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フィンランドの教育はなぜ世界一なのか の商品レビュー

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39件のお客様レビュー

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2024/08/26

教育に関してというより国民性、歴史的背景についての考察が面白い。フィンランドに対する興味が湧いてくる。日本は特殊であると思う。特にPTAとお弁当の豪華さは異常だ。親と先生たちの思い込み、かなりあるぞ。教育現場での当たり前を見直すような動きが必要。誰がきっかっけを作ることができるか...

教育に関してというより国民性、歴史的背景についての考察が面白い。フィンランドに対する興味が湧いてくる。日本は特殊であると思う。特にPTAとお弁当の豪華さは異常だ。親と先生たちの思い込み、かなりあるぞ。教育現場での当たり前を見直すような動きが必要。誰がきっかっけを作ることができるか?考えさせられる。教育で成績を伸ばそうとして本書を取るとがっかりするでしょうね。

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2023/06/01

学ぶことは知的で楽しいことのはず。 フィンランドの学校はゆったりしていて、学ぶ目的もねじれてなくていいなあと思いました。 徴兵制のことも書いてあり、公平にフィンランドの教育を伝えようとする著者の気持ちを感じました。

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2023/02/03

「なぜフィンランドの教育は世界一なのか?」という問いに対しては、2〜5章が1番答えに近かった気がする。 個人の主張を広げられるような自由な教育制度、いじめ対策、高等教育の無料化など、参考になりそうなところがあった。 そのほかの章は、PTA加入についてや兵役についてなど、どちらかと...

「なぜフィンランドの教育は世界一なのか?」という問いに対しては、2〜5章が1番答えに近かった気がする。 個人の主張を広げられるような自由な教育制度、いじめ対策、高等教育の無料化など、参考になりそうなところがあった。 そのほかの章は、PTA加入についてや兵役についてなど、どちらかというと親目線で子供の教育に切り込んでいくところが多かった。ちょっと話が発散しすぎた気がする。

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2022/12/22

2019年に発行されていて、それから日本の学校現場も変化は目まぐるしいし、ウェルビーイングを目指す部分は同じだと思った。 いじめの予防策は日本でも実施されていることもある。性教育は確かに学校で使えない言葉というのがあるが、親も関心が高くなり男女関係なく互いを思いやり自分も大切に...

2019年に発行されていて、それから日本の学校現場も変化は目まぐるしいし、ウェルビーイングを目指す部分は同じだと思った。 いじめの予防策は日本でも実施されていることもある。性教育は確かに学校で使えない言葉というのがあるが、親も関心が高くなり男女関係なく互いを思いやり自分も大切にすることを日本なりのやり方で伝えていけるんじゃないか。そしてそれを全部学校でやる必要もないんじゃないか。 服装やヘアスタイルなど校則の問題も、今まさに現場が葛藤してる部分だと思う。 東京の園との比較でフィンランドでは親がすることが少ないと書かれているが、私も東京で子育てをしたが保育園では弁当を持たせたことはないし、布団カバーも買えば良かった。国というより園や個人によって違うことなのではないかな。 カバーの付け替えも親はしないとのことだが、先生がやるのかな?仕事量と勤務時間が増えて給料が上がらない実態は同じだと書かれていたのでそこはちょっとモヤる。 兵役は確かに日本との大きな違いだが、この本の中の位置付けとしては??

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2022/08/09

編集者のタイトル付けに、引っかかってしまった! この作品は「はじめに」と、本題とは無関係の徴兵制度の2つが一番参考になった。あとの章は・・・・。 道徳、いじめ防止、性教育、親の負担感・関与度 等々は副次的な外部要因であって、学習到達度が世界一になった主要因じゃないよね。 フィ...

編集者のタイトル付けに、引っかかってしまった! この作品は「はじめに」と、本題とは無関係の徴兵制度の2つが一番参考になった。あとの章は・・・・。 道徳、いじめ防止、性教育、親の負担感・関与度 等々は副次的な外部要因であって、学習到達度が世界一になった主要因じゃないよね。 フィンランドはよし、日本は悪し の単純構図も引っかかる。 ほかのウェブメディアやYouTube等で調べてみよう。

Posted byブクログ

2022/06/15

あまりにもフィンランドの教育や、国としての在り方を肯定しすぎていて、その一方で、比較対象としての日本を否定しすぎな気がします。 フィンランドの悪い面も多少は書かれていますが、それは後書きで2、3行ほど。 筆者が言うほどフィンランドの在り方は完璧なのでしょうか? そして、タイトル...

あまりにもフィンランドの教育や、国としての在り方を肯定しすぎていて、その一方で、比較対象としての日本を否定しすぎな気がします。 フィンランドの悪い面も多少は書かれていますが、それは後書きで2、3行ほど。 筆者が言うほどフィンランドの在り方は完璧なのでしょうか? そして、タイトルにある「フィンランドの教育はなぜ世界一なのか」の答えははっきりと述べられていません。 筆者の考える「フィンランドってこんな所が素晴らしい!」をひたすら並べただけの印象。

Posted byブクログ

2022/02/22
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

日本では、道徳で子どもの権利について教えていないといったことが一番印象に残った。 フィンランドの教育についてかなり深く知れることができた。 で・・・? もう少し学校教育(特に義務教育)に絞って、深さが欲しかった。でも、フィンランドの教育が短期間で様変わりしたんだったら日本でも頑張ってほしい!!

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2022/02/17

魅力いっぱいフィンランド いつか自分の目でフィンランドの世界を見てみたい 日本の教育はこれからどう変わっていくだろう 文化的背景も踏まえると取捨選択は必要だけど、フィンランドの教育から学べることはたくさんありそう 兵役についても見識を深められた ✏フィンランドでは、教育の無...

魅力いっぱいフィンランド いつか自分の目でフィンランドの世界を見てみたい 日本の教育はこれからどう変わっていくだろう 文化的背景も踏まえると取捨選択は必要だけど、フィンランドの教育から学べることはたくさんありそう 兵役についても見識を深められた ✏フィンランドでは、教育の無償と平等が強調される ✏フィンランドには学習義務はあるが、学校に行く義務はなく、自宅などで学ぶことができる ✏フィンランドの校則は、「授業中人の邪魔をしない」「いじめない」「学校の備品は壊さない」など、基本的なことを述べている 服や髪についての校則はない ✏日本では2016年から選挙権年齢が18歳に引き下げられた。 しかし、自分の権利を充分教えられることなく、批判的思考や政治参加の訓練もほとんど受けないままでは、政治が身近な問題と直接繋がる事としては感じられないだろう ✏日本は、教育の公的負担が少ない。2018年のOECDの調査で、加盟国中の公的支出は最下位である ✏フィンランドの保護者組織は、学校生活のウィルビーイングを高めようとして、子どものために活動し、行政に影響を及ぼそうとする 日本のPTAは、子どものためと我慢して、したくもない活動に参加させられる。親同士が「ずるい」などといがみあい、入会しなければ子どもに不利益があると脅される

Posted byブクログ

2021/05/15

フィンランドと自国日本の教育の違いを知るために読んでみる価値はある。ところどころ主観的な意見もあるのは愛嬌と思い読めばいい。

Posted byブクログ

2021/04/20

読もうと思った理由 題名のそのとおり教育が日本と何が違うのか知りたいと思ったから 気づき ・入学に際して、ランドセルや新しい服など高価な買い  物は必要ない。教科書や教材は学校において行くので  ちいさな子供が毎日重いカバンを背に通学する必要は  ない。持ち物すべてに名前を書く...

読もうと思った理由 題名のそのとおり教育が日本と何が違うのか知りたいと思ったから 気づき ・入学に際して、ランドセルや新しい服など高価な買い  物は必要ない。教科書や教材は学校において行くので  ちいさな子供が毎日重いカバンを背に通学する必要は  ない。持ち物すべてに名前を書く必要もない。学校と  保護者の間の連絡や情報交換にはメールシステムが使  われ、学校からの手紙やプリント類はほとんどない ・教育が無償であることに加え、国が17歳以上の人に  給付型奨学金、学習ローン、家賃補助からなる学習支  援を行う。この中で返済の必要があるのは、学習ロー  ンだが保証人は国なので、親や親族が保証人になる必  要はない ・優良とされる学校や大学はあるがその順位は日本のよ  うに明確ではない。また出身校によるエリートと非エ  リートの区別はない。どこの学校や大学を出たかより  も、何を学んだか、さらにどう生き、何をしていくか  が重要になる ・フィンランドでは父親も家事育児をするのは当然であ  る。夫はおしめ替え、お風呂、掃除洗濯など率先して  やっていた ・フィンランドに入学式はない ・日本の道徳は権利を教えず、こどもが「進んで義務を  果たす」ことを求める。フィンランドの教育では国家  と親にも義務があることを教えている。こどもには  様々な権利がある ・子供はいじめられたり、いじめたりしているとき、あ  なたには助けと支援を受ける権利がある。対処がより  具体的である ・フィンランドは北欧のなかでは裕福な国ではない。ス  ウェーデンやデンマークのように植民地をもった歴史  はなく、富の蓄積はない 教育のかなりの無償化、学校間の社会的格差が少ない、 いじめへの社会的な対処、子供に対する権利意識など目からウロコのような例がたくさんあり、勉強させられました。日本はこどもへの義務意識が多くて権利意識を持たせることが少ない、また無駄に物品にお金を払い見栄をはったり、格式ばかり求めているようにも思えます。 でも実際のところいじめとか非行とかのネガテイブなところはそれでほんとうにあまりないのかという気もします。教育は国の根幹に関わることですので自分としても諸外国の良い点は意識として持っておきたいです。

Posted byブクログ