あの子はもういない の商品レビュー
最高に良かった! ちょっと詰め込みす感はあったけど、謎が一つ解決すれば更に謎が増えていく面白さ、不気味さはたまらんものがある。 久しぶりにスッキリと短時間で読み終えられた
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読み応えがあり、面白かったが、主人公が暴力に慣れていなければできないようなことを唐突にやってのけるなど、リアリティが感じられない部分もあった。が、なんとなく迫力のある物語ではあり、エンタメとしては楽しめた。
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行方不明になったチャンイを軸に物語が動く韓国の長編ミステリ。様々な登場人物の視点が描かれるから事件を色んな方向から楽しめる。犯人も被害者もそれぞれの思惑で動いてそれが一つの事件になる。登場人物みんな、人生を上手く生きてない。
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個人的に今まで読んできた小説の中で1番胸糞悪いかもしれない。常識、理性が桁違いに外れていて、エゴや欲望が先行しているようだった。 原題がたぶん韓国語で「姉妹」だが、邦題の方が内容に適していると思う。
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暴力とむきだしのエゴに充ち満ちた韓国のスリラー小説。とにかく全登場人物が色々な意味で我が強い。 良きも悪しきも自分の信念、そして欲望のまま行動する事にためらいなく、抑制?周りの目?なにそれ私がやりたいようにする!意見も文句もどうでもいい!!という精神構造の持ち主しかいない世界とい...
暴力とむきだしのエゴに充ち満ちた韓国のスリラー小説。とにかく全登場人物が色々な意味で我が強い。 良きも悪しきも自分の信念、そして欲望のまま行動する事にためらいなく、抑制?周りの目?なにそれ私がやりたいようにする!意見も文句もどうでもいい!!という精神構造の持ち主しかいない世界というのが、なかなかに新鮮だった。 そしてどのあたりがスリラーなのか、最後まで読んでもよく分からない。ミステリーではあると思うが。
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ユ・ソンイは刑事から妹と連絡を連絡を取りたいと言われた。しかし、彼女はもう長い事妹と連絡を取っていなかった。というより、思い出しもしなかった。落ちぶれた俳優の両親は自分たちのことばかりで、彼女たちをかまってくれなかった。そしてある出来事でソンイは両親や妹からだめな姉とみられて、だんだんと居づらくなって、最後には家をでることになった。そしてそれから妹とは会っていない。妹は父親と暮らしているはずだった。しかし刑事は連絡が取れないという。それだけでなく、危険がせまっているとも…。妹を探すソンイ。そして少しずつ明らかになる出来事とは。韓国発のミステリー。なかなか面白かった。
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2月26日のアトロク韓国文学特集でダイジェストで紹介されていたもの。紹介する会話の中で「豚がすごい」というワードが気になって読み始めた。 「K(Korean)スリラー」という売り出し。原題は「시스터」(シスター=姉妹)。 ストーリーがまず面白かったし、テンポもよく続きが気になり...
2月26日のアトロク韓国文学特集でダイジェストで紹介されていたもの。紹介する会話の中で「豚がすごい」というワードが気になって読み始めた。 「K(Korean)スリラー」という売り出し。原題は「시스터」(シスター=姉妹)。 ストーリーがまず面白かったし、テンポもよく続きが気になり、普段は空いた時間に読み進めるところを読書の時間をちゃんと作って読んだ。 ただ、その割には登場人物の背景に感情移入するところはほとんどなく、純粋に1本のドラマを見ているような感覚だった。 映画化したらいいのにな。
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宮部みゆきのおすすめ韓国初のサスペンス・スリラー小説とのことであったが、国民性のちがいかどうも日常感及び異常感とも、私にはしっくりこなかった。 「種の起源」に挑戦してみたい。
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初めましてKスリラー。 韓流ドラマを見ているような感覚のスムーズさで最初は読みやすかったが、行方不明の妹を追う姉の視点の他に途中から別の視点が入ってきて混乱。複雑に入り組んだ人間関係ならではの驚きがもっと欲しかったかも。 音信不通だった間の妹の様子がわかってくるにつれて謎が謎を呼び、庇護者を求める子役スターに群がる魔の手のおぞましさに戦慄。どこまでも子の人生を蝕む毒親の強力な毒素にしばし打ちのめされた。 ただただ大人たちの歪んだ欲望のままにいいように扱われるだけだったチャンイの半生が悲しい。
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かなりのエグさ。でも、かなり軽く読めてしまうのでもったいないです。ストーリー性がもうちょっとあったらな、とは思いました。人名に慣れてないせいか、わからなくなって何度も見返しちゃいました。
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