男ふたりで12ヶ月おやつ の商品レビュー
「男ふたりで12ヶ月ごはん」の続編。タイトル通り、今回は「おやつ」にスポットを当てたもの。名店のスイーツや昔懐かしいおやつ、後輩白石くんの手作りおやつなど、ものすごくおいしそうで、お取り寄せしたり、お店を訪ねてみたくなる。巻末にそういう案内をつけてくれてもいいのではないかと思った...
「男ふたりで12ヶ月ごはん」の続編。タイトル通り、今回は「おやつ」にスポットを当てたもの。名店のスイーツや昔懐かしいおやつ、後輩白石くんの手作りおやつなど、ものすごくおいしそうで、お取り寄せしたり、お店を訪ねてみたくなる。巻末にそういう案内をつけてくれてもいいのではないかと思ったり。 正直なところ、おやつに気をとられて、話の内容の方は、そのそんなに残っていないけれども…前回よりも二次創作しやすい雰囲気を出してきてるかな?という気がしなくもない。 続編もきっと出そう…今度はなんだろう?12ヶ月弁当か、12ヶ月おつまみか…?
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ご飯に引き続き、今度はおやつ。もちろんご飯も出てくるけれど。 お互いのことをよく見ていて、大切に思っている遠峯と白石。ベッタリではないけれど、一緒にいると安心できて、どんどん「家族」のようになっていく2人が楽しい。タイプの違う2人だから、心地よいのかも。らとも思った。話に出てくる...
ご飯に引き続き、今度はおやつ。もちろんご飯も出てくるけれど。 お互いのことをよく見ていて、大切に思っている遠峯と白石。ベッタリではないけれど、一緒にいると安心できて、どんどん「家族」のようになっていく2人が楽しい。タイプの違う2人だから、心地よいのかも。らとも思った。話に出てくるお菓子を買って、一緒に食べながら読み返したくなった。
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男ふたりの12ヶ月、二年め。 白石真生(しらいしまなぶ)は駆け出し小説家。 遠峯朔(とおみねさく)は病院勤務の眼科医。 朔が、祖母の住んでいた芦屋市内の古い一戸建てを買い取って住むところへ、真生が同居、料理が得意で居職の真生が家事を分担している。 男2人の、気の張らない、それで...
男ふたりの12ヶ月、二年め。 白石真生(しらいしまなぶ)は駆け出し小説家。 遠峯朔(とおみねさく)は病院勤務の眼科医。 朔が、祖母の住んでいた芦屋市内の古い一戸建てを買い取って住むところへ、真生が同居、料理が得意で居職の真生が家事を分担している。 男2人の、気の張らない、それでいて快適でていねいな暮らしが、見ていて心地よい。 BLまで行かないけれど、こんなのでいいのだ。こんなのがいいのだ。 疑似家族生活ではあるけれど、遠峯は家の元の持ち主である祖母の思い出を大切にしていて、白石も離れて暮らす家族との絆に(悩みもあるけれど)心を砕いていて… 大きな事件は起きないけれど、日常の中のちょっとした心理描写がこまやかで、温かい。 惜しくも閉店してしまった思い出の店もあるが、実際に行くことのできる店が実名で紹介されている。 個人的には、すでにひとつのジャンル。 遠い町や、まだ見ぬお店に思いをはせながら読む小説も楽しいものだ。 “お夜食本”も、是非是非、お待ちしています!
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