地図で見る インドハンドブック の商品レビュー
インドについて、コンパクトかつ客観的に現代史、社会、経済、政治がわかる本が少なかったので重宝される。 ネルーの時は宗教中立的だったのが、対パキスタン、広大な国をまとめるために、地方や宗教に頼らざるを得なくなってきた状況がわかる。
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パリ政治学院政治学博士、パリ第8大学フランス地政学研究所準教授、イザベル・サン=メザールの著。南アジアの地政学、とくにインドの戦略と安全保障の問題を研究。 歴史的事象からも解説。独立時の植民地直轄領と藩王国の地図があったのがよかった。 インドの都市:デリー、コルカタ(カルカッ...
パリ政治学院政治学博士、パリ第8大学フランス地政学研究所準教授、イザベル・サン=メザールの著。南アジアの地政学、とくにインドの戦略と安全保障の問題を研究。 歴史的事象からも解説。独立時の植民地直轄領と藩王国の地図があったのがよかった。 インドの都市:デリー、コルカタ(カルカッタ)、ムンバイ(ボンベイ)、ハイデラバード、チェンマイ(マドラス)、ベンガルール(バンガロール) 貿易相手国:東南アジア、GCG(湾岸協力会議)、欧州連合、アセアン、北アメリカの順に多い。 難民受け入れ:チベット人100000以上、アフガニスタン人10395人、ネパール人100-300万?、ビルマ族14301人、タミル人(スリランカ)80000人、バングラディシュ人1500万?(アソム州:隣接へ) 現在はアフリカへの開発援助(融資)もしている。(中央部アフリカへ) インド系ディアスポラ :アメリカ445万人、カナダ100万人、サウジアラビア280万人、アラブ首長国連邦224万人、ミャンマー200万人、スリランカ160万人、マレーシア215万人、モーリシャス89万人、南アフリカ200万人 インドへの投資国:モーリシャス88462百万ドル、シンガポール33325百万ドル、イギリス22245百万ドル、日本18467百万ドル、オランダ15045百万ドル、アメリカ14143百万ドル 裏表紙 ・インドの資本主義は19世紀末のアメリカに匹敵するほどの勝利をおさめたといわれる ・今日の世界でインドが占めている新たな地位を理解するための100以上の地図とグラフ ・3000年の映画を誇る文明 ・ヒンドゥー・ナショナリズムに対峙するインドの安定した民主主義 ・新興国の大きな経済的切り札 ・富裕層と貧困層とが緊張関係にある、きわめて不平等な社会。 ・隣国パキスタンや中国との地政学的対立、アメリカへの戦略的な接近 2018.12.25第1刷 図書館
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最新のデータに基づいて、広く浅くという二点において、ビジネスパーソン向けのインド入門として最適だと思います。
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