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私の英語放浪人生 の商品レビュー

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2022/11/09

英語関連本なんだけど、英語の話と関係ないところがおもしろかった。 英語に関しては、なんだか鼻息荒く「誰も気づかなかったことを思いついた!!!」的に書いてあったけど、目新しさは感じなかったなぁ。むしろ古臭く感じたかも。 特に、ご自身で考えた英語習得法の命名のセンスがいただけないと...

英語関連本なんだけど、英語の話と関係ないところがおもしろかった。 英語に関しては、なんだか鼻息荒く「誰も気づかなかったことを思いついた!!!」的に書いてあったけど、目新しさは感じなかったなぁ。むしろ古臭く感じたかも。 特に、ご自身で考えた英語習得法の命名のセンスがいただけないと思った。 たとえば「心の翻訳」とか。 新しいコンセプトに対して、「心の〇〇」みたいな表現を持ち出されると、私は全力で逃げたくなります。 ぼんやりとした情緒的な指示のもとに、あうんの呼吸で何かを察しつつ、日本的にみんな仲良く、都合の悪いことはあいまいなままうやむやに、を強いられそうなイメージが浮かぶ・・・ って、自分で書いていて、どんだけ「心」に悪いイメージ持ってんねん!と自分にツッコミたくなったけど、心がつくすべての言葉が嫌なわけではないです。 業務基準や方法論などに「心」を持ち出されるのが嫌なだけ。 ごめんね。(と著者にあやまっちゃう。なんだかとてもいい人そうなので、悪く書くのが申し訳ない感じ) でも、起業家としての失敗の話は大変におもしろかったです。 特に、資金繰りがどんどん大変になってきている時に、取引先から「会社が発展していて、人生でいちばん充実されている時じゃないですか」と無邪気に悪気なく言われた時、軽く笑顔で対応しながら、心の中で「その男を憎悪した」という一文は、非常にリアルで胸をつかれました。 ということで、英語本というよりは、ある人のユニークな職業遍歴を書いた本として私は読みました。

Posted byブクログ