オジサンはなぜカン違いするのか の商品レビュー
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ああそうだよねえ、はしご外されて不幸なんだよねえ、あって当然のものを取り上げられたんだよねえ。って同情してもらえると思ってるんだろうな等以下復活したいんだろうなあ。参ったなあ。
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文字通りオジサンがなぜ上から目線になってしまうのかを説いた一冊。 著者の被害妄想的な面も感じたものの、昔なら許されたことでも、今ならパワハラ・セクハラに該当してしまうということがよくわかった。
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時代とともに常識は変わり、良好な人間関係を築くには、それに適応していくことが大事。 でも一方で、変質してはならないことも多くあるのではとも思う。ポピュニズムが台頭しやすい時代だからこそ。
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この本はとても説明が丁寧でかつ配慮があって、納得できるものであった。ただ、ここで挙げられているオジサンは、この本を読んでも「自分は違う」と受け取って、改善はされないのだろうと思う。 反対に、もともと十分気をつけている人は、本書を読んであらためて気をつけるだろう。 そういう意味では...
この本はとても説明が丁寧でかつ配慮があって、納得できるものであった。ただ、ここで挙げられているオジサンは、この本を読んでも「自分は違う」と受け取って、改善はされないのだろうと思う。 反対に、もともと十分気をつけている人は、本書を読んであらためて気をつけるだろう。 そういう意味では、オジサンになる前の多くの男性が読んで、やり直せるうちにやり直し、女性に迷惑をかける人や頻度が少しでも減らすのがよい。 私もいろいろやってしまっているかもしれないが、基本的に「相手は私に好意を抱くはずがない」と思って対応しているので、大きく害を与えてはいないと願っている。
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酷い。女の小言/愚痴の域を超えて、酒飲み話にもならない、箸にもかからぬ無駄話。オジサンバッシングをあるある出すことがこの人のストレス解消法なのか、ってくらい何も内容が無い、どこかに書いてあることだらけ。精神科医としてコメンテーターとしてタレントとして、恥ずかしくないのか。ってレベ...
酷い。女の小言/愚痴の域を超えて、酒飲み話にもならない、箸にもかからぬ無駄話。オジサンバッシングをあるある出すことがこの人のストレス解消法なのか、ってくらい何も内容が無い、どこかに書いてあることだらけ。精神科医としてコメンテーターとしてタレントとして、恥ずかしくないのか。ってレベルで、マックで喋ってる女子高生以下の言動。
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香山リカ先生の文章が結構好きなのでオジサン街道まっしぐら(笑)の40代の僕が読んでみました。本書では、一応オジサンの定義を『50代以降の男性』としているので僕はまだぎりぎりセーフです(笑)。 結論的にいうと、オジサンが何事においても優先していた価値観は今の時代にはまったくマッチ...
香山リカ先生の文章が結構好きなのでオジサン街道まっしぐら(笑)の40代の僕が読んでみました。本書では、一応オジサンの定義を『50代以降の男性』としているので僕はまだぎりぎりセーフです(笑)。 結論的にいうと、オジサンが何事においても優先していた価値観は今の時代にはまったくマッチしていないということですね。 昭和、平成、令和と3つの時代を経て、世のオジサン達は『仕事』に全てをかけて生きてきました。 テレビをつければ若々しい時任三郎が颯爽としたスーツ姿で 『24時間タタカエマスカ! ビジネスマ~ン、ビジネスマ~ン ジャパニーズ・ビジネスマ~~~ン』 と清涼飲料水を片手に歌っているCMが流行りまくっていた時代。 僕はまだその頃は学生でしたが、 「就職したら、ああなるんだなぁ、格好いいなぁ」 と思ったのが、当時の正直な気持ちです。 そう、当時は格好良かったんですよ。全てを捨てて仕事に生きる男の姿って。 あれから数十年、そりゃ時代は変わりますよね。当時は「パワハラ」も「セクハラ」も「働き方改革」もありませんでした。 僕が社会人になった時の先輩や上司からの指導方法なんか、もうパワハラしかなかった(笑)。今にして思えばパワハラ以外何ものでもなかった行為が、それが当たり前だと思ってましたし、上司からの理不尽な言葉に対して職場のトイレの個室に一人でこもって悔し涙を流したこともありましたねぇ。 実際、オジサン達は今の時代について行けてないのだと思います。 香山リカ先生は「新入社員にも女性の部下にも普通に『フラット』に対応すればいいんですよ」と書いていますが、たぶんその『フラット』の概念自体が理解できないのです。 新入社員に対する指導も周りから見れば間違いなく「パワハラ」なのですが、自分では普通のことだと思っている。 同じく、女性社員への会話も「それ普通にセクハラだろ」って思う言葉を普通に話してしまう。 オジサン予備軍である僕たちはぎりぎりそういう教育を職場や社会から受けたので、何とか対応できている(自分がそう思っているだけかもしれないけど・・・)、香山先生のいう脳科学的にも。 でもオジサンはどうだろう。分からない・・・。 何十年も信じてきた価値観を「はい、明日からこうなりますよ」と言われて変えられるものなのか。 一抹の不安を残しながらこの本を閉じました。 香山リカ先生は精神科医だけど、本書は医学的な話はあまり出てこない(笑)。自分の体験談や患者さんのお話など、まるでエッセイのよう。 本書は読みやすく1日で読み切れる量ですし、40代の僕にも思いあたる話もあり、それぞれの話が実例付きで説得力もあります。 『自分も変わらなきゃいけないのかな』と考えているオジサンがいたら、ちょっと手にとってもらいたい一冊ではありますね。
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オジサンはなぜカン違いするのか。香山リカ先生の著書。カン違いするのはオバサンよりもオジサンが圧倒的に多い。しかもオバサンのカン違いは無害でかわいらしかったりするけれど、オジサンのカン違いは有害で周りにとって迷惑千万なこともしばしば。非常識なことを非常識と素直に理解できるだけの常識...
オジサンはなぜカン違いするのか。香山リカ先生の著書。カン違いするのはオバサンよりもオジサンが圧倒的に多い。しかもオバサンのカン違いは無害でかわいらしかったりするけれど、オジサンのカン違いは有害で周りにとって迷惑千万なこともしばしば。非常識なことを非常識と素直に理解できるだけの常識力がないオジサンにこそ読んで欲しい一冊。香山リカ先生から非常識オジサンたちへの応援歌のようにも思えました。
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