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あきない世傳 金と銀(七) の商品レビュー

4.3

124件のお客様レビュー

  1. 5つ

    53

  2. 4つ

    46

  3. 3つ

    14

  4. 2つ

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2024/01/08
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

7巻 碧流篇 ネタバレあります。 ーーー 6巻にて赤穂浪士の討ち入りの日に江戸への出店を遂げた五鈴屋。 無事年を越して、睦月十四日に帯結びをただで教える催しを行う。 7巻はまさに、小さく生んで大きく育てる、地道に堅実に商いをおこない徐々にお客さんの信頼を得ていく、五鈴屋を見せてくれる。大きな出来事もなく、次の手の準備を影ながら進めていく。 不穏な空気が漂ったものの、あのお方の影は謎のままに、逆に、幸の女名前の延長がかなってラッキー!? 跡目にも私が激推しした人の名が出てきて、ふんふん良い流れ。あとはこの方に江戸にやってきたあの人が年上女房で万々歳になる!と勝手な予想をしてニンマリ。 五鈴屋、白雲屋、伊勢型紙、人形浄瑠璃に歌舞伎、人が人を繋いでうまれた江戸紫の長着と羽織。 人気の歌舞伎役者が身につける小紋となれば、その後に大フィーバーまちがいなし!! 高田郁さんにしては穏やかな1冊だったと思っていると、最後にお竹さん同様、顔を覆って肩を振るわす昔話が…。 こんなハレのお披露目に、愛しいあの人も空の上で満面の笑顔でしょう…泪。

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2023/10/25
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

念願の江戸に出店して一年が経ち、これから先をどうするか模索する中、小紋と江戸紫という鉱脈を掘り当てることで商いが大きく飛躍すると共に衝撃的な幕切れが待っている第八巻につながっていく作品。

Posted byブクログ

2023/10/11

江戸店を開いてからの一年。 富五郎と智蔵の繋がりが語られるシーンは三回も読み直してしまった。泣ける。 お竹の思いはいかばかりか。 結や賢輔のひたむきさも眩しい。 いまひとつ想像できない着物の色や帯結びや染めの工程など、映像化されるとのことで、楽しみ。 笑って勝ちに行く、五鈴屋のこ...

江戸店を開いてからの一年。 富五郎と智蔵の繋がりが語られるシーンは三回も読み直してしまった。泣ける。 お竹の思いはいかばかりか。 結や賢輔のひたむきさも眩しい。 いまひとつ想像できない着物の色や帯結びや染めの工程など、映像化されるとのことで、楽しみ。 笑って勝ちに行く、五鈴屋のこの先も気になって仕方がない。

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2023/10/10

面白い! 面白いんだけどな〜 『みをつくし料理帖』の時のような爆発的な面白さは感じないんだよな〜 なんでかな〜って思ってたんですが 気付きました! 第七巻にして気付きました! わい…全く着物に興味がない!_| ̄|○ il||li 主人公幸の波瀾万丈な人生に一喜一憂し、読み進...

面白い! 面白いんだけどな〜 『みをつくし料理帖』の時のような爆発的な面白さは感じないんだよな〜 なんでかな〜って思ってたんですが 気付きました! 第七巻にして気付きました! わい…全く着物に興味がない!_| ̄|○ il||li 主人公幸の波瀾万丈な人生に一喜一憂し、読み進めているうちはいいんですが、こと話が着物をどうやって売るかとか工夫を凝らして考えたり、着物の製作工程に関する記述んところにくると急に心が凪ぐ なぜか? 着物に全く興味がないから!(2回目) そうか〜どうしたもんかな〜 気付いちゃったんだよな〜 でもここまで読んだら最後まで行くか 面白くなくはないんでね 実際★4つけてるし

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2023/03/31

江戸店で奮闘する幸と五十鈴の面々。ゆっくりと前へ進んでいきます。縁によって結ばれ、渾身の傑作が作りあげられ、それが最高の舞台で披露されることになりました。智蔵の想いが伝わってくるようで、目頭が熱くなりました。大きな試練もなく心穏やかに読むことができました。大好き度❤️❤️

Posted byブクログ

2023/02/23
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

江戸店を立ち上げスタートした幸 無料の帯締め指南から始まり、着物を掛ける撞木を作った人、その姉、その夫と型染めの小紋に至る迄、正に 縁 で繋がっている 極め付けが亡き夫智蔵が作っていた縁であった 泣けてしまったなぁ・・ 妹の結も江戸に、幸の元に来た 恋をしてるんだね(人´∀`).☆.。. きっと誰もが祝福してくれると思う 幸は気づいてるのかなww

Posted byブクログ

2023/02/04

鈴紋の伊勢型紙を見とうおます。富五郎が纏いはった江戸紫の小紋染めの長着を見とうおます。富五郎の「智やん、一緒になぁ」には泣かされました。

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2022/11/30

心根を同じくする者は自然と引き合うのだろう。 歌舞伎役者の富五郎との驚くべきつながり。 第一二章 花道 は、温かな驚きとともに、その瞬間へのワクワク感でページを捲るのももどかしく。 物語に引き込んでいく作者の筆致が素晴らしい。 読後は涙目。爽快感が半端なかった。

Posted byブクログ

2022/11/08

幸みたいな人になりたいなぁ。 どうしたらそんなにアイデアが湧いてくるのかしら。 やっと、このシリーズが完結したので復習を兼ねて?再読中です。 この後の流れを知っているので、より深く読むことができます。

Posted byブクログ

2022/11/04

今までの積み重ねが、みんなの力でまた一つ形になっていく。幸の知恵がみんなを引っ張っていく、幸の周りの一人ひとりが大切にしている想い、みんなが一つの方向を向いて進んでいく、 とてもワクワクした七巻だった。

Posted byブクログ