1,800円以上の注文で送料無料

バチカン奇跡調査官 天使と堕天使の交差点 の商品レビュー

3.5

22件のお客様レビュー

  1. 5つ

    3

  2. 4つ

    3

  3. 3つ

    11

  4. 2つ

    0

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2023/04/23

最初のストーリーはサクッと読めるけど系統としてはいつもの二人を堪能できる。 最後のストーリーはこの作品の愛らしいキャラ、シン博士のお話。平賀とはまた違ったピュアすぎてとても良き。シン博士と平賀が揃うとロベルトがめちゃくちゃ常識人に見える笑 2023.4.23 67

Posted byブクログ

2023/01/24

大好きなバチ官シリーズだけれども、読むのは久しぶりになってしまった。 どの短編も読み応えがあるけれど、やっぱり私はロベ平が登場する『ベアトリーチェの踊り場』と『シン博士とカルマの物語』がお気に入り。 ロベルトは自分のことを善人とは思っていないようだけれど、シン博士のために奔走...

大好きなバチ官シリーズだけれども、読むのは久しぶりになってしまった。 どの短編も読み応えがあるけれど、やっぱり私はロベ平が登場する『ベアトリーチェの踊り場』と『シン博士とカルマの物語』がお気に入り。 ロベルトは自分のことを善人とは思っていないようだけれど、シン博士のために奔走する姿に、誠実や真摯という言葉が重なる。 積読していた既刊5冊も続けて読もう!

Posted byブクログ

2022/07/29
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

 このシリーズの短編集は、普段スポットが当たらないキャラクターの色んな面が見られて楽しいですね。以下、一作ずつ一言感想です。 <ベアトリーチェの踊り場>  平賀&ロベルトの得意分野を生かして解決に持っていく構成といい、普段よりは短めの蘊蓄語りといい、一連の現象を全て紫外線のせいにするのはかなり苦しいだろうと思いつつのプチとんでもトリックといい、いつもの長編のぎゅっと凝縮版という印象。色の知覚は奥深くて面白いですね。 <素敵な上司のお祝いに>  金融と情報技術とグルメ蘊蓄のちゃんぽん……。「これは悪趣味ですね」のやりとりがお気に入り(笑) <マスカレード>  以前のウォーカー博士の話もそうですが、このシリーズの女性キャラの短編、アグレッシブで格好良くて、すごく好きです(笑)堅物のビルとのコンビがいい味出してます。 <シン博士とカルマの物語>  このシリーズ最強の癒し枠(笑) 今回はいつにも増して可愛かった……博士のロベルトに対する印象がここまで良かったのには驚きました。そして平賀は、嫌がられているのではなく怖がられていたのか……(笑)

Posted byブクログ

2022/03/13

『ベアトリーチェの踊り場』『素敵な上司のお祝いに』『マスカレード』『シン博士とカルマの物語』 4編の短編集 ビル・サスキンス刑事の婚約者も両親のコトもすっかり忘れてたし、ルッジェリのコトもあまりよく覚えていませんが、楽しく読めました

Posted byブクログ

2020/10/25

短編集。 特に面白かったのは「ベアトリーチェの踊り場」。漠然と男性と女性で色の見え方が異なるのは知っていたけれどあんなにも個大差があるのには驚き。自分の見えている世界がどんなものなのか、改めて客観的に見てみたい。 そして、ちょっと意外だったのは「シン博士とカルマの物語」。 信...

短編集。 特に面白かったのは「ベアトリーチェの踊り場」。漠然と男性と女性で色の見え方が異なるのは知っていたけれどあんなにも個大差があるのには驚き。自分の見えている世界がどんなものなのか、改めて客観的に見てみたい。 そして、ちょっと意外だったのは「シン博士とカルマの物語」。 信仰によるものだけでは語れない純粋さと優しさが垣間見えるちょっとほっこりのお話だった。

Posted byブクログ

2020/09/26
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

短編集のほうがとにかく話が進んで、読みやすい。 ベアトリーチェの踊り場 呪いの宝石の調査に乗り出すロベルトと平賀。やっぱりこういう、すっきり解決するのが読んでて楽しい! 素敵な上司のお祝いに ジュリアさえ影が薄いのに、ルッジェリなんて忘れてた。変な一族~。 マスカレード ビル捜査官がこんなことになってたとは!両親といい婚約者といい、たいへんだなあ。めっちゃ腹芸とかできなさそうなタイプなのに(笑) シン博士とカルマの物語 シン博士、かわいい!しかし、ジャイナ教の人って生きていきにくそうだな……いや、信仰心は大事だし、本人は全然そうは思ってないだろうけど。ロベルトは、人嫌いとか自分では言ってるけど、よく頼られるよね。面倒見もいいし。そして、ロベルト目線の平賀は、救いの神で純真無垢のステキな友達だろうけど、シン博士のように平賀を苦手に感じる人もいるはずだよね~と、すごく納得した。

Posted byブクログ

2020/02/23

202002 短編集第4弾。宝石の呪いに立ち向かう平賀&ロベルト、女装ジュリア様のジュリア´sキッチン、ビルの偽装恋人エリザベートの華麗なる活躍、ロベルト相談室の4本。 冒頭1本はいつものバチカンシリーズ風の話だが、ジュリア(考案の)料理にはかなり引いた。エリザベートとい...

202002 短編集第4弾。宝石の呪いに立ち向かう平賀&ロベルト、女装ジュリア様のジュリア´sキッチン、ビルの偽装恋人エリザベートの華麗なる活躍、ロベルト相談室の4本。 冒頭1本はいつものバチカンシリーズ風の話だが、ジュリア(考案の)料理にはかなり引いた。エリザベートといわず、バチカン~に出てくる女性は皆格好いい。シン博士のロベルト相談室は笑えた。

Posted byブクログ

2020/02/10

読書録「バチカン奇跡調査官天使と堕天使の 交差点」3 著者 藤木稟 出版 角川ホラー文庫 p129より引用 “「それはね、自分と違う異質なものを分か ろうとすること。分かろうとし続けること。 それこそが大切だと思うからさ。” 目次より抜粋引用 “ベアトリーチェの踊り場  素...

読書録「バチカン奇跡調査官天使と堕天使の 交差点」3 著者 藤木稟 出版 角川ホラー文庫 p129より引用 “「それはね、自分と違う異質なものを分か ろうとすること。分かろうとし続けること。 それこそが大切だと思うからさ。” 目次より抜粋引用 “ベアトリーチェの踊り場  素敵な上司のお祝いに  マスカレード  シン博士とカルマの物語”  天才神父二人組みを主人公とした、連作ミ ステリ小説短編集。人気シリーズ第15弾。  仕事場にて、いつものように古文書とにら めっこをしていた主人公・ロベルト。急な上 司からの呼び出しに会議室へ向かうと、上司 だけでなく警察官も待っており…。(ベアト リーチェの踊り場)  上記の引用は、人間同士が分かりあうとい うことに関する、主人公の一人・ロベルトの 考え。分かり合うことは無理で、そのこと自 体は大切ではない、と言った後の台詞。お互 いにそう思っている相手とならば、こういう 考えで接していてもいいのでしょうが…。分 かろうとする人の気持ちに付け込もうとする ような人もいるでしょうから、気を付けたい ものです。  シリーズを通して出てくる主人公たちの敵 役や、脇を固めるサポート役たちの人物像が より深く見られる短編。特にシン博士につい ては、初登場時と比べると随分印象が変化し ているように思います。 シリーズでも重要であろう人物の、ローレン についてのエピソードは今巻には無し。独房 の探偵だけで、スピンオフしてもおかしくな いと思っているのですが…。 ーーーーー

Posted byブクログ

2020/01/27

久々の短編集、それぞれ味があっていい感じです。 ジュリアはちょっとゾッとしましたけど・・・クリーンな方で良かったです。 シンさんは・・・いい人でした

Posted byブクログ

2021/06/24

バチカン奇跡調査官、短編集第4弾。 最近めっきり影が薄くなっていたジュリアや「楽園の十字架」の巻に出て来たルッジェリ(この人ジュリアの上司なんでしたっけ…?)とか、いつ出て来たかもあんまり覚えてないビルの婚約者のエリザベート等々、あーこんな人いたな(いたっけ?)とおさらいできる短...

バチカン奇跡調査官、短編集第4弾。 最近めっきり影が薄くなっていたジュリアや「楽園の十字架」の巻に出て来たルッジェリ(この人ジュリアの上司なんでしたっけ…?)とか、いつ出て来たかもあんまり覚えてないビルの婚約者のエリザベート等々、あーこんな人いたな(いたっけ?)とおさらいできる短編集でした。 ジュリアは色々暗躍してる割に一体何がしたいのかさっぱりわからなかったけど「素敵な上司のお祝いに」を読んで、なんとなく理解できた、ような気がする。ジュリアがルッジェリに饗した特別料理の正体は…まさに身を削ってのご奉仕、ジュリアお疲れさん…。 「シン博士とカルマの物語」も面白かった。いつもツンツンなシン博士がデレるのが可愛い。ロベルトも難儀な人に慕われたものだ(笑) このシリーズはキャラクターが魅力的なので、サイドストーリーも面白いんだけど、そろそろ本編のストーリーも進展してほしいなぁ。期待してます。

Posted byブクログ