茶の湯と仏教 の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
タイトルからすると気が進まなかったが読み始めるととてもわかり易くおもしろかった。室町以前の中国や日本の僧侶はなかなか覚えづらく、これまでいくつか本を読んだが文章が難しく内容もつまらなかったのだが、この本はエピソードなども交えているせいか、興味や関心を惹き理解が深まった。 筒井先生の引き出しの多さと文章力に感銘を受けた。 また禅僧が茶会を持つことについての先生の考察にもハッとさせられる。 図書館で借りた本だったが手元に一冊置いて辞典替わりにしようと思う。
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