霧原骨董店 あやかし時計と名前の贈り物 の商品レビュー
あやかしが見えることを隠しながら暮らしてきた一樹。秘密を持っているからか、周りの人と壁があるのがもどかしい。本人が余り気にしていないように見えるのも、慣れてしまっているのかな。と思えて悲しくなるし。大学生になって引っ越してきた場所で、働くことになった不思議な店。不本意な始まり方だ...
あやかしが見えることを隠しながら暮らしてきた一樹。秘密を持っているからか、周りの人と壁があるのがもどかしい。本人が余り気にしていないように見えるのも、慣れてしまっているのかな。と思えて悲しくなるし。大学生になって引っ越してきた場所で、働くことになった不思議な店。不本意な始まり方だったと思うけれど、それでもあやかしのことを秘密にしなくていい相手がいるのは良かったのかな。と思えた。そのお店にいる付喪神たちと、お客さんたちの出会いをもっと見たくなった。悲しいこともあるけれど、それでも大切な相手との出会いは素敵なことだと思うから。
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