ねらわれた学園 新装版 の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
『角川映画 学園SFに挑戦』 1981年に喜び勇んで買った文庫本の帯にはそう書かれている。 学校が、生徒会が、何者かに乗っ取られる。その時どうするか? もちろん、僕の身の回りの現実では超常現象などない普通の中学生活。 だから、フシギなことが起こったらどんなに楽しいだろう。 そんな想像で胸をワクワクさせて、眉村卓作品を貪るように読んだ。 今回40年ぶりに再読したが、読む前に唯一覚えていたのは「高見沢みちる」 という、薬師丸ひろ子が演じた役柄の、敵役となるキャラクターだった。 時代が進んでいる分、フォロワーさんたちが今、紹介してくれる本の方が練り上げられていて面白いが、愛読していた眉村卓作品は、懐かしさで胸が一杯になる。 ※『0からきた敵』同時収録。 ♫ 守ってあげたい/松任谷由実
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