「国家の衰退」からいかに脱するか の商品レビュー
世界のどこにいっても通用する新しスキルを磨いていく。 韓国はアホだから放っておくのが一番良い。 QRが本格的に普及したら日本の銀行はクレジットカードの手数料という最大の収入源を失ってしまう。預金を集めて企業は個人に貸し出す本業の預金業務では全く儲かっていない銀行が眠っていても手数...
世界のどこにいっても通用する新しスキルを磨いていく。 韓国はアホだから放っておくのが一番良い。 QRが本格的に普及したら日本の銀行はクレジットカードの手数料という最大の収入源を失ってしまう。預金を集めて企業は個人に貸し出す本業の預金業務では全く儲かっていない銀行が眠っていても手数料が入ってくるクレジットカード事業を脅かすQRの導入を本気で急がない。メガバンクだけでなく楽天やヤフーも自社なに銀行事業やクレジットを持っていて、少なからず金融庁の支配を受けている。このためQRへの参入が遅れたことは否めない。つまり純粋なQR決済派は既存の金融エスタブリッシュメントにはいない。
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年金の財源不足問題は、日本だけではない。各国でも議論されているところだそうな。 ロシアは年金支給開始年齢を男性60歳、女性55歳だったのを男性65歳、女性63歳に引き上げた。男性の平均寿命が66.4、女性は77.2なものだから、女性はともかく男性はほとんど年金をもらえないと...
年金の財源不足問題は、日本だけではない。各国でも議論されているところだそうな。 ロシアは年金支給開始年齢を男性60歳、女性55歳だったのを男性65歳、女性63歳に引き上げた。男性の平均寿命が66.4、女性は77.2なものだから、女性はともかく男性はほとんど年金をもらえないという、他人事としては笑ってしまうような状況に陥り、計画修正を余儀なくされたとか。 イタリア人はもはや国を信頼しておらず、国がどうなろうと関係なく、家族やコミュニティ、会社で世界とつながり、生きていく道を熱心に考えている。「国が滅びようとも自分たちは生きていく」という考え方が浸透しているという。 そういう考え方を、参考にした方がいいよ、との話だ。 いろいろな国内報道を見ていくと、暗い気持ちになることも多いけどさ。まぁそれはそれとして、国が滅びようとも自分や自分の身の周りが生き残っていく道を考えていかないといけないんだろうなぁ。
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ポピュリズムに代表される政治の劣化。借金1,000兆円超えで進行中の財政破綻。国家の衰退に直面して、著者が平成維新で提言された政策は、そのまま令和の時代に入っても色褪せてない。無駄に時間だけが徒過していく中、日本はマイクロチェンジでやり過ごしてきたため、世界の先進国から逸脱、かな...
ポピュリズムに代表される政治の劣化。借金1,000兆円超えで進行中の財政破綻。国家の衰退に直面して、著者が平成維新で提言された政策は、そのまま令和の時代に入っても色褪せてない。無駄に時間だけが徒過していく中、日本はマイクロチェンジでやり過ごしてきたため、世界の先進国から逸脱、かなりの分野で後進国に後退している。廃藩置県の枠決めから脱し、縦割り行政の弊害を打ち壊すには、国のリブートを引き起こす変革が必要と力説。評論で終わることなく、理論に基づく提言が小気味良い。マイナンバーが普及しない、デジタルでの周回遅れ、年金問題等、本質的改革ができない現状を見事に捉えている。提言を生かす行動、政治家としての活動力のパワーアップに期待したい。
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<目次> まえがき もし今、田中角栄がいたら、安倍の無策を嘆いたはず 第1章劣化する政治 安倍政権の愚策の研究 第2章空転する外交 自国第1主義にどう対処するか 第3章次なる戦略 日本再起動の為の処方箋 あとがき 新しい繁栄の方程式、劣化する政治から離脱せよ P251イタリアは...
<目次> まえがき もし今、田中角栄がいたら、安倍の無策を嘆いたはず 第1章劣化する政治 安倍政権の愚策の研究 第2章空転する外交 自国第1主義にどう対処するか 第3章次なる戦略 日本再起動の為の処方箋 あとがき 新しい繁栄の方程式、劣化する政治から離脱せよ P251イタリアは、~人々の間には国というのは邪魔な存在だと いう発想がある。そのため、国が滅びようとも自分達は 生き延びていくという考え方が浸透している。日本人も そんなイタリア人の思考を今こそ学ぶべきだと思うのだ。 どれだけ言っても治らない国は棄てる、考えるのも時間の 無駄である、自分と自分の周り人間だけは助かればいい。 この5年、ずっとそう思っている、個人ポピュリズム?個人主義?
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大学時代は失われた20年とか言ってたけど、さらに10年が経た今そんな甘っちょろいものではなくて本当に国家の危機にあるのだなと認識させられる。 安倍政権のやっていることは政局のためなのであって、それもどれだけ愚策かということがわかりやすく示されている。アベクロバズーカ、マイナンバー...
大学時代は失われた20年とか言ってたけど、さらに10年が経た今そんな甘っちょろいものではなくて本当に国家の危機にあるのだなと認識させられる。 安倍政権のやっていることは政局のためなのであって、それもどれだけ愚策かということがわかりやすく示されている。アベクロバズーカ、マイナンバーカード、選挙制度、外交、ふるさと納税、その他諸々。このままではマズいという危機感を新しくした。 しかしながら、この本では平成維新で示されたのと同じ有効性のありそうな政策案が再度提示されているが、果たしてこれをいかに実現することができるだろうか。そこから先は読書の課題でもあるな。
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