紅蓮館の殺人 の商品レビュー
本屋さんで「これ何か面白そう」と手にした本。 今まで読んだことの無い作家さんは合う合わないがあるけど今回前者でした。 とっても読みやすかったし読み返したくなる本。 最初難しいかなって思ったけどスラスラ読めました。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
これ、シリーズ物の数作目かな?と思ってしまった。葛城、田所、飛鳥井の前提条件としてのキャラ描写が省かれがち。こういうライトな文体のミステリにはキャラ性を求めてるんだけどなぁ。 仮定を検証する、という話もあったけど、どうしても「あれ?でもこういう場合もあるよね?」みたいな抜け穴が数点あるのが気になってしまった。例えば、絵についた煤。あれのせいで火事の後に額に入れられたみたいな話になっていたけれど、別に今回の火事の煤に限らないのでは?と思ったり…。もしかしたら説明を見落としたのかもだけれど…。 と色々言ってはみたものの、やはり館のまわりの山火事によるクローズド・サークルというシチュエーションはあがる。そして、館に集まった面々の正体には驚かされた。詐欺師たち、よく許せたよね…。なんだか尻切れトンボで終わってしまったので、次回作に期待。
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作者の探偵への愛が溢れたミステリー。名探偵の達成感と苦しみ、助手の信頼と嫉妬を軸として、山火事に巻き込まれそうな館の中での一人の女性の死。探偵により苦しい真相がわかっていく過程が面白かった。
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生き方としての探偵、そしてその助手。 新しい視点で最初は戸惑いましたが二転三転とする謎解きに最後までハラハラでした。 探偵が高校生の設定は青臭さがかえって新鮮で物語に入り込めました。 ただ、「館」感は少し薄味かな。 複数の方のレビューでは次作の方が面白いとの評価。 ラストの余韻...
生き方としての探偵、そしてその助手。 新しい視点で最初は戸惑いましたが二転三転とする謎解きに最後までハラハラでした。 探偵が高校生の設定は青臭さがかえって新鮮で物語に入り込めました。 ただ、「館」感は少し薄味かな。 複数の方のレビューでは次作の方が面白いとの評価。 ラストの余韻のまま蒼海館へ直行。
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有名な館ものを読み尽くし「近代の館もの発見!」と喜び勇んでトライ。 設定、謎解き、伏線回収、後半の勢いはとても面白かった。 しかし他の方のレビューにある通り、誰のセリフかわからない、セリフや登場人物に現実味がない、描写がわかりにくい、など気になるところが多々あり。わざとか?これも...
有名な館ものを読み尽くし「近代の館もの発見!」と喜び勇んでトライ。 設定、謎解き、伏線回収、後半の勢いはとても面白かった。 しかし他の方のレビューにある通り、誰のセリフかわからない、セリフや登場人物に現実味がない、描写がわかりにくい、など気になるところが多々あり。わざとか?これも伏線か?と疑う始末。 しかし後半の謎解きはとても面白く一気に読了。星がとてもつけにくい…!このクローズドサークルが出尽くしたような時代にこれだけのストーリーを生み出せるのは本当にすごいと思います。 続編もとても気になりますがレビューをまず読んでみよう…。
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いわゆるクローズドサークルもの。殺人事件だけではなくいろいろな事実が明らかになっていき、話の筋は面白くて一気に読んだ。 ものの、ところどころ誰が発言してるのかが分かりにくかったり、探偵論(探偵とはどうあるべきか)の議論が最後まで続き長すぎたり、過去の語りが多すぎるように感じ、星...
いわゆるクローズドサークルもの。殺人事件だけではなくいろいろな事実が明らかになっていき、話の筋は面白くて一気に読んだ。 ものの、ところどころ誰が発言してるのかが分かりにくかったり、探偵論(探偵とはどうあるべきか)の議論が最後まで続き長すぎたり、過去の語りが多すぎるように感じ、星は3つ。 あと本の裏表紙に書かれているあらすじで、誰がどう死ぬか書いてあるのはどうなのかとも思ったり。 これまでに3冊出てるシリーズもので、ブクログでの評価はどんどん上がっていそうなので、今後に期待。
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充実感があってとっても面白かった。2024年はこれ以上面白いミステリーに出会えるのだろうか?と思ったくらい。ここのここがその伏線だったのか、と早く読み返してさらに充実感を得たいです。後半に入れば展開が凄まじく、夜中でも読む手を止められなかったです。
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新たな作者さんに挑戦したいと選んだ一冊。 シリーズの3作目が気になり、1作目から読もうとこちらを読みました! 全体を通して、会話部分が誰が喋っているのか分かりにくいのと、間違えて2作目読んでるのかな?と思うくらい過去の話が多いなと思い、その部分が読み難かったです。 ストーリー...
新たな作者さんに挑戦したいと選んだ一冊。 シリーズの3作目が気になり、1作目から読もうとこちらを読みました! 全体を通して、会話部分が誰が喋っているのか分かりにくいのと、間違えて2作目読んでるのかな?と思うくらい過去の話が多いなと思い、その部分が読み難かったです。 ストーリーとしては嫌いでは無いのですが、探偵に拘りすぎ感は否めないです。 とは言え次作に期待。
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後半からどんどん面白くなってページをめくる手が止まらず、気がついたら5時、、、 ただただ伏線が張られて、種明かしされていくだけじゃなく、登場人物の言動や心がよく分かるように描かれていて、ミステリーでありなんていうんだろう、ドラマ?って感じだった。
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山火事が広がって屋敷に閉じ込められるくだりと、探偵にやたらこだわる感じにどうも違和感を感じました。 後半大きく展開が変わっていきますがそれまでが長く感じてしまいました。 シリーズもので他の作品の評価は高いようなので期待したいです。
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