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問い続ける力 の商品レビュー

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33件のお客様レビュー

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2019/10/14

石川さんはWiredに多数寄稿されていたので、注目していたが、問を作るという行為が実はかなり難しいよなと同意したのであった。

Posted byブクログ

2019/08/28

内容はとても面白く知識の宝庫といった感じだが、著者ならではの経験や視点が足りないので、インタビュー集のようになってしまっている。 著者の文章は友人の経験をもとに語られることが多く、それはそれで面白いのだが、もっと著者の話を聞きたいと思った。

Posted byブクログ

2019/08/17

『問い続ける力』(著:石川善樹) 付箋部分を抜粋します ・では派 「○○では・・・・」と誇りたがる人たち  とは派 「○○とは何か?」と自問したがる人たち(p9) ・どれほど巧妙に「○○では・・・」と披瀝できたとしても、自分だけは知っている。単に右のものを  左に移した...

『問い続ける力』(著:石川善樹) 付箋部分を抜粋します ・では派 「○○では・・・・」と誇りたがる人たち  とは派 「○○とは何か?」と自問したがる人たち(p9) ・どれほど巧妙に「○○では・・・」と披瀝できたとしても、自分だけは知っている。単に右のものを  左に移しただけだと(p9) ・目先の正解に飛びつくことなく、正しく問うことの重要性(p22) ・イノベーションの種となる適切な問いは「大きな視点」と「小さなディティール」を高速で行ったり来たりすることでしか  うまれない(p33) ・広く思考する志と、細部を突き詰める狂気。この両立こそが、超一流と言える人の思考法なのだろう(p36) ・自分が試行錯誤してつかむのと、人からエッセンスだけ教わるのは、全然違うと思う(p49) ・携帯電話は家に置いて「プリミティブな問い」だけを胸にただ歩く。そんな余白の時間をもつことが、結果として自分の人生に  おけるグランド・チャレンジをみつける手掛かりになるのだと思う(p51) ・「一期一会を大事にする」ということ。言い換えれば、人と直接会うことの価値を強く意識する、ということでもある(p69) ・ダメだと思った瞬間に、アイデアって出なくなるんです(p88) ・10年後から見たら今日の自分はすごく若かったし、いろいろなことができる可能性があった(p128) ・あらかじめそうやって決めてしまうと、もっと新しく面白いことが出てきた時、チャンスの後ろ髪を掴めないですよね  「希望はするけど予定しない」というのが僕の人生訓です(p128) ・やりたいことは全部やりなさい。そんなのは当たり前だ。その上で、やりたくないことをどれだけできるか。  それがあなたの可能性を広げる(p136) ・失敗の事例をいっぱいつくることが次の成功につながると思うんです(p165) ・目の前を見ないで、一番遠くを見ろ。そうするとまっすぐな線を引ける(p168) ・この時代に日本に生まれたらみんなラッキーなんですよ。教育も受けることができ、仕事もあり、社会にはセーフティーネットも  ある。そういう環境に育った人は、その上のチャレンジができるはずなんですよね(p175) ・クリエイティビティは移動距離に比例する(p228) ・その土地で何かを感じようとする時は、何をしているんですか?  ジョギングと歩くこと、あと自分を空っぽにする努力をする(p234) ・自分なりのコンセプトを見つけるために、何をすればいいですか?  旅をしなきゃいけないし、それに加えて、自分の人生が毎日旅だと思えているかどうかが大事だと思います(p241) ・何の情報も持たずに、わざとノープランでぷらぷらしたり、クルマを走らせる。やっぱり自分を空っぽにして動かないと  未知のものには出会えないんです(p243) ・みんながなんとなく言っている常識を疑うことはできるかもしれませんが、ほかならぬ自分が常識的に思い込んでいる  ことに気づくのはすごく難しい(p272) ・凡人たる私にできることは、誰でもできることを、誰もできないくらい続けることだ(p274) ・小さな問いを立て、試行錯誤を続けることこそ、継続の意味であり、力となる(p286) 

Posted byブクログ

2019/07/22

何を考えてよいかわからない。問が進まない。そんな時は問の立て方が悪いか、そもそも知識が不足しているかである。だからこそ、日々知識を増やすと同時に、イシューを具体的に特定することを忘れないようにしていきたい。また、書中で登場する著名人に共通するのは、その分野の歴史に詳しいことであっ...

何を考えてよいかわからない。問が進まない。そんな時は問の立て方が悪いか、そもそも知識が不足しているかである。だからこそ、日々知識を増やすと同時に、イシューを具体的に特定することを忘れないようにしていきたい。また、書中で登場する著名人に共通するのは、その分野の歴史に詳しいことであった。時間軸×空間で思考することが重要と説かれているが正にその通りである。「本を二冊、三冊読んで、仕事に役立つとか、人生に役立つとか、そんな簡単なもんやったら人生楽ですよね」という出口さんの台詞はすごい刺さった。

Posted byブクログ

2021/05/02
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※このレビューにはネタバレを含みます

では派:〇〇では、と誇りたがる とは派:〇〇とは何か?と自問する イノベーションの種となる適切な問いとは「大きな視点」と「小さなディテール」を高速で行ったりきたりすることでしか生まれない。 基本原理に立ち返るという発想はもともと科学からヒントを得ている。科学は演繹か帰納のどちらかに従って問いを組み立てるのは演繹の発想。帰納発想は困難を乗り越える問いを生み出してくれる。 思考が止まってしまうのは、問いが抽象的で難しいから。思考力のせいではなく、問いの設定が間違っている。考えろ!という指示は試合に勝てというくらい抽象的なもの。 考えるとはなにか? 1)いかにして考え始めるか 2)いかにして考えを進めるか 3)いかにして考えをまとめるか 〇〇とはなにか?(WHAT?)→どうするか?(HOW) 考えろと命令する人は制約を与えるべき。こういう制約の下でこういう問題を考えるにはどうすればいいのか?そのためには自分が何を目的としてものを考えるべきかを顧みること。 <2021.4再読>? 継続力って、小さな問い→小さな挑戦→小さな報酬→小さな振り返り 間接的アプローチと直接的アプローチの戦略の違い 論文を読む前に考える、そして人と違う事は何かを考察する 問いが抽象的すぎると考えることができない ハウではなくてワットを考える ○○とは何か? 問いはどうやって、ということろから考えてしまいがち。 その理由はおそらく、「Why」という問いかけは宗教に特有な形式で、科学はそれに反 発することで生まれたという歴史的背景があるからだろう。たとえば、「なぜ宇宙が誕生 したのか?」という問いを突き詰めていくと「神様がつくった」というところにしかいき つかない。しかし「いかにして宇宙が誕生したのか?」と問うと、これは途端に科学的な問題になっていく。 さらに言うと、「How」を考え始める前に、「What(○○とは何か?)」がある。たとえ ば、「考えるとは何か?」という大きな問いがあるからこそ、そのあと 「How」 の形に落とし込むことができるのだ。 ここで一度整理をすると、「Why」という問いかけを突き詰めると「Who (神様)」に行きつきやすい。それゆえ科学は 「What」から問いはじめ、それを「How」という形式に変えて考えを進めまとめていく。どうもそのような構造があるらしいと最近思っている。 ここまで整理できた時に、「あーやっぱりすごい人はそういう型に従って研究しているな」 と再確認できた。

Posted byブクログ

2019/06/23

why(なぜ)ではなく、how(いかにして)。 リデル=ハートの間接的アプローチ。 視点と視野と視座の行き来。

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2019/06/11

「自分で考えなさい」―誰もが一度は言われたことがある言葉だろう。でも、何をどう考えたらいいのか?そこで、様々な分野で突出している達人、9人のもとをたずねて聞いてみた。「どんなことを考えてますか?」時代、社会、文化、アート、性、経済、人間とAI…、問い続け、考える達人たちとの縦横無...

「自分で考えなさい」―誰もが一度は言われたことがある言葉だろう。でも、何をどう考えたらいいのか?そこで、様々な分野で突出している達人、9人のもとをたずねて聞いてみた。「どんなことを考えてますか?」時代、社会、文化、アート、性、経済、人間とAI…、問い続け、考える達人たちとの縦横無尽の対話は深く、広く、「Think Different」のヒントにあふれている。(e-honより)

Posted byブクログ

2019/05/31

知り合いの人柄が魅力的な方が感銘を受けたとお勧めされたので手に取りました。 また、これからは個人の力が問われると考えているので、この本を読めば仕事でもプライベートでもより一歩踏み込んだ人生が送れるかと思って興味が湧きました。 物理経済数学、経済学、哲学、出版、料理などの分野で活...

知り合いの人柄が魅力的な方が感銘を受けたとお勧めされたので手に取りました。 また、これからは個人の力が問われると考えているので、この本を読めば仕事でもプライベートでもより一歩踏み込んだ人生が送れるかと思って興味が湧きました。 物理経済数学、経済学、哲学、出版、料理などの分野で活躍されている偉人たち9人へのインタビュー。ライフネット生命保険創業者出口治明さんも居ました。 結果スケールの大きい偉業を成し遂げられているので、そんな方々の思考法を読んでいると、「こんなことを自分で思いつくなんて天才だな、自分とは違うな、」と正直一歩引いてしまいます。 けれど偉人たちの思考が覗ける機会がある本なので有難かったです。 個人的は学びが多すぎてもう一回読んでも飽きないような本。というかもう一度読まないと落とし込みきれない。 ただ、いい言葉だなと思えたことを箇条書きにするとこの本にもあるように、他人の思考の真似事「〜では」派になりかねないので、敢えてそれはせず、暫くはこの本を読み終わった時に感じた自分で考える力や大切さを身に沁みさせておきます。 でも料理に関して、どう作ったではなく、どうしてこの料理を作ったかを聞いてみるような料理の本質の捉え方はダイレクトに思考に取り入れたい。 また、読んで感じたのは「おもしろいね」はもはや共感に類する言葉だと思ったので自分の好き嫌いを極端に発してみる。自分の価値観を伝えてコミュニケーションがもっと楽しくなりそう。 仕事では本の表紙にもあるとおり、小さな問い→行動をし続けて成長していきたい。

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2019/05/26

小さな問いが好奇心に結びつき、行動となり、想定していない結果が得られ、意外な報酬が手に入る。これをきっかけに次の問いが生まれる。予防医学者の石川氏によるもので、前半は「問い」とは何かを検証し、後半は各界の異端児との対談から、「考えること」「問い続けること」の本質を探る内容。「では...

小さな問いが好奇心に結びつき、行動となり、想定していない結果が得られ、意外な報酬が手に入る。これをきっかけに次の問いが生まれる。予防医学者の石川氏によるもので、前半は「問い」とは何かを検証し、後半は各界の異端児との対談から、「考えること」「問い続けること」の本質を探る内容。「では派ではなく、とは派を目指す」「月に到達した生物がなぜ人間だったのか」「試合に出続けられる程度に三振する」「人をまとめるビジョンには敵が必要」「今まであったものを古く見せるのがテクノロジー。古いものを古く見せないのがブランディング」

Posted byブクログ

2019/05/21
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

『問い続ける力』(石川善樹)読了。識者達との対談には「問う」ための思考法、アプローチ、モデルがふんだんに詰め込まれてる。同時に「そもそも考えるとは?」と深遠な問いへの眼差しも一気通貫されている。僕の連載『考えるを考える』にも大いにヒントになった。

Posted byブクログ