宮廷神官物語(五) の商品レビュー
あ〜〜〜そんな感じあったな〜〜ちょっと性格悪そうだもんな〜なんて最初のほうから思ってたけど(笑) これがネタバレになるのかわからないけど、「羊の顔していても心の中じゃオオカミが牙をむく、そういうものよ」って感じ(違う) 全体的な感想としては、天青成長おめでとう!だな(軽い)
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4巻は、段々と渦巻いていく罠に嵌められていく1冊、しかし最後の最後には宮中から追い出されながらも希望を感じる終わり方でした。 その希望を引き続いてはじまり、追われる身という緊張感は何処へやら、ほのぼのとした雰囲気で読みはじめた5巻です。 この5巻で天青はまさしく修行をします。 慧眼児としてついに開眼した天青の成長、そして成長のための過程には心揺さぶられます。 ここからネタバレです。 3巻の最後に声だけで登場した『敵』がまた出てきますが、そこで「女官」と描かれた人物。 この「女官」もまた声だけでの登場で名前は分かりませんが、読者が知ってる情報を集めると、当てはまる人物は「苑遊」しかいない。 常に微笑みを讃えて、見守り、こちら側の人物である、 それでいて直接にはこちら側として表立つ人物ではないところ、 黒幕側としてそりゃあこれまでの出番を考えて、ほどよい怪しさを醸し出していたけれど、本当に苑遊であったらショックすぎるよ! これまでの藍昌王子が女装したり、鶏冠が女装したり、櫻嵐が男装したり、そういうのが、最後に「女官」として出てきた苑遊と通ずるところもあって、その推測が正しくあってほしくないと思う私です。 それにしても、天青も鶏冠にしても、得が高く心が美しいことに、読んでいるこちらが安心させられます。 p.219 最後の行から 『たとえば、夕暮れの茜空。 たとえば、喉を潤す澄んだ水。 子供の無垢な笑い声。 人が人を労わる心。 そんなすばらしいものたちは、ただそこにあるだけでいい。自分のものにする必要などない。いや、自分のものではないからこそ、大切なのだろう。』 綺麗な言葉たち。 そしてその真理を知っている天青に鶏冠。 まさに、そうありたいものだなあと、このような綺麗な心に触れるたびに、私も思わされます。
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天青 慧眼児悪しき心を見抜き国の指針となる(自然児) 瑛鶏冠 宮廷神官でも高位(天青の師、親目線)女装 景曹鉄 宮廷武官 鍛冶屋の息子・訳アリ(天青の友人) 藍晶皇子 王の第2皇子(第一皇子は?)女装 櫻嵐 王妃(男装) 追放された天青一行(櫻嵐)は皇子が陰謀で王の愛妾の 毒殺疑惑で窮地にあるのを助けるべく、親を人質にされ やむなく悪事に加担するニセ慧眼児を救い解決(´・ω・`)
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今までの表紙の人物はキャラクター紹介で絵入りになった。今回の表紙は櫻嵐だったのか。 天青、故郷に戻り慧眼児の力を鍛える。 しかし都では藍晶王子に側室毒殺疑惑がかけられ窮地に陥る。 藍晶王子の母は正妃なのに存在感が薄い。 側室を抑えられないようだし、後ろ盾を失ってしまったのか。 敵方に捕らわれている偽の慧眼児である羽汀の見聞に天青は間に合うのか。 それにしても天青本当にいい子だな。
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宮廷神官その5。 櫻嵐とともに、修行の旅兼里帰り?に出た慧眼。 といっても大した修行はしておらず、 青い石に心根がまっすぐなことを認められただけ。 それよりも、その青い石の力が 「富」とか「権力」とか「モテモテ」といった 形のない願望をかなえられるだけでなく、 物質である「干し芋」を出せるとは驚いた。 干し芋、おいしいけどね。 相変わらずサクサクと話は進み、 慧眼は無事宮廷に戻り、 にせ慧眼を解放し、王子の藍晶を救えて役目を果たす。 櫻嵐は長年山奥に隠れていた男装の姫だったので、 言葉が荒っぽく、盗みもしてというあたりは良いとして、 女心をとろかす術を見につけているというのは ちょっと盛りすぎなのでは? 冒頭のドタバタは面白かったので良いけど。 それと、仔虎のハクの活躍が無くて残念。
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ファンタジー色濃いめの巻。 物語も一気にすすんで、天青が大分大人になったし、鶏冠が良い意味でだんだん人間臭くなってきた。
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そっか。彼が裏切り者か、ふむふむ。 早く次も読みたいけど、追いついてしまうとそれはそれはで先がない苦しみを味わうからゆっくりしようかな… 今回も文句なしに面白かった。
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ビーンズで読んだ時も弱々しくなーんにもしない王様にイライラもんだったけど、加筆修正されてもあんま変わんないなあ。
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最後、賢母樣の登場で景羅大臣をピシャリと黙らせたのはスカッとした。そして意味深な終わり方…。承影剣は…。はやく6巻を読まねば。
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面白い!! 実際薄かったのだけど、面白くて一気に読んでしまった。 鶏冠と天青の互いを大事に思い信じてる様がもう泣きそうになる。 一難去ってまた一難という感じなのが、憎い。 裏切り者は誰なのか。早く続きが読みたい。
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