1,800円以上の注文で送料無料

僕たちのLIFEシフト の商品レビュー

4.5

2件のお客様レビュー

  1. 5つ

    1

  2. 4つ

    1

  3. 3つ

    0

  4. 2つ

    0

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2022/02/26

・「こんなことなんでやらなきゃならないんだ」とは考えない。 ・最悪なのは失敗したことではなく、そこから何もせず動けなくなること。 ・とりあえず動いてみる。走りながら考える。 ・自己分析がきちんとできて、目指す着地点が明確になっていれば、努力に応じて運はついてくる。

Posted byブクログ

2019/09/07

年末の人気番組の一つ「プロ野球戦力外通告」。 華やかなプロの世界から「無職」になってしまった男たちを追いかけるドキュメント。 著者もこの本に登場する元選手たちも、一度はその「戦力外通告」を受けた男たちだ。 だが、この本には全く悲壮感がない。 著者自身、現役時代から親会社が...

年末の人気番組の一つ「プロ野球戦力外通告」。 華やかなプロの世界から「無職」になってしまった男たちを追いかけるドキュメント。 著者もこの本に登場する元選手たちも、一度はその「戦力外通告」を受けた男たちだ。 だが、この本には全く悲壮感がない。 著者自身、現役時代から親会社がDeNAであったという環境を活かし、学んでいた。 そして引退後すぐに「起業」し、今日に至っている。 馬肉を専門に扱う会社に就職した、ベイスターズの代打の切り札にして元選手会長の下園辰哉。 タイガースを戦力外通告後、初のプロ野球選手出身の公認会計士となった奥村武博。 ペーチェット病と闘いながらジャイアンツの育成選手となり、球団職員を経て大手外資系コンサルティング会社「アクセンチュア」に就職した柴田章吾。 ベイスターズのブルペンキャッチャーから、顧客関係管理のクラウドアプリケーションを提供する外資系企業「セールスフォース」に就職した松下一郎。 ベイスターズ、楽天イーグルス、アメリカ独立リーグを経て、実兄とともに大阪で「焼き肉39ごりら」を経営する藤江均。 プロ野球を戦力外になったことだけが取りざたされるが、もともとプロ野球選手になれたことこそが凄いこと。 野球という複雑なルールのスポーツの最高峰のレベルに一度はたどり着いた男たち。 圧倒的な身体能力と、明晰な頭脳と、コミュニケーション能力がなければ、プロの目にはとまらない。 一人ひとりが、「戦力外」という挫折すら武器にして、本当にやりたいことを掴んでいく。 迷っている時間があったら、一歩踏み出せ。 ピンチはチャンスだ。 そのためにも、自分自身を正確に把握せよ。 その生き様は、刺激に充ち満ちている。 生きる元気、前に進む力が沸き上がってくる好著。

Posted byブクログ