクログ

2020/09/15

私自身が元銀行員であった経験から、痛快なストーリー展開を大いに楽しめた。組織自体が私のいた銀行がモデルなのでスッと頭に入ってくるし、再建計画の実現可能性の検証など、懐かしい記憶が蘇る。合併銀行の権力争いも懐かしい。政治家を巡る問題貸し出しの話はよくできていて感心したし、政治家に倍...

私自身が元銀行員であった経験から、痛快なストーリー展開を大いに楽しめた。組織自体が私のいた銀行がモデルなのでスッと頭に入ってくるし、再建計画の実現可能性の検証など、懐かしい記憶が蘇る。合併銀行の権力争いも懐かしい。政治家を巡る問題貸し出しの話はよくできていて感心したし、政治家に倍返しする半沢は我らがヒーローだ。

Posted byブクログ

2020/09/01

現在放送しているドラマの原作になる本作ですが、続きが気になりすぎて先読みしちゃいました。 読んで思ったのがドラマで大活躍のあの人が出てこない?!やドラマのあの名場面がなかったの?!という驚きでした。原作の面白さをうまく引き出しまとめるドラマスタッフの手腕を感じました。 ただ、...

現在放送しているドラマの原作になる本作ですが、続きが気になりすぎて先読みしちゃいました。 読んで思ったのがドラマで大活躍のあの人が出てこない?!やドラマのあの名場面がなかったの?!という驚きでした。原作の面白さをうまく引き出しまとめるドラマスタッフの手腕を感じました。 ただ、本作も原作として凄く内容が濃密で、ドラマで描かれない背景やキャラクターの心情などが描かれていて凄く面白い内容でした。この辺の描写ができるのは小説のいいところだなと思いました。

Posted byブクログ

2020/08/08

腐った大航空会社が抱える七百億円の借金を、銀行は帳消しにせよ。政府主導の再建チームによる無茶な御達しを、受けて立つのは半沢直樹。拒絶するのが道理と思いきや、銀行上層部は生返事。かくして四方八方と全面対決に。図らずも掘り起こしてしまった行内のアンタッチャブルが、ある波乱の引き金にな...

腐った大航空会社が抱える七百億円の借金を、銀行は帳消しにせよ。政府主導の再建チームによる無茶な御達しを、受けて立つのは半沢直樹。拒絶するのが道理と思いきや、銀行上層部は生返事。かくして四方八方と全面対決に。図らずも掘り起こしてしまった行内のアンタッチャブルが、ある波乱の引き金になるとも知らず! 再読。ドラマではどのようにアレンジされるのか、楽しみ。

Posted byブクログ

2020/07/26

面白くて一気読み必至! 今作は決して新作ではなくかねてより読みたかった池井戸潤作品のひとつではある テレビドラマきっかけで購入してしまった 今回は企業再生が必要不可欠な航空会社を巡る、政治・官僚・企業・銀行の各立場の鬩ぎ合いが見もの 池井戸作品は、実際のニュースにあった事を題材に...

面白くて一気読み必至! 今作は決して新作ではなくかねてより読みたかった池井戸潤作品のひとつではある テレビドラマきっかけで購入してしまった 今回は企業再生が必要不可欠な航空会社を巡る、政治・官僚・企業・銀行の各立場の鬩ぎ合いが見もの 池井戸作品は、実際のニュースにあった事を題材にしてあるような作品が多く、今作もこの企業はあそこかな?この政治家はあの人か?等思わず考えを巡らせてしまう 事実とフィクションを絶妙にブレンドして書き上げるからこその作品の面白さが際立つ 破堤しかけている航空会社と、政治家の裏金・錬金術、どこまで本当でどこまでがフィクションなのか、銀行本社の地下には隠し部屋があるのか? そして銀行資料とはかくも恐ろしいものかとワクワクさせられる

Posted byブクログ

2020/06/21
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

クライマックスが近づくにつれ一気に読ませる疾走感は、さすが池井戸作品。 今回はカッコイイ登場人物が多くいて、心強かった。 中野渡頭取、内藤部長、谷川次長。中でも富岡部長代理は滅茶苦茶カッコよかった。 今作の敵は銀行を超えた巨悪が相手だったため、読者をどう納得させるのかハラハラしたけれど、そこは半沢直樹シリーズ。最後まで夢中で読めた。 エンターテイメント作品として現実とはかけ離れた描写もあるし、シリーズを重ねるごとに敵が大きくなり過ぎて若干の心配もあるけれど、何はともあれ次回作も楽しみ。

Posted byブクログ