「死ぬんじゃねーぞ!!」 の商品レビュー
全ての子ども達と大人に読んでほしい。 「隣る人」が、どの子、どの人にも見つかりますように。 先生方、この本で何時間か授業されませんか?
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
ネットによるいじめの時代。 しかしネットに救いがある世代。 自分もネットゲームに救われた時があった。 しかし、いじめ、ダメ、減るといいな、という気持ちには当然同意するのだが、読み物としてパワー不足に感じた。 実際につい最近までいじめられていた経験を持つ女性2人にインタビューしていたのだが、ほぼ相槌に終始してしまっている感。 中川さんはとても素敵は方だと思っていますが、この本はあまり響きませんでした。
Posted by
自分の過去の辛い体験を書き起こし、問題提起する姿勢には心が打たれました。加害者は忘れても、被害者は一生残り続ける心の傷を負うことを子供たちに教えていくことが重要だなぁと感じました。また、誰にも言えないことを聞いてくれたり、辛い時に側に寄り添ってくれる人の存在って本当に尊いものであ...
自分の過去の辛い体験を書き起こし、問題提起する姿勢には心が打たれました。加害者は忘れても、被害者は一生残り続ける心の傷を負うことを子供たちに教えていくことが重要だなぁと感じました。また、誰にも言えないことを聞いてくれたり、辛い時に側に寄り添ってくれる人の存在って本当に尊いものであるということを教えてくれました。
Posted by
大好きな中川翔子ちゃんの新しい本。 10代の頃、とてもつらくて死にたいと何度も思ったとは聞いていたけれど、リストカットや首を吊ろうとした話は聞いたことがなくて、なるべく言わないようにしていたんだろうけどたぶん初めて言うんじゃないかな。 わたしも幼い頃はいじめられていたけれど、あん...
大好きな中川翔子ちゃんの新しい本。 10代の頃、とてもつらくて死にたいと何度も思ったとは聞いていたけれど、リストカットや首を吊ろうとした話は聞いたことがなくて、なるべく言わないようにしていたんだろうけどたぶん初めて言うんじゃないかな。 わたしも幼い頃はいじめられていたけれど、あんなに小さかったのに、その記憶は今でも残っている。いじめられたほうはずっと覚えてるし、心に傷として残る。 本書でも言及されていたが、学校は意味のない規則や暗黙の了解のようなものが多すぎる。そこから少しでもはみ出せばおかしいやつ扱いされるのも、また腑に落ちない。「悪法もまた法なり」的なのはおかしい。そういうのもまたいじめの原因を作っている気がして、もっと学校のあり方を変えるべきだとわたしは思っている。
Posted by
中川翔子さんによる傷つき悩む子供へのメッセージ 連日紹介が続きます。いじめで不登校になった中川翔子さんが、自らの気持ちを文章と漫画で綴る一冊。
Posted by
教師に相談することが最後の願いであったのに、そこで受け入れてもらえない。教師なんて学校なんて信じられない。 自分が教師であるからこそ、とても悲しかった。子どもたちにこんな思いをさせてしまっていけない、、教師としての教訓になる本でした。
Posted by
Twitterで見かけて気になっていた本。パートナーが購入していたので読ませてもらいました。 いじめを受け不登校になった自身の経験を、ありのままの言葉で表現している素晴らしい本でした。これは子どもも大人も多くの人に読んでほしい。 大人になった今書いているのだから学生時代を「振...
Twitterで見かけて気になっていた本。パートナーが購入していたので読ませてもらいました。 いじめを受け不登校になった自身の経験を、ありのままの言葉で表現している素晴らしい本でした。これは子どもも大人も多くの人に読んでほしい。 大人になった今書いているのだから学生時代を「振り返っている」文章なんだけど、過去のことであることを感じさせない。細かいところの言葉遣いや言い回しに今ドキの表現を自分の肌感覚で織り交ぜているのは流石にしょこたん、という感じ。 子どもにとってはすっと入り込んでくる文章なんじゃ無いかと思う。(私もしょこたんと同世代の大人目線だから分からないけど) また、大人にとっても、特に30代以下ぐらいの人であれば自分の子どものころのことを思い出す人も多いのではないかと思う。誰しも加害者(に近い立場)にも被害者(に近い立場)にもなったことがあるはずで、その両方の苦しい感覚を思い出す。かといって苦しい文章ではない。 合間に多く挿入されている漫画も良いですね。本が苦手な子どもでも読めますし、情景が浮かびやすい。 人生を「RPG」と捉えるというのがしょこたんぽいですが、この挫折の経験を物語で捉えるというのは多くの人がいう実感なのでしょう。『暗闇でも走る』の安田さんもいってましたね。私も同感。 でも、その上で、子どもの「いま」を大人の尺度で矮小化するのではなく、あくまで子どもの体感、時間軸、世界に合わせて「生き延びろ」「先延ばしをしろ」というのが正直で、優しくて良い。 大人の側のいじめの受け止め方について。自殺をしてしまったり、子どもの心を最後に折ってしまうのはいじめている子どもではなく、周囲の大人である可能性があるという指摘。私自身、児童福祉に関わっていたのでとても分かる。 教師向けの願い、みたいなメッセージも多いのだけど、考えないとなと感じるのは教師自身も学校という狭い組織の中にいる存在であるということ。生徒がスクールカーストの中で苦しんでいる一方で、教師も学校というがんじがらめの組織の中で生徒の声の受け止め方や扱い方が分からないという場合もある、とは思う。それでも子どもの声を優先して欲しいとは感じるけれど、いじめという問題から離れて職場一般の話にまで広げたら会社員は組織の中で孤軍奮闘することができる人は少ないのではないか。まぁ個人として腐ってしまっている教師が多すぎて。。とも残念ながら思いますが。 ということで良い本でした!
Posted by
中川翔子さんによるいじめられている人たちに向けた本。ただのタレント本ではなくいじめられていた経験を持つ中川さんだからこそ書けた本ではないでしょうか。 いじめられていてつらい君。昔と違って今はSNSで24時間365日心の休まるときがない。大人の言葉は今は届かないかもしれないけど、...
中川翔子さんによるいじめられている人たちに向けた本。ただのタレント本ではなくいじめられていた経験を持つ中川さんだからこそ書けた本ではないでしょうか。 いじめられていてつらい君。昔と違って今はSNSで24時間365日心の休まるときがない。大人の言葉は今は届かないかもしれないけど、逃げてもいいから死ぬんじゃねーぞ。 いじめられている君もそうですが、いじめている君。人をいじめている君に読んでもらいたい。
Posted by
しょこたんのイメージを良い意味で覆してくれた書籍。 しょこたん自身の経験に、いじめを経験をした10代の女性と『不登校新聞』という日本で唯一不登校を題材にした新聞の編集長のお話も収録されています。 『いじめられている側にも問題がある、と言う人がいますが、それは絶対にありえない。い...
しょこたんのイメージを良い意味で覆してくれた書籍。 しょこたん自身の経験に、いじめを経験をした10代の女性と『不登校新聞』という日本で唯一不登校を題材にした新聞の編集長のお話も収録されています。 『いじめられている側にも問題がある、と言う人がいますが、それは絶対にありえない。いくら相性が悪くても、それはいじめていい理由になんかなりません。(引用)』 読んでいると自分がいじめられているような気持ちになったり、 自分がもしかしたら気づかないうちにいじめをしていたんだろうなと苦しくなりながら読み進めました。 『大人ってそうやって都合が悪いことは隠すんだ(引用)』 という一文がやけに心に残る。 ・共感すること ・否定しないこと ・認め合うこと は一つのアクションかもしれなけど、自分の中で留めていては社会は変わらない。 どこか他人事に留めていたことを行動に移すことが私には必要だなと感じながら読み進めました。 気づいた時から声を上げないとね。
Posted by
しょこたん素晴らしい!良書!うちの娘にも読ませます。幸福の追求こそが最大の復讐とスペサーノも言ってます。
Posted by