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アレクサvsシリ の商品レビュー

3.7

8件のお客様レビュー

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2024/11/22

アレクサがどのようにして生まれたのか、どういうものなのかを知りたくて手に取った。 スタートレックなどのSFに出てくるような音声でやりとりできるコンピュータが欲しい!と考えて開発して来た人たち、亡くなった人がまるで生きているかのようにやりとりするためのAIレプリカを作った人たち、...

アレクサがどのようにして生まれたのか、どういうものなのかを知りたくて手に取った。 スタートレックなどのSFに出てくるような音声でやりとりできるコンピュータが欲しい!と考えて開発して来た人たち、亡くなった人がまるで生きているかのようにやりとりするためのAIレプリカを作った人たち、そんな話が出てくる。 小説の中の話みたいなことが、リアルに繰り広げられているんだなー 大好きな人が亡くなってしまった時、その人がずっといるみたいにAIレプリカでおしゃべりしたいと自分は思うだろうか。

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2020/07/24

アレクサとシリは人名由来、それも女性寄りの名前で代名詞は”she”だが、Googleアシスタントはあくまで「モノ」であって代名詞は”it”である。各社の設計思想の違いを表すこのエピソードが興味深かった。iPhoneのシェアが大きい日本では、シリを音声アシスタントの代表と考える人が...

アレクサとシリは人名由来、それも女性寄りの名前で代名詞は”she”だが、Googleアシスタントはあくまで「モノ」であって代名詞は”it”である。各社の設計思想の違いを表すこのエピソードが興味深かった。iPhoneのシェアが大きい日本では、シリを音声アシスタントの代表と考える人が多いのだろうが、アレクサ、Googleアシスタントの二強に比べたらシリはおもちゃみたいなレベル。シリのイメージでこの分野を語ろうとすると、恥をかくことになる。だから、本書のタイトルもちょっとピンボケではある。

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2019/12/18

世界に新たな力と利便性をもたらすボイスコンピューティングについて、黎明期から現在の実用間近・革命直前まで、開発者や資金提供者、要素技術の進展、そして人と会話をすることで相互に起きる影響についての全容を示す。 技術だけじゃない。言葉を話すことで、社会を形作るプレイヤーの一員となっ...

世界に新たな力と利便性をもたらすボイスコンピューティングについて、黎明期から現在の実用間近・革命直前まで、開発者や資金提供者、要素技術の進展、そして人と会話をすることで相互に起きる影響についての全容を示す。 技術だけじゃない。言葉を話すことで、社会を形作るプレイヤーの一員となってくるのだということがわかりました。

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2019/11/21

書名に惹かれて。コークこのVSペプシ、VHSvsβ、appleVSandroid、世界のディファクトを争うような強烈な二項対立についてのレポートかと思いきや、ボイスコンピューティングについての昨日・今日・明日をしっかりと俯瞰する本でした。原題は「Talk to Me: How V...

書名に惹かれて。コークこのVSペプシ、VHSvsβ、appleVSandroid、世界のディファクトを争うような強烈な二項対立についてのレポートかと思いきや、ボイスコンピューティングについての昨日・今日・明日をしっかりと俯瞰する本でした。原題は「Talk to Me: How Voice Computing Will Transform the Way We Live, Work, and Think」ということで内容をそのまま意味しています。つい手に取ってしまう、という意味で翻訳者の技ありかも。プログラミングからGUI(グラフィックユーザーインターフェイス)、そこからのVUI(ボイスユーザーインターフェイス)、あるいはキーボードからアプリ、そこからのVUI、とコンピューターとのつながり方の第三革命として盛り上がったのは5年ぐらい前のCESだったような…その頃の盛り上がりは一回落ち着いているような気もしますが、声によるコミュニケーションは人間本来の機能によるものなのでそこへのシフトは不可避と改めておもいました。そこにはロジックから勘定へのシフトも含みます。著者が愛する父をAIと音声によって永遠のものにしようとする最終章のエピソードはこの革命の核心なのではにでしょうか?そういえばNHKスペシャルでAIにより美空ひばりの新曲を作るというプロジェクトが取り上げられていましたがCGによるビジュアルより音声合成による声の再現の方が感動を与えていたような気がしました。新曲「あれから」の発表のスタジオに招かれたファンたちは語りの部分「お久しぶりです。あなたのことをずっと見ていましたよ。頑張りましたね。さぁ私の分までまだまだ頑張って。」ではボロ泣きでした。ただコマンドによる命令からサウンドによる対話へのシフトはコンピューターに残るデータが即物的なものから情緒的なものへ突入することも意味し、そこに対する恐怖も感じます。スパイク・ジョーンズの「her/世界でひとつの彼女」を見た時には、まだお話でしかなかったことがもう始まっているだとギクッをしました。

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2019/10/07

ボイスコンピューティングの過去、現在、未来。 アマゾン アレクサ、グーグルアシスタント、アップル Siri、Facebook,マイクロソフト コルタナ。 競争 ゲームチェンジ、アシスタント Siri、巨大帝国。 革新 音声、ルール破壊 自動音声認識 自然言語理解 自然言語生成 音...

ボイスコンピューティングの過去、現在、未来。 アマゾン アレクサ、グーグルアシスタント、アップル Siri、Facebook,マイクロソフト コルタナ。 競争 ゲームチェンジ、アシスタント Siri、巨大帝国。 革新 音声、ルール破壊 自動音声認識 自然言語理解 自然言語生成 音声合成、パーソナリテイ 人格、話好き 雑談、 革命 友人、賢者たち、監視者、永遠の命 クローン、究極のコンピュータ。

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2019/09/11

目標を声に出して宣言する verbally stated goals アレクサ 古代最大の知識の宝庫であるアレクサンドリア図書館を暗に表す シカゴ大学の研究者 レビューボットをつくった 父親が無くなる前にダッドボットを作った

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2019/08/16

 アマゾンのアレクサ、グーグルのグーグルアシスタント、アップルのシリ、マイクロソフトのコルタナのそれぞれの物語が語られている。  書名の「Siri vs Alexa」、なぜこの名にしたのだろう。確かに、自宅型と携帯型の音声AIはそれぞれこの両雄がシェアを占めているが…。  特に勉...

 アマゾンのアレクサ、グーグルのグーグルアシスタント、アップルのシリ、マイクロソフトのコルタナのそれぞれの物語が語られている。  書名の「Siri vs Alexa」、なぜこの名にしたのだろう。確かに、自宅型と携帯型の音声AIはそれぞれこの両雄がシェアを占めているが…。  特に勉強になったのが「個人情報」の取り扱われ方と生活に密着したデバイスによる「監視」だ。いわゆるG AFAに対する個人上納取り扱いの規制が社会問題となっているが、この本を読んでやっと実感できた。  最終章の「永遠の命」では、ダッドボットとか亡くなった人のアバターについて語られる。ひとはテクノロジーの革新に引きずられることなく、うまく付き合っていけるのだろうか。

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2019/07/17

音声アシスタントの現在までの変遷、これからのことに一通り触れていて、面白く読み応えがあった。 ソースの無い部分は若干ホントなの?と思うところも見受けられるが、全体としては専門的なところも理解しやすいくなるようまとまっていたと感じる。 問題ははらみつつ、この分野は今後も目が離せない...

音声アシスタントの現在までの変遷、これからのことに一通り触れていて、面白く読み応えがあった。 ソースの無い部分は若干ホントなの?と思うところも見受けられるが、全体としては専門的なところも理解しやすいくなるようまとまっていたと感じる。 問題ははらみつつ、この分野は今後も目が離せないだろう。

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