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九度目の十八歳を迎えた君と の商品レビュー

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23件のお客様レビュー

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2023/03/03

なかなか面白かった。 18歳のままときが止まって高校三年生を継続している片思いだった人をみつけて、その理由をときかあそうとする。 最後にラブレターの彼女から返事ってどんなんだっただろう。とても気になる。 高校を卒業して、大人になると現実を知り夢を諦めてしまっている。そういうこと...

なかなか面白かった。 18歳のままときが止まって高校三年生を継続している片思いだった人をみつけて、その理由をときかあそうとする。 最後にラブレターの彼女から返事ってどんなんだっただろう。とても気になる。 高校を卒業して、大人になると現実を知り夢を諦めてしまっている。そういうことにならない人はごく限られた少数派。 夢を追いかけたいけど、制約が多すぎるから、どうも変わっていくよね。 私のやりたい事はある程度できたけど、しんどい事の方が多い。生きるのは大変。

Posted byブクログ

2023/03/01

『特殊設定を受け入れられるか…』 昔 恋をしていた高校の同級生・美咲と約10年ぶりに偶然再会。でも美咲は歳を取らずにまだ高校3年生のままだった…。という不思議な設定。彼女の時間を塞き止める"石"を取り除くために主人公・間瀬が奔走し、美咲の過去を探る巡礼の旅に...

『特殊設定を受け入れられるか…』 昔 恋をしていた高校の同級生・美咲と約10年ぶりに偶然再会。でも美咲は歳を取らずにまだ高校3年生のままだった…。という不思議な設定。彼女の時間を塞き止める"石"を取り除くために主人公・間瀬が奔走し、美咲の過去を探る巡礼の旅に出る。 浅倉先生の作品は高校生を主人公に据えた青春学園ミステリーが多い。本作の主人公・間瀬は社会人であるが、現在を中心に高校時代の様子をフラッシュバック形式で描く。昔の恋を思い出すような甘酸っぱい青春と、ミステリー要素を掛け合わせた、やはり浅倉先生代名詞の青春学園ミステリーである。 歳を取らないという有り得ない設定はファンタジー要素として許容範囲であるが、歳を取らない事象を主人公以外がすんなり受け入れていることに違和感があり、物語に没入できなかった感は否めない。歳を取らないことがまるで個性であるかのようだ。この設定を設定として受け入れられるかで評価が割れる作品だろう。

Posted byブクログ

2023/02/14

SFやファンタジー系が苦手なのでタイトルを見て躊躇していたけれど、丁寧に描かれた青春ミステリーだった。 主人公の間瀬が高校生の時に恋をしていた相手は同級生の二和美咲。 間もなく30歳になろうとしている間瀬が、出勤前の朝、向かいのホームに美咲の姿を目撃する所から物語はスタートす...

SFやファンタジー系が苦手なのでタイトルを見て躊躇していたけれど、丁寧に描かれた青春ミステリーだった。 主人公の間瀬が高校生の時に恋をしていた相手は同級生の二和美咲。 間もなく30歳になろうとしている間瀬が、出勤前の朝、向かいのホームに美咲の姿を目撃する所から物語はスタートする。 18歳のままの姿で高校に通学している美咲。 間瀬はかつての友人達や恩師の元を訪ね、年齢に潜む謎を探って行く。 有りえない話なのだが、真相に迫って行く段階で、高校時代の夢や挫折や葛藤と、社会人のリアルに触れ、切なくも温かい読後感を味わえた。

Posted byブクログ

2023/01/24

内容はちょっと現実離れしている事が中心 ただずいしよに人生の指標となる事が散りばめられており、感銘した

Posted byブクログ

2022/12/11

初めての作家さん・・・なんとも不思議なお話で でも、とても良かった タイトルに惹かれた 言い終わり方だった

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2022/05/29

高校の同級生で恋心を寄せていた彼女が、現在も高校生のまま過ごしていたのを目撃するところから物語は始まった‥。「教室が、ひとりになるまで」よりは読みやすく引き込まれるように読めたけど、ラストはちょっと‥納得がいきませんでした。

Posted byブクログ

2022/03/09

ずっと同じ年齢にとどまる気になる女性。それを不思議に感じない周囲。なぜ自分だけがそこに違和感を感じるのか。不思議なことを不思議に感じない謎、というのも新鮮だったが、18歳にとどまり続けるという現象に、なかなか頭がついていけなかった。最後の謎解きも、えっそれだけ? というもので、他...

ずっと同じ年齢にとどまる気になる女性。それを不思議に感じない周囲。なぜ自分だけがそこに違和感を感じるのか。不思議なことを不思議に感じない謎、というのも新鮮だったが、18歳にとどまり続けるという現象に、なかなか頭がついていけなかった。最後の謎解きも、えっそれだけ? というもので、他の浅倉さんの作品に比べると評価が下がる。それなりに面白かったが。

Posted byブクログ

2021/09/08

・SFと青春とミステリが混ざった作品 ・なぜ 君 は、18歳から歳を取らなくなったのか ・なぜ 私 は、  歳を取らなくなった 君 と再開したのか ー朝倉秋成さんの原点とも言える作品ー

Posted byブクログ

2021/05/30

2021/05/27 読了。 図書館から。 『年齢を患う』という表現が印象的でした。 個人的には「教室が~」の方が好みかな。 こっちのがより抽象的で青春って感じ。

Posted byブクログ

2021/04/29

彼女が自分の意思で歳を取らなかったのは説明されていたので理解出来たが、周りの人間がそれを不思議に思わないのが、小説の中とはいえ、納得出来ない。 最後に主人公の間瀬の年齢があやふやになっておるのも理解出来なかった。 不完全燃焼‼️

Posted byブクログ