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日本の戦後を知るための12人 の商品レビュー

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33件のお客様レビュー

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2024/03/17

戦後の要人を振り返る事で、未来へ生きる私達への良いバイブルとなった。政界から財界人、天皇と多岐にわたって取り上げられ、毀誉褒貶のある人物が揃っていた事も、私達の思考を促すものであった。

Posted byブクログ

2024/02/17

著者、池上彰さん(1950~)の作品、ブクログ登録は4冊目になります。(対談集を含む) 本作は、著者が、2018~2019年に、文藝春秋西館で行った講義をもとに、作られたものです。 本作に登場する人物は、次のとおり。 田中角栄(1918~1993) 江副浩正(1936~20...

著者、池上彰さん(1950~)の作品、ブクログ登録は4冊目になります。(対談集を含む) 本作は、著者が、2018~2019年に、文藝春秋西館で行った講義をもとに、作られたものです。 本作に登場する人物は、次のとおり。 田中角栄(1918~1993) 江副浩正(1936~2013) 小泉純一郎(1942~) 中内功(1922~2005) 渡邉恒雄(1926~) 堤清二(1927~2013) 村上世彰(1959~) 堀江貴文(1972~) 石原慎太郎(1932~2022) 池田大作(1928~2023) 上皇陛下(1933~) 上皇后・美智子さま(1934~) 本作で気になった箇所は、 p213 著者の祖母は創価学会員であったため、宅配されていた聖教新聞を、著者は小学生の頃から読んでいたとのこと。 p187 石原慎太郎について、書かれた箇所。 著者は、石原慎太郎のことを、「暴言と思いつきの長期都政」と記す。 更に、「天真爛漫・無意識過剰」とも記す。 無意識過剰というのは、湘南高校で石原慎太郎と一緒に学んだ江藤淳(1932~1999)が言ったとのこと。 どういうことかというと、自覚しないまま、何でも口にしてし、それがさまざまな差別発言を引き起こすことになったりすると。 石原慎太郎について書かれた箇所は、なるほどなるほどと感心してしまった。 実にうまく分析されています。

Posted byブクログ

2023/11/16

戦前と戦後は違う世界、戦後と現代は同じ世界、という思い込みを覆してくれる本。戦前と戦後は繋がっているし、戦後と現代では人々の価値観が大きく変わっているというリアリティを体感することができ、興味深かった。

Posted byブクログ

2023/01/03

毀誉褒貶という言葉は普段使いませんが、この本に出ている人物の説明を受け納得しました。登場する人物はどの方も魅力的で、清濁併せ持ちながらも、時代を動かすパワーに満ちていると感じました。

Posted byブクログ

2022/12/08

12人の著名人の半生がとてもわかりやすく書かれていた。数十年前のことだが、とんでもなく時代が移り変わっているのを感じた。

Posted byブクログ

2022/10/27

12人も取り上げているだけあって一人ひとりに対する情報量は少なめだが、取り上げられている人物がどれも功罪併せ持つ魅力的な人たちばかりなので、その人物に関心を持つきっかけとしては良いのでは。

Posted byブクログ

2022/09/18

それぞれの人生について、面白いかった。悪いイメージの人も、天皇も、目指すもの志があって、そこに向かって進んでいる。目の前に転がった事実だけでなくて背景を見てどう考えるかが大事だと感じた。

Posted byブクログ

2022/07/26

池上さん自身も会っていた人の話もあるので、完全な第三者目線ではなかったが、それゆえの裏話もあって面白かった。 特に上皇陛下・上皇后美智子さまは戦後の日本の在り方を模索されていたと思うし、私が若い頃とは違う印象を持っていたので、とてもよく理解できた。 強いて言えば、だいたい30ペ...

池上さん自身も会っていた人の話もあるので、完全な第三者目線ではなかったが、それゆえの裏話もあって面白かった。 特に上皇陛下・上皇后美智子さまは戦後の日本の在り方を模索されていたと思うし、私が若い頃とは違う印象を持っていたので、とてもよく理解できた。 強いて言えば、だいたい30ページ程度ずつで書かれているため、消化不良なところもあった。いくら客観的にとは言っても主観は入るものなので、「この説明がなかったら違ったように解釈されてしまうのでは...」という箇所もあった。編集の問題もあるのかもしれないが。 ただ、普段なかなか取り合わされない12人であったので、様々な切り口での説明は、その方々それぞれで面白かった。30ページずつというのも、導入としてはちょうどいい量であることが利点だった。興味が湧いた人については、また自分で追求していこうと思う。

Posted byブクログ

2022/06/20

面白かった。 当然だけど一人一人に癖がありキャラがあり波瀾万丈でその辺の小説なんかより数倍面白かった。 是非こんどは同構成で世界の12人も扱って欲しい。

Posted byブクログ

2022/01/21

すべて面白かった。(メモ取るの忘れた・・・) ■中内功 →ダイエー →駅前に作り続けた イオンは狐や狸が出るところに店を作れ →自動車の時代がきて、負けた"

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