しあわせしりとり コミックエッセイ の商品レビュー
はて。タイトルの「しあわせしりとり」とは、なんだったのか? と、読み終わってから考えて、目次を見て気付いた。 ああ!!そういうことか!と。 ミリさんのエッセイは、すらすら読めるし、なんだか、コタツに入った気分になる。 時折、ああ、そうか!!と、ハッとすることも書かれている。 ...
はて。タイトルの「しあわせしりとり」とは、なんだったのか? と、読み終わってから考えて、目次を見て気付いた。 ああ!!そういうことか!と。 ミリさんのエッセイは、すらすら読めるし、なんだか、コタツに入った気分になる。 時折、ああ、そうか!!と、ハッとすることも書かれている。 『ひとり暮らしのゴミ置き場』 この最後の文に、ハッとする。 『正しく、空しかった日』 ものすごーくわかる。 わかりすぎて首がもげるかと思うくらいわかる。 あー。。 わたしも、『いかになった』経験をしたい!! いかやりたいなー。。。
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不倫をテーマにしたお化け屋敷やら、卵黄が出てくるレストランやら、世の中にはまだまだ知らないものがたくさんあるなぁ!と。現状が終息したら行ったことのない場所へ行ってみようと思った
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タイトルしりとり やや強引なところもあるけど面白い発想。 「選ぶこと 選べないこと」「回転ずしどこへ」など楽しくよませてもらった。 ミリさんの発想にはいつも感心します。 そして5月2日の日記が好きだ。私もこんな発想出来たら楽しい人生なのにと思った。 出来ないから ミリさんの本をよ...
タイトルしりとり やや強引なところもあるけど面白い発想。 「選ぶこと 選べないこと」「回転ずしどこへ」など楽しくよませてもらった。 ミリさんの発想にはいつも感心します。 そして5月2日の日記が好きだ。私もこんな発想出来たら楽しい人生なのにと思った。 出来ないから ミリさんの本をよんで楽しませてもらってます。
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2021.1.31 まあ、よくこんなに日常に浮かぶたわいもない思いつきや考えごとをそれらしく文章にしたなぁというのが正直な感想。良くも悪くも普通すぎて特に心に残るエピソードもなく。 「しあわせしりとり」というタイトルだけどあんまりしあわせ感は無い。普通の何気ない毎日がしあわせ、...
2021.1.31 まあ、よくこんなに日常に浮かぶたわいもない思いつきや考えごとをそれらしく文章にしたなぁというのが正直な感想。良くも悪くも普通すぎて特に心に残るエピソードもなく。 「しあわせしりとり」というタイトルだけどあんまりしあわせ感は無い。普通の何気ない毎日がしあわせ、ということなのかな。 読む価値は……。益田ミリさんは当たり外れが大きい。
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ちょっとした日常の出来事とその時の心情を綴ったエッセイなのに、これだけカラフルな文章になるなんて。 作家さんてすごい。
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益田ミリさんの世界観が満載のエッセイ。 日常でのちょっとした出来事や思ったこと、実家での家族とのやりとりを読んでると、ほのぼのしてあたたかい気持ちになったり、たまに「わはは!」と笑えるところがあったり… 心がなごむ1冊でした。
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いいこと、悪いこと、いろんなことがあるけれど、『特になにもなかった日は、いい日に入れる』。人生はいろいろで、可愛らしい喫茶店で、『アップルパイとハイボール』を味わいたい日もある。誰からのメールも見たくない、そんなときは『スマホを置いて喫茶店へ』行ったっていい。 各エッセイのタイト...
いいこと、悪いこと、いろんなことがあるけれど、『特になにもなかった日は、いい日に入れる』。人生はいろいろで、可愛らしい喫茶店で、『アップルパイとハイボール』を味わいたい日もある。誰からのメールも見たくない、そんなときは『スマホを置いて喫茶店へ』行ったっていい。 各エッセイのタイトルが、しりとりになっている、素敵。しあわせはどんどん繋がっていくものだと思う。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
表紙は可愛いイラストのしりとり 作者がイラストレーター 内容は2ページずつくらいの小話 1.んの入る言葉 で、んんこ と言った小学生の時。 2.月の兎は餅つきしてるのか? 大学生の時に一人暮らしを始める 阪神淡路大震災 東日本大震災を 体験 痩せたい願望がある プールでレンタル水着Lサイズを無理に着たら股間が痒い 3.ローマ字一文字 無料刻印サービスでm.mはガクガクして嫌だ pならカッコいいのに。 4.イカ踊り 回転寿司屋さんで、レールを走る新幹線に未来を感じる。 5.お化け屋敷の女の人形に可哀想と感じる。 つかれた後のナポリタンがおいしい 自分の手を見ていた お土産はおしゃれな人がにじみ出る。 車内ワゴンを自分の好きな食べ物で埋めたい。
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日々の何気ない日常の描写や空想の世界にほっこりし、作者が感じる虚しさや落ち込みにほっとする。ミリさんの作品は、自分だけではないのだ、という安心感を感じさせてくれる。と同時に生活送りたいなぁという羨ましさも感じる。
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朝日新聞の金曜日に連載しているもの+アルファ この人好きだなと思う。 亡くなったお父さんのことを書いているのも自分と重なって好き。 声出して笑うくらいおもしろいところもある。 P37 (高校時代、自転車で通学した道をタクシーで通りかかって) 雨の日も風の日も、自転車で通った道。...
朝日新聞の金曜日に連載しているもの+アルファ この人好きだなと思う。 亡くなったお父さんのことを書いているのも自分と重なって好き。 声出して笑うくらいおもしろいところもある。 P37 (高校時代、自転車で通学した道をタクシーで通りかかって) 雨の日も風の日も、自転車で通った道。学校まで三〇分近くかかった。帰りは、仲良し五人組でいろんなものを買い食いしつつ帰った。堤防をのぼりきったときに見渡せる景色が好きだった。住宅街のむこうに山が見え、 わたしには未来がある! わけもなく、強い気持ちになったものである。 *あの若き日の全能感というか未来に思いを馳せて胸がはちきれる感じを思い出した。 p48 (夜遅い新幹線で) 車内は寝ている人が大半だった。空席を挟んだわたしの隣の男性は、パソコンのキーボードに両手を乗せたまんま熟睡していた。彼のお母さんがこの姿を見たとしたら、きっと、優しく背中をなでてあげるにちがいない。大人たちのがんばった匂いを受け止め、新幹線は暗い線路を走っていった。 *同じ場面で、私は「この人の奥さんがこの場面を見たら優しくするだろうな」といつも思っていた。お母さんの視点がない私。 p75 「元気ですか?」という母からのメールに「元気です」と返信できるしあわせを思う。 p87 父の死のことは、まだ口に出して話したくなかった。「ご両親はお元気?」と聞かれることがあっても、「はぁ、まぁ」とうやむやにすることも多い。 *そしてお悔やみを言われて「もう大丈夫なんですよ」と笑って見せて、家に帰ってから傷ついている自分に気づく。 大丈夫じゃないときに大丈夫と言って、自分の言葉に苦しめられたのである。 p100 (ひどく疲れていてうつうつとしているとき、仕事帰りに、とっておきのお店で甘いものとアルコールを頼む。「靴買って帰ろ」と思いついてデパートに入って) わたしはデパートの靴売り場へ直行した。あれこれ試着しているうちに、これまでの人生で味わったことがないほどの強烈な足のツリに襲われる。 *さすろうとしてくれた店員さんに向かって 「オネガイデス、サワラナイデ、クダサイ」 息も絶え絶えに懇願する。人生っていろいろあるなぁと、わたしはうずくまった。 p124 「人は、点と点のつきあいでよいのだ。全貌くまなく捉える線のつきあいでなくともよいのだ。」 田辺聖子『乗り換えの多い旅』 *彼女の書いたものには、ときどき田辺聖子が出てくる。 p141 (英会話教室で「あなたのことを話して」と言われて、「両親が大阪にいる」と言う。お父さんは亡くなっているのに) 父は他界しているので、真実ではなかった。まぁ、いいかな、と思う。父が生きている世界を、一ヵ所くらい持っていたかった。
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