本を読めなくなった人のための読書論 の商品レビュー
読みたいときに、読みたいとこだけ。 どこまでもあたたかなことばに包まれて、理解が及ぶ前に心が動いた。それだけで本を読むという行為へのありがたみが蘇ってきて、(そうだ、こんな感じだった)と楽しくなった。 文体以外にも、ページの上下が余白たっぷりに取られていて、それがすごく読みやす...
読みたいときに、読みたいとこだけ。 どこまでもあたたかなことばに包まれて、理解が及ぶ前に心が動いた。それだけで本を読むという行為へのありがたみが蘇ってきて、(そうだ、こんな感じだった)と楽しくなった。 文体以外にも、ページの上下が余白たっぷりに取られていて、それがすごく読みやすかった。 すきなのに嫌気がさしてたまらないときに、熱のときのお粥みたいな、そんなように入ってくる。お薬ほどは苦くない。
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正しい読書は存在しない 他者と読み方を比べる事をやめる 自分は楽しみのため 未知なる出会いのため 時間を過ごすために本を読む 何も残らないのが気になる 言葉の意味?経験? 山に例えられる 高い山に登頂するよりも何かを学んだり気付くこと 美術館で解説文にとらわれてしまう事が...
正しい読書は存在しない 他者と読み方を比べる事をやめる 自分は楽しみのため 未知なる出会いのため 時間を過ごすために本を読む 何も残らないのが気になる 言葉の意味?経験? 山に例えられる 高い山に登頂するよりも何かを学んだり気付くこと 美術館で解説文にとらわれてしまう事がある 本当は自分で感じるのがいいはず この本では「肌感覚」と表現されている 「あたま」だけで感じていると情報以外の意味が受け取れなくなる 本当に求めているものは内面にある 自己との対話を続ける 青い鳥ってやっぱり近くにいるのかな
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言葉を五感でゆっくり感じることの大切さを教えてくれます。言葉がキリスト教っぽいと思ったら筆者がクリスチャンでした。
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【4回目】オンライン読書会の機会を得ての4回目。もはや、私の読書論なのか、若松さんの読書論なのかがわからなくなってきている。本を読めないというのは、理由が合ってのことで、そこに喜びを見いだせなくなっているからであり、ムリをして読む必要はないとされている。おそらくだが、読めない理由...
【4回目】オンライン読書会の機会を得ての4回目。もはや、私の読書論なのか、若松さんの読書論なのかがわからなくなってきている。本を読めないというのは、理由が合ってのことで、そこに喜びを見いだせなくなっているからであり、ムリをして読む必要はないとされている。おそらくだが、読めない理由の一つは、「身」が固くなっているからなのではないか。また、読めない理由は「外部」ではなくて、自分の内にあるとも。探さなければならないのは、自分のための「コトバ」であって、それは自身の内側にこそあるのだとされている。感銘深い。
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本が読めなくなったのは、内なる自分からのサイン。だから、読めないときは、無理をして読まなくていい。読めない本にも意味があるから、積読でもいい。知識を増やすためではなく、人生を深いところで導き、励ます言葉と出会うためにする読書。その方法を、あなたと一緒に考える。(e-honより)
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実はこの本読み終わってません。 「本は、ぜんぶ読まなくていい。たくさん読まなくていい」という帯のことばを傍らに、たまにパッと開いてそこを読むということにしようと思っています。なんだか一回読んで終わりというおつきあいでは寂しいので。
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最近、何のために読書をしているか分からなくなっていた為に手に取ってみた。 最近の私の読書は人に影響され、とにかく足りない知識を補うために大量のインプットを求めて結果的に「読まされていた」事を改めて認識。 本来、読書というものは1人の時間という「孤独」の中でゆっくり、ゆったりと...
最近、何のために読書をしているか分からなくなっていた為に手に取ってみた。 最近の私の読書は人に影響され、とにかく足りない知識を補うために大量のインプットを求めて結果的に「読まされていた」事を改めて認識。 本来、読書というものは1人の時間という「孤独」の中でゆっくり、ゆったりと時間をかけて本との対話を行うものだという本質を思い出す事が出来た。 人や、流行に流されず自分の内なる心に正直になって読書を楽しんでいければと思う。
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本の読み方に正解はない。速読、多読など色々あるが、そういったものにとらわれずに、自分にあった読み方で読むのが重要。そして、読書において知識を得ようとすることよりも「肌感覚」を大切に読むことが重要であるという箇所に共感しつつ、これまでの体験から自分の読書観になるかもしれない。 読書...
本の読み方に正解はない。速読、多読など色々あるが、そういったものにとらわれずに、自分にあった読み方で読むのが重要。そして、読書において知識を得ようとすることよりも「肌感覚」を大切に読むことが重要であるという箇所に共感しつつ、これまでの体験から自分の読書観になるかもしれない。 読書術ではない、読書の魅力が書かれた本でした。
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一気に読み進めることができた。 …書店に行ってみる。しかし、本を探さない。眺めるように見て、本との出会いを待つ。 …本を読めなくなっているというのは、新しい読書の次元が開けるという人生からの合図。
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自分の読書はこれでいいのか、このまま読書を進めてもいいのか、と行き詰まったときに手にしました。 「本が教えてくれるのは、新しい情報というよりも、すでに心の中にあるのに、私たちが見過ごしてしまっている何かである。」 の一文に納得させられました。引き続き、孤独の時間を生み出したい...
自分の読書はこれでいいのか、このまま読書を進めてもいいのか、と行き詰まったときに手にしました。 「本が教えてくれるのは、新しい情報というよりも、すでに心の中にあるのに、私たちが見過ごしてしまっている何かである。」 の一文に納得させられました。引き続き、孤独の時間を生み出したいと思います。 2021,3/21
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