ちいさいおうち の商品レビュー
1942年出版、1969年改訂版のロングセラーの2018年新装版。英語で記載され、巻末に石井桃子さん翻訳がついている。ぽつんと一軒家の物語。季節や年ごとに街がが栄えてしまって、置いてけぼりになったような心境で不安になってしまう。ちいさいおうちはずっと真ん中でじっと耐えている。近代...
1942年出版、1969年改訂版のロングセラーの2018年新装版。英語で記載され、巻末に石井桃子さん翻訳がついている。ぽつんと一軒家の物語。季節や年ごとに街がが栄えてしまって、置いてけぼりになったような心境で不安になってしまう。ちいさいおうちはずっと真ん中でじっと耐えている。近代化への警笛のようなメッセージでしょうか。最後には解決したようでいてまた繰り返されるような余韻。ひなぎくを探しにいきたい。 こちら新装版にはCDがついていて、英語のナレーション、阿川佐和子さん吹込ありで二度楽しめる。 猫丸センパイがお気に入りというこの本、レビューのおかげで会うことができました。ありがとうございます。
Posted by
名作英語の絵本に、朗読CD(一文ずつの英語日本語と、英語だけと)付き 四季の、時代の移ろいが叙情的なドラマになっている
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
ご先祖様が建てた立派なお家の周りに開発の波が押し寄せ、やがてその家は昼も夜も、春も夏も秋も冬も感じなくなってしまう。 ある日、高い建物の間にひっそりと建っているその家の前を、その家を建てた人の孫の孫にあたる人が通りかかって、この家はご先祖様が建てた家だということに気がついて、可哀そうなその家の移築を始める…。
Posted by
- 1