神を統べる者 厩戸御子倭国追放篇 の商品レビュー
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厩戸の御子が国外に逃げるとは一体どんな展開になるのだろうと思いきや、蘇我氏と物部氏の対立は宗教をめぐっての争いではなかったとの説もでてきている中での両者の協力であったり、南北朝時代の大陸での道教とのからみがでてきたりと読めば読むほど面白くなっていく。歴史上の人物として見知った人たちの名前が出てくると「ああこれがあの!」と当人に出会ったような感覚になるのも面白い。今では日本で習合して共存している仏教と神道が初めて出会い、対立しあっていた頃の様子を妄想できるのも楽しい。
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『白村江』で昨年話題となった著者の最新書き下ろし歴史巨篇! 厩戸御子が命を狙われ、倭国を逃れ海外へ!? その先に待つものは?
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