家族終了 の商品レビュー
ひさしぶりに酒井順子さんの本 『家族終了』という なかなかインパクトのあるタイトル 私自身既婚者ですが子供はいません 高齢の母と 既婚者で配偶者と子供がいる妹がいます のでまだ家族はいる状態です それでも 生活を共にしているわけではないですし 生活という状況の中では 近隣にい...
ひさしぶりに酒井順子さんの本 『家族終了』という なかなかインパクトのあるタイトル 私自身既婚者ですが子供はいません 高齢の母と 既婚者で配偶者と子供がいる妹がいます のでまだ家族はいる状態です それでも 生活を共にしているわけではないですし 生活という状況の中では 近隣にいる知人友人などの方が 自分の生活のペースを把握していたりもします 著者も書かれている(全てではないですが) これからの日本は家族という形態も変わっていくのだろう というのにはそうだろうなと思います 都会や人口がまだまだ保持されている地域と 私が暮らしている消滅するだろうとされる町では 暮らし方自体も違うとは思いますが 気持ちの中では 血縁者や戸籍上の関係で家族というのでは きっと暮らしにくくなっていくのだろうと 暮らしながら少しづつ そういう選択が来た時に 柔軟に選ぶことのできるように 自分の考え方も変化させていく そんな感じです きっとぐっと若い世代の方々は 私が見ている家族とは違う家族を 見ているのかもしれません
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自分が生まれ育った家族を生育家族、結婚して作った家族を創設家族といい、自分以外の生育家族が亡くなったことによって、あらためて家族について思うところが語られている。 火宅事情についても淡々と語っており、子供ながら、老成した見方をしているのは、当時、子供でいたくても、いられなかった...
自分が生まれ育った家族を生育家族、結婚して作った家族を創設家族といい、自分以外の生育家族が亡くなったことによって、あらためて家族について思うところが語られている。 火宅事情についても淡々と語っており、子供ながら、老成した見方をしているのは、当時、子供でいたくても、いられなかったからなのだろうと感じた。 なるほどなと感じたのは以下の部分。 おばあさんという役でしか、見ていない。 子供の手前か、夫婦がお互いをパパ、ママと呼び合う。 妹萌え、兄萌えは、理想からかけ離れているからこそ。 事実婚カップルは、相手に対して、夫だから、妻だから、これをしてくれて当然という期待が薄いので仲がいい。 筆者の本は、なんとなく感じていたことを言語化しているので、共感することが多いが故に、読後に心に深く残ることがないような気がした。
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こうあるべきだ、こうしなければならない、などみんながそうしてるから右へならえしないといけない時代は終わったのだなぁと感じる 妻はこうあるべきだ、なんて古い。 「関白宣言」なんて今の時代だとモラハラになりかねないよね…
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家族に纏わる18のエッセイ。 文章がその人の全てを表しているとは思わないが、本作も非常にクールに物事を捉えている印象を受けた。 自分が生まれ育った家族の事を「生育家族」結婚などで作られた家族の事を「創設家族」と呼ぶ事を初めて知る。 両親、お兄さんが他界され、結婚もされていな...
家族に纏わる18のエッセイ。 文章がその人の全てを表しているとは思わないが、本作も非常にクールに物事を捉えている印象を受けた。 自分が生まれ育った家族の事を「生育家族」結婚などで作られた家族の事を「創設家族」と呼ぶ事を初めて知る。 両親、お兄さんが他界され、結婚もされていない酒井順子さんの「家族終了」の言葉にドキリとする。 「生涯未婚率」の上昇は耳にしていたがその数値に驚き、事実婚、シングル親、同性婚、ステップファミリー、ルームシェアする疑似家族、毒親問題など、多様化する家族の形態に家族の在り方を考えさせられた1冊。
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著者、酒井順子さん、どのような方かというと、ウィキペディアには次のように書かれています。 酒井 順子(さかい じゅんこ、1966年9月15日 - )は、日本のエッセイストである。 2003年(平成15年)に発表したエッセイ、『負け犬の遠吠え』(講談社刊)で、講談社エッセイ賞と...
著者、酒井順子さん、どのような方かというと、ウィキペディアには次のように書かれています。 酒井 順子(さかい じゅんこ、1966年9月15日 - )は、日本のエッセイストである。 2003年(平成15年)に発表したエッセイ、『負け犬の遠吠え』(講談社刊)で、講談社エッセイ賞と婦人公論文芸賞を受賞。 自身が30代、未婚で子供もいない酒井は、「独身で子供がいない」自分を幸せだというと周囲から反感をかうことに配慮して、「30代以上、未婚、未出産」の女性を自虐的に「負け犬」と定義したが、その刺激的なタイトルと裏腹に独身女性にエールを送っている内容が評価された。 で、本作の内容は、次のとおり。(コピペです) 親が好きですか? 自分の子供をかわいいと思いますか? 夫婦で同じお墓に入りたいですか? 一緒に暮らしたいのは誰ですか――? 「日本の家族」の象徴である天皇家が抱える諸々、50歳時に未婚の割合を示す「生涯未婚率」(45〜49歳の未婚率と50〜54歳の未婚率の平均)の上昇、事実婚、シングル家庭、同性婚……近年の家族をめぐる状況は多様化した。 『負け犬の遠吠え』『子無しの人生』『おばさん未満』『男尊女子』『百年の女』など、話題作を発表し続ける酒井順子氏。未入籍のパートナーと暮らし、両親、実兄をすでに見送ったからこそ見えてくる家族の諸問題とは。日本の家族観の変遷を辿りながら、現在を考察、未来予測まで言及する。
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酒井さんの家族や結婚に関するエッセイ。 偏った意見もあるけど、 ちゃらんぽらんな私でも このままでいいんだ〜 と思える。 興味のある、同意できる章のみ 読みました。
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生育家族と創設家族。やっぱり歳を重ねて、人生のステージが変わるとそれなりに考えることも変わっていく。 まだまだ子どもが小さくて、振り返る余裕も周りを見る余裕もないから、あまり考えたことなかった。でも著者のいうように、それがいいとか悪いとかでなく、当たり前のことを当たり前にできなか...
生育家族と創設家族。やっぱり歳を重ねて、人生のステージが変わるとそれなりに考えることも変わっていく。 まだまだ子どもが小さくて、振り返る余裕も周りを見る余裕もないから、あまり考えたことなかった。でも著者のいうように、それがいいとか悪いとかでなく、当たり前のことを当たり前にできなかった人の視点なのかも。相変わらずの痛快な自虐ネタ満載の1冊。今回も楽しませてもらえました。
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自分が生まれた「生育家族」も自分がスタートとなる「創設家族」もまだ存在する私には、家族の終了という意識をしたことがなかったけれど、どの家族にもいつかやってくるもので、その時なにを思うのかな?と。 中年期の今、私にとっては家族が暖かいイメージよりも重いという感覚の方が強い。子供の...
自分が生まれた「生育家族」も自分がスタートとなる「創設家族」もまだ存在する私には、家族の終了という意識をしたことがなかったけれど、どの家族にもいつかやってくるもので、その時なにを思うのかな?と。 中年期の今、私にとっては家族が暖かいイメージよりも重いという感覚の方が強い。子供の頃から親戚や他人の家族を羨ましく思って生きてきて、自分の創設家族こそ理想のものに!と頑張ったけれど上手くいかず…という状態で。 この国の「家族」という枠組みを維持するために誰かが我慢を強いられる(もちろんそんな努力が少なくて済むケースも多いだろうけど)制度や雰囲気が、私にマッチしてないのか〜。というか私が適応出来なかったのか〜などと考えつつ。 将来的に多様な形の「家族」が歓迎される世の中になれば、少しは気楽に、思い詰めずに生きられる人が増えるのか?とも感じた。
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酒井順子さんのエッセイは割と読んでいる方だと思う。この本はいつも行かない図書館に行った時、たまたま目につき、タイトルが気になり借りた。結構いろいろ考えながら読んだ。縛られてきて、縛ってきて、なかなか縛りが取れない自分がいる。
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家族はいて当たり前ではない。というおわりの言葉が響いた。 生育家族と創設家族。 どんな家族とどんな風に生きていきたいのかは、個人がどう生きたいのかがまずあってのこと。 考えさせられた。 さまざまな家族があっていい。
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