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MMT(現代貨幣理論)の教科書 の商品レビュー

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5件のお客様レビュー

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2023/07/02

これは読むに値しない。ただMMT反対派で緊縮派が書いた本だからではない。MMTに反対するにしてもまともにランダル・レイなどの著作すら引用せずに,「教科書」と銘打つ傲慢さ。MMTはスペンディングファーストと言っているのに,プライマリーバランス黒字化が大事だと述べる。まるでダメ。 ...

これは読むに値しない。ただMMT反対派で緊縮派が書いた本だからではない。MMTに反対するにしてもまともにランダル・レイなどの著作すら引用せずに,「教科書」と銘打つ傲慢さ。MMTはスペンディングファーストと言っているのに,プライマリーバランス黒字化が大事だと述べる。まるでダメ。 反対なら教科書ではなく反論書として出版すべきだ。とはいえ,反論書としても,引用の問題からして不勉強で学者としての態度としてあるまじき。こういう経済学者が日本をダメにしていくのだろう。

Posted byブクログ

2021/01/03
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※このレビューにはネタバレを含みます

MMTを批判的にとらえてる本。とはいえ、理解が浅い状態で解説してない?冷静にMMTを見てるけど、弱い反論しかしてない。  基本的にはMMTは歴史の浅い理論だから、検証が足りない。だから実際に国の財政政策として実行するのはよく考えてからやるべき。で各章、各節のまとめの言葉にしている。ってことはお前もきちんと検証してないってことじゃんかよ。なんかよくわからないから怖いよ。毒あるかもよ。気を付けて!!しか言ってない本。  MMTが出てから時間がないからとりあえず注意喚起のために出した本ってことです。それを理解して読むべき。  でも、たしかに、MMTをいきなり実行するのは頭が悪い。MMTをもてはやして、これですべて解決する的な主張をしている人も信用ならんからな。これを読んで一回頭を冷やそう。  この本ではっきり言ってるわけじゃないけれど、日本が景気が上向きにならないのは、日本が需要のない国になったからというのには納得がいく。景気がよくならんのはお金の供給量が足りてないってのは確かに一理あると思う。しかし、お金を配っても、お金を使わない高齢者ばかりの日本では効果が低いのである。  やるべきは、きちんと公共投資をたくさんやる体制を整え、若者優遇の金融政策を実行する流れを作るだと。そして、お金のフローが活発化しそうな段階で一気にお金を増やして効果を高める。これに尽きる。  しかし、デフレ脳になってる日本国民には難しいよなー。という感想でした。

Posted byブクログ

2020/10/24

世間もすなるMMTといふもの、われもしてみんとて読了。金融・財政の基礎知識、MMTの歴史、主張、解釈、ネガティブ面の考察と、幅広く硬質な議論を展開する良書。 各章にまったく意味不明な見開きマンガが付いているのだが、本文を理解する役にも立たなければ、本文に対する興味を喚起するわけ...

世間もすなるMMTといふもの、われもしてみんとて読了。金融・財政の基礎知識、MMTの歴史、主張、解釈、ネガティブ面の考察と、幅広く硬質な議論を展開する良書。 各章にまったく意味不明な見開きマンガが付いているのだが、本文を理解する役にも立たなければ、本文に対する興味を喚起するわけでもない。良質な解説に対して明らかに不釣り合いで、このページだけ破って捨てたい。

Posted byブクログ

2020/03/10
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

MMTの解説はあまりなくて、主流経済の解説と現在の経済状況の解説 すくなくとも「MMTの教科書」ではない

Posted byブクログ

2019/11/22

最近流行りのMMTについて賛否を示せるような知識を持っていなかったため、MMTとは何かを理解しようと幾つか賛成派反対派の本を読み始めた。 この本の立場はMMT反対派にあたるものである。 低評価の理由は、そもそもMMTについてせいぜい週刊ダイヤモンド程度のレベルの話しか書かれておら...

最近流行りのMMTについて賛否を示せるような知識を持っていなかったため、MMTとは何かを理解しようと幾つか賛成派反対派の本を読み始めた。 この本の立場はMMT反対派にあたるものである。 低評価の理由は、そもそもMMTについてせいぜい週刊ダイヤモンド程度のレベルの話しか書かれておらず、内容の大半がいわゆる普通の財政問題論に終始している点である。 財政問題論ならそれに特化した素晴らしい書籍がたくさんあるので、この本に頼る必要はない。MMTについては恐らくこの本でニュースのレベルを超えて学ぶ事はできない。 同時にMMT推進派にあたるランダル・レイの「現代貨幣理論入門」を読み始めたが、こちらはMMTについて自身の意見を醸成する糧になりそうな手応えのある内容である。

Posted byブクログ