100分de名著 戦争論 ロジェ・カイヨワ(2019年8月) の商品レビュー
終戦記念日に読むべき本を探していて辿り着いた。久しぶりに新しい知識を得られるまともな日本語を読んで面白かった。やはり大きな国家というものはろくでもないし、グローバル化に恩恵などないし、ノーベル賞はしょうもないものなのだ。それでもそれは大きく個別な意図があるのではなく、確かに自然の...
終戦記念日に読むべき本を探していて辿り着いた。久しぶりに新しい知識を得られるまともな日本語を読んで面白かった。やはり大きな国家というものはろくでもないし、グローバル化に恩恵などないし、ノーベル賞はしょうもないものなのだ。それでもそれは大きく個別な意図があるのではなく、確かに自然の止められない流れのようにも見える。私ももうこの流れを止めるのには戦争しかないのではないか、と思うこともある。でも人権教育に希望を見出すしかないよねえ。分かるけど。とにかく私にはしかし、祭が足りないのだと思った。
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8月の「100分de名著」のテーマとしては良いテーマだと思った。この本を読んで、「戦争論」のことを初めて知った。小難しい戦争の歴史の話が多かったが、第4回の同時多発テロ以降のテロとの戦いの話が面白かった。
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