アンの愛情 巻末訳註付 の商品レビュー
第3巻もとてもよかったです! アンが大学に進み、都会に暮らす18歳から22歳までの4年間が描かれています。新しい友達や、男性からの求婚など多くの経験を積みます。 アンの恋模様には読み手の私も胸が締め付けられました。ラストシーンは感動しました。 ぜひ読んで頂きたい一冊です!
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大人になるのは少し寂しいけれど、素敵なことだと感じることができる作品でした。 巻末の訳注を読みながら読みました。 一巻、二巻とは少し違う感じがしましたが、訳者あとがきを読んで、書いた当時のモンゴメリの成長による違いなのかなと感じました。
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今回この本の松本訳と原書を1、2章ずつ交互に読み進め、1か月かけてやっと読み終えました。 原書と訳書を読み比べてみて、ほんと、訳者を尊敬します 普段読み慣れている英米の現代英語に比べて、昔のカナダ英語であるせいか、単語がかなり違う それを素敵な日本語に訳しているのは凄いです
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『赤毛のアン』シリーズ3作目、大学時代のアンの話です。 お金持ちで美人だけど愛すべき人物のフィルや、パティの家で家事をしてくれるジェイムジーナおばさん、そしてアンの理想の恋人ロイ等々、新たな人物も登場し、アンの周りは賑やかです。 アンに好意を抱いていたギルバートの想いは報われるのか、ドキドキの展開です。
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『本屋さんのダイアナ』の序盤で「赤毛のアンが面白いのはアンの青春まで、アンの愛情は恋愛ばっかりで面白くない」と主人公の少女たちが話していたが、そう話すのも分かる気がする。 2作目までの雰囲気とかなり異なる、大人のための作品である。 アヴォンリーの人々はこれまでよりあまり出てこず、 親友のダイアナも結婚して忙しくなり、 アンも次々と求婚される。 今までおとぎ話のように素敵だったのに、この作品は現実を見せつけられる。 (とはいってもアンのコミニケーション能力が素晴らしいので大体都合よく事が運ぶ。うらやましい限りである。) 子供の頃の甘い空想と、幻滅。 アン自身もそこに悩む。 だからギルバートへの愛に気付けず、一度は彼の求婚を断ってしまうのだ。 友達としては良い、一緒にいて楽しい、でもそれ以上のものは求められたくない。 一方で、彼が他の女の子といるとキリキリしてしまう… 彼を失うと思うと怖い。 そしてようやく愛情に気づくことができたのだ。 この作品は、空想好きなアンが、いかに現実を受け入れて大人になるか、その成長過程が描かれている。 現実は空想とは違うが、それはまた良いものである。 ■お気に入り登場人物 ディビィ:2作目でマリラとアンが預かった双子の一人。いたずらっ子。ぼく知りたいな。と、ずけずけ聞いてるのが可愛過ぎる。現実にいたら手を焼くんだろうなぁ。ちなみに、皆んながもう一人の双子、ドーラのことをあまり気にかけてないのが気になってしまう。良い子だし、大体は被害者なのでケアしてあげてほしい。ドーラ回も今後あるのかな……? フィル:レッドモンド大学の同級生。新キャラ登場。すごい美人で、マンガにいそうな天真爛漫。友達になりたいなぁ。
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ギルバートと想いが通じて本当に良かった!とマリラとリンド夫人と一緒に安堵しました笑。しかし男の人に対するアンの態度はいっそ残酷にも思えるけど、当時からしたらそういうもんなんか…?
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読了。赤毛のアン3作目。 アンは大学に進学し、キングスポートでの学生生活が描かれている。アンはその間に6人もの男性に求婚される。素直になれずギルバートとはすれ違いだらけ。読んでいる方がもどかしくなる。 デイビィとのやり取りは面白く読める。悪戯も悪気があるのかないのか、思ったことを...
読了。赤毛のアン3作目。 アンは大学に進学し、キングスポートでの学生生活が描かれている。アンはその間に6人もの男性に求婚される。素直になれずギルバートとはすれ違いだらけ。読んでいる方がもどかしくなる。 デイビィとのやり取りは面白く読める。悪戯も悪気があるのかないのか、思ったことを口にしたり手紙に書いたり、アンがデイビィを導いていく様子は、昔アンが周りから受けた愛情と同様なのかもしれない。 アンの愛情は続編を待ちわびる読者のために書いたとどこかで読んだ。なるほど、当時の読者は読みながらジリジリとした思いだっただろうか。 昔あった映画やNetflixのドラマはちょうどこの作品までか。 作品とは別に、文春文庫は註釈を読む楽しみもある。
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ちょうど自分の年齢的に感じる、友人の結婚や大人になってしまった喜びと切なさが書かれていて読んでいて胸が締め付けられた。途中、アンにハラハラしたけど、ちゃんと自分の気持ちに気づいてよかった!本当にアンが頑なでどうなることかと思った。私、フィルがかなり好きだな~。続きに期待!
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【アン十八歳に。青年たちに求婚され、少しずつ大人の女性へ】日本初の「全文訳」、詳細な訳註収録の決定版「赤毛のアン」シリーズ第三巻。ギルバートと共にカナダ本土の大学に進んだアンは……。
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