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マルドゥック・アノニマス(4) の商品レビュー

4.3

16件のお客様レビュー

  1. 5つ

    4

  2. 4つ

    9

  3. 3つ

    0

  4. 2つ

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  5. 1つ

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2019/04/14

ウフコックなネズミちゃんとその仲間たちのハードボイルド活劇として楽しく読み始めたけれど、展開が遅くなってきたし、間もかなり空くようになっちゃったなぁ

Posted byブクログ

2019/04/03

レビューはこちらに書きました。 https://www.yoiyoru.org/entry/2019/04/03/001854

Posted byブクログ

2019/04/01

3巻終了時点から時系列の動きはあまり無く、3巻のラストに繋がる過去がメイン。 「ハンター」という無敵のような存在だった男の背景も段々と明かされ、少しずつクライマックスへ近づいていく。 途中に挟まれる会話による心理戦はやはり格別。 「マルドゥック・スクランブル」のカジノシーンのよ...

3巻終了時点から時系列の動きはあまり無く、3巻のラストに繋がる過去がメイン。 「ハンター」という無敵のような存在だった男の背景も段々と明かされ、少しずつクライマックスへ近づいていく。 途中に挟まれる会話による心理戦はやはり格別。 「マルドゥック・スクランブル」のカジノシーンのような熱さは無いが、静かながらヒリつくような空気感に酔いしれた。 早く先が読みたいのに、いつまでも読み終わりたくない。残るページが減るたびに悲しみすら感じる面白さである。

Posted byブクログ

2019/03/31
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

 「共感」の力を用い、裏社会で着々と勢力を拡げるハンター率いる「クインテット」。彼らに対抗するため、ウフコックは善の勢力を作り上げる。これら両勢力の全面衝突が描かれたのが前回の3巻。激闘の果てにウフコックはハンターに捕らえられ、ガス室に囚われる。そこに満を持して登場するバロットという大興奮の引きで終わった3巻だったが、4巻ではそのガス室のある敵施設での攻防と、バロットがそこに至るまでの経緯が交互に語られている。  敵施設「蜘蛛の巣」での状況が進行する度にバロットの成長ぶりに驚かされるが、過去パートにおいてバロットがどのような経験を経て力をつけていったのかが丁寧に描かれる。白眉はハンターと直接対話を行った情報戦だろう。武器の一切登場しない言葉による戦いはかなりの緊張感を持って描写され、今後待ち受けると予告されている法廷での対決への期待を存分に煽られた。  また、書籍化にあたって加筆されたラストのパートも素晴らしかった。加筆されたということは、初期のプロットにはない場面だったのだろうが、バロットが新たな人生を送るためになくてはならない場面だったと感じた。  イースターズオフィスが味方につけた新たな勢力にもまだまだ分からない部分が多く、また第3勢力も姿を見せ始めた。まだまだ終わりそうにないマルドゥックシリーズ、続刊を心待ちにしたい。

Posted byブクログ

2019/03/28

3巻までの抑圧から一気に解放された感が。 で、6巻完結だとするなら、5巻ではまた「落とされる」ことになるんだろうか? 読むのが辛くなるような展開にはして欲しくないところですが…

Posted byブクログ

2019/03/23

1年かけて書かれた話を1日で読み終える。 “これは正しいことなのだろうかどうか?" そんな疑問がふと浮かんできた。それは、この続きを読むことができるのが、おそらく1年後だからだろう。 ひとつの区切りを読み終えるたびに、全体の何パーセント読み終えたか確認する。 電子書籍...

1年かけて書かれた話を1日で読み終える。 “これは正しいことなのだろうかどうか?" そんな疑問がふと浮かんできた。それは、この続きを読むことができるのが、おそらく1年後だからだろう。 ひとつの区切りを読み終えるたびに、全体の何パーセント読み終えたか確認する。 電子書籍だと何分の何ページと味気なく表示されるのかもしれないが、物理的な本は開いたまま天を見れば感覚的にわかる。 “もう半分は読んだな”と何度も思った。 こんな読み方をするのは初めての経験。 前巻を読み終えたとき、もうすぐこの物語が終わるのではないかと感じていた。 それが間違いだったことに気付く。 予想外の展開。想定外の展開。もちろん、想定内の展開も。 とりあえずの☆4つ。 完結しないと評価は確定しない。もしかしたら、☆5つの展開なのかもしれないし、☆3つかもしれない。 『マルドゥック・アノニマス』でのバロットとウフコックは、まだはじまったばかりなのだ。 驚くべきは、最初の1行目に最後の1行がまだ追いついていないことだ。 この物語は、複数の時間軸が絡まり合い進んでいく。 まるで記憶を振り返るのかのように。

Posted byブクログ