文芸オタクの私が教えるバズる文章教室 の商品レビュー
読むひとが楽しめる文章を書きたい人におすすめ。 筆者が選んだ、著名人や文豪の文章をわかりやすく 解説してくれています。
Posted by
文章の書き方の本…… いつもは途中で挫折していたけれど、この本は友人にオススメされているような親近感に溢れている。 正直、こういう本ってもっとお堅い感じのモノが多くて尻込みしてしまう。難しいことを述べられると、頭が良くなった気がするが、正直使いこなせないのも事実だ。(私は昔から...
文章の書き方の本…… いつもは途中で挫折していたけれど、この本は友人にオススメされているような親近感に溢れている。 正直、こういう本ってもっとお堅い感じのモノが多くて尻込みしてしまう。難しいことを述べられると、頭が良くなった気がするが、正直使いこなせないのも事実だ。(私は昔から国語の成績が悪い……) でもこの本は… まず、タイトルが「バルる」である。手に取りやすい。 読んでみる… みんなが大好きな占い師さん、国民的アイドル、かの有名な文豪…と、多種多様な方の文章が例文に出されている。 文豪だけだと、「んー、よくわからないや」と投げ出してしまいがちだが、占い師さんが例文にあがっていると、途端に心のバリアが薄くなる。 「わかる、私もなんかこの人の文章に惹き込まれていたんだよねー」と共感できるし、なんで惹き込まれていたのか理解スイッチもONになる。 だから普段、本を読まない・文章を書くのが嫌いな人にも読んで欲しい。 この本は怖くないよと。
Posted by
うーん、実用的! 村上春樹、三島由紀夫などの巨匠に限らず、星野源、SEKAI NO OWARI藤崎彩織、元SKE48松井玲奈… あらゆるジャンルの「モテる文章」を楽しく分類・解説。 書く人、読む人、お互いの心を通じ合わせる秘密が満載っ!
Posted by
その文章がなぜ読みやすいのか、読みたくなるのか、好きになるのか、の解説+じゃあ法則化して取り入れるには?のヒント それ以上に、文章の楽しみ方、味わい方、型のおもしろさみたいなのを知れたのがよかった。小説だけじゃなくて、ブログとか歌詞とかセリフとか、いろんな形で表現された「言葉」...
その文章がなぜ読みやすいのか、読みたくなるのか、好きになるのか、の解説+じゃあ法則化して取り入れるには?のヒント それ以上に、文章の楽しみ方、味わい方、型のおもしろさみたいなのを知れたのがよかった。小説だけじゃなくて、ブログとか歌詞とかセリフとか、いろんな形で表現された「言葉」に着目しているのがよい。 自分はどんな文章が好きなんだろう?それはなぜ?と思う。そういう視点で文章を読みたくなる。自分の好きなフレーズを集めてノートつくりたい。
Posted by
①伝えたいことを一文にし、1番伝えたいものを隠す、別の言葉にする。 ②冒頭で疑問を共有する。 ③日常から非日常に ④一文を短くしたりして、リズムを考える。 同じ語尾を三回繰り返す。 カギカッコで会話をさせる。 強調したいときはひらがな。 急に口語体。感じたことと出来事を...
①伝えたいことを一文にし、1番伝えたいものを隠す、別の言葉にする。 ②冒頭で疑問を共有する。 ③日常から非日常に ④一文を短くしたりして、リズムを考える。 同じ語尾を三回繰り返す。 カギカッコで会話をさせる。 強調したいときはひらがな。 急に口語体。感じたことと出来事をくっつける。
Posted by
まさに他人のフンドシで相撲を取る本。解説のタイトルがキャッチーで分かりやすく「この人の文のこの力がスゴい!!」とまとめられているので、本文もただただ引用した文章を褒めちぎるのではなくきちんと分析すればいいのに。と思った。文体がブログ調なので、読み続けるとまあまあ疲れてしまい、是非...
まさに他人のフンドシで相撲を取る本。解説のタイトルがキャッチーで分かりやすく「この人の文のこの力がスゴい!!」とまとめられているので、本文もただただ引用した文章を褒めちぎるのではなくきちんと分析すればいいのに。と思った。文体がブログ調なので、読み続けるとまあまあ疲れてしまい、是非、紹介されている方々の文章のコツを取り入れて欲しいと思った。
Posted by
バズる。最近の言葉。炎上と違って、良い意味で注目を浴びること。 そんな「バズる」と無縁のSNS活動中の私。決してバズりたいからこの本を手に取ったわけではない。でも100%そう言い切れるか?心のどこかでバズってみたい!と言う欲が渦巻いているのではないか?これはいわゆる承認欲求らし...
バズる。最近の言葉。炎上と違って、良い意味で注目を浴びること。 そんな「バズる」と無縁のSNS活動中の私。決してバズりたいからこの本を手に取ったわけではない。でも100%そう言い切れるか?心のどこかでバズってみたい!と言う欲が渦巻いているのではないか?これはいわゆる承認欲求らしい。1人では満たされない、相手がいないと成立しない欲求。多かれ少なかれ、SNSをやってる人にはこの欲求があるのだろう。 さて、この本の感想だけど、どこまで信じられるかで読み手の受け取り方が変わる。私は猜疑心という装備をして読んだので、もやもやっ。参考になる部分はあるけど、この本に書いてあること全てを実践しても、バズらないでしょ。それより、この著者の着眼点の良さが、さすが文芸オタクって感じで面白かった。 要約しすぎると、文章を発信している人なら、そのリアル読者の存在を忘れないようにしましょうってことか。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
書評ライターである著者がブログ、エッセイ、ビジネス書等の引用文を用いて、全四章に分けて魅力のある文章とはどのようなものか、そしてそのテクニックは何かという解説を行っています。本書の前書きにもあるように「文章で的確に伝える」という技術的な考えより、「文章で楽しんでもらう」という"文芸的"な書き方に重きを置いた内容で、小論文やレポートを書く人向けというより、SNSやブログを書く人向けの内容だと思いました。
Posted by
2020年2冊目。満足度★★★★☆ 約50の作家の文章を題材にして、人を引きつける文章の理由を著者がまとめたもの。真面目に「文章教室」としては読まず、エッセイとして楽しめた。
Posted by
これは勉強になります。 古今東西の美しい文章を集めて、バズるためのつかみ、文体、組み立て、言葉選び、はどうなっているのかを丁寧に分析している本。 その中から自分らしさを活かせそうなテクニックをパクってくれば、すぐバズる文章が書けるようになる(気がする)。 まさしく僕みたいに文...
これは勉強になります。 古今東西の美しい文章を集めて、バズるためのつかみ、文体、組み立て、言葉選び、はどうなっているのかを丁寧に分析している本。 その中から自分らしさを活かせそうなテクニックをパクってくれば、すぐバズる文章が書けるようになる(気がする)。 まさしく僕みたいに文章を書くセンスがない者向けの本。 参考にして、ブクログのレビューも、バズるまではいかなくても、もう少し人様に楽しんでいただけるようになりたいものだ。 2020年の目標。 がんばろっと。
Posted by