息の限りに遠吠えを の商品レビュー
主人公たる犬の一人称で全編が進む。 珍種のジャパニーズスパニエル?としてアメリカに渡った主人公は、狼やバイソン、馬、ピューマなど様々な「種族」との出会いを経験しながら、白人との戦いに突き進む。 アメリカ開拓時代の(あえてそう書かれているのだが)インディアンと白人の対立と、生麦...
主人公たる犬の一人称で全編が進む。 珍種のジャパニーズスパニエル?としてアメリカに渡った主人公は、狼やバイソン、馬、ピューマなど様々な「種族」との出会いを経験しながら、白人との戦いに突き進む。 アメリカ開拓時代の(あえてそう書かれているのだが)インディアンと白人の対立と、生麦事件の日本とが重ね合わされている。
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時は一九世紀。一匹の犬が目にしたのは、同じ種族同士で争い、他の種族をも滅ぼそうとする動物――人間。歴史の奔流の中で、彼が見つけた小さな希望とは。
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